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2010年6月30日水曜日

レガシィ BD5

今日は暑い…。
28℃とのことだが、湿度が高いのか体感温度はそれ以上…。

車は今まで3台乗り継いできた。
大抵のメンテは自分でやっている。
割に合わない仕事(主にオイル交換)は某カー用品店でやってもらう。
現在乗っているのはスバル・H10年式レガシィセダンBD5型。
B4になる前のレガシィのセダン。
ちなみにノンターボのTS-R。レアらしい。


この型のセダンはあまり売れなかったらしい。
なぜなら、ワゴンが死ぬほど売れたから。
ヤフオクでも「レガシィ」の出品欄にワゴンを出品する不届きモノがいるが、本来「レガシィ」はセダンであり、ワゴンの場合は「レガシィ・ツーリングワゴン」であろう。そのために「レガシィツーリングワゴン」の出品欄もあるのだから。

ここまで文句を垂れなくてもよいものであろうが…実は自分、以前もこの型の車に乗っていたのである。H6年式BD5のTX。初めて持った車がコレであった。


ラリーをやろうと思っていろいろ手を入れたが…モータースポーツはお金がかかるため挫折。何よりレガシィは重い。雰囲気だけラリー車風味にしてある。この趣味性は受け継がれ、今の車もちょこちょこ手を入れていきたいなぁなんて考えている。

2台目は思いっきり趣旨を変えてRX-7。H3年式のFC3S・GT-Xであった。
210psのターボ。駆動方式はFR。レガシィとは正反対の性格を持っていた。

もらい物だったのだが、初期状態ではライトは割れ(前オーナーの趣味で固定ライトにしてあったが、それをリトラクタブルに戻した)、マフラーはほぼ直管、かろうじて触媒が残っていた程度で、車検なんてまるで通る状態ではなく、半年ほど修理をして車検を通した。改造、メンテ箇所は多岐にわたるが、かかったお金は2〜3万円程度であった。マフラーはもらい物、ライトはヤフオク、ステアリングは前車の流用であったから。


この車はターボの効きはじめが唐突で、街乗りでは非常に扱いづらかった。
燃費も街乗りでは最悪で、リッター5kmがせいぜい。
多分自分が下手だったせいだろう。

しかし、長距離を走るときはなかなか楽しめる車でもあった。
長距離では燃費はリッター9kmは走ったし。

後ろの席は狭すぎて酷かった。しかし、4人乗せていろんなところへ行ったなぁ。

この車の最後は唐突にやってきて、苫小牧の国道36号線を走っていると、突如としてエンジンから「ゴロゴロゴロゴロ…」と異音が…。ああ、ローター(というかアペックス)片っぽ死んだな、と思いながらマツダで圧縮を計測すると片方の圧縮がスカスカ。予想通りアペックスシールが吹っ飛んで暴れてました。まあ、ロータリーの宿命ですな。



FCには、またいつか乗りたいな。
お金はかかるが、楽しい車だった。
FRは雪道では危険…といわれているが、4WDが万能なワケではないし、むしろ4WDの方が滑ったときのコントロールがしづらい。FRは滑るまでの限界は低いが、滑ってからのコントロールは楽だったと思う。アクセルを踏んで後輪でねじ曲げる感じ。4WDは滑るまでの限界は高いかも知れないが…。

FCに今のRX-8のエンジンを移植してNAロータリー…なんて邪道だろうか?
耐久性を考えると、もはやFDのエンジンも年式的に怪しいんだよなぁ。

そんなことを考えつつ、暑さと闘いながら仕事までのあと3時間を耐える。
北海道に戻りたい。

以上。

ニッポン負けちゃった。

まあ、仕方ない。

試合をやれば、どちらかが勝ち、
どちらかが負けるのだから。

選手の動きも悪くなかった。
120分全力で動き続けるなんて、我々素人には到底無理だろう。

きっと、両チームとも実力が拮抗していたんだろう。
紙一重の敗戦だったはず。

PKは運だと言うけれど、
運も実力のうち。
その運をたぐり寄せるのも実力のうち。

パラグアイがその紙一重の実力を持っていたのだろう。

今回は負けてしまったけれども、
開催国シードではない、
実力でつかみ取った決勝リーグへの切符。

これからの日本サッカーにとって、
大きな第1歩となるだろう。

日本代表の皆さん、
おつかれさま。
日本中が、
あなたたちから
勇気をもらいました。
本当に感謝してます。
ありがとう。


堂々と日本へ帰ってきて下さい。

以上。

2010年6月28日月曜日

きょうは

今日は書くことがないなぁ。
借りてきたDVDのレビューでも書くか。

私は何より007シリーズのファンである。
といっても、最近のアメリカ産007には全く興味がない。
過去に公開された、純イギリス産007(ショーン・コネリーロジャー・ムーア主演作品)が好きなのである。
「0作目」である「Casino Royale(厳密には007シリーズではない)」から、ロジャー・ムーア出演最後の作品「A View to a Kill」まで全部見た。

最近「Casino Royale」がリメイクされたらしい。しかし、世間の評判では荒唐無稽と言いつつも、第0作目である初代カジノ・ロワイヤルが最高と思う。登場するジェームス・ボンドは100人!監督は公表されているだけでも5人、ストーリーは破綻し、最終的にはワケの分からないドタバタ劇で幕を閉じる。でも、これぞ60's!という登場人物、衣装、セット。めちゃくちゃカッコイイじゃあないですか。BGMも「Raindrops keep fallin' on my head」のバート・バカラック作曲という超一流ぶり。


邦題「雨に濡れても」
明日に向かって撃て!」の主題歌。
作曲はバート・バカラック。

この時代の007作品は、ヴィジュアル的にも音楽的にも秀逸な作品が多い。先ほど挙げた「Casino Royale」と「Live and Let Die(死ぬのは奴らだ)」、そして日本で撮影された「You Only Live Twice(007は2度死ぬ)」のオープニング映像はお気に入り。


「Casino Royale」オープニング。
作曲はバート・バカラック。
このクラシックテイスト溢れるアニメーションがたまらない。

演奏しているのは「Harb Alpert and Tijuana Brass」というグループ。日本人には「オールナイト・ニッポン」でおなじみ「Bitter Sweet Samba」を演奏したグループとしてなじみ深い。軽妙なフリューゲルホルンの掛け合いが素晴らしい!

お次は、ロジャー・ムーア初出演作品「Live and Let Die(死ぬのは奴らだ)」
死者が蘇るというブードゥー教の伝説を悪用した、とある麻薬組織を捜査する007。


ロジャー・ムーア初出演作品「Live and Let Die(死ぬのは奴らだ)」オープニング。
作曲と演奏はポール・マッカートニー and Wings

オープニングの他にも劇中でニューオリンズの黒人ソウル歌手が歌ってるシーンがあるのだが、それもカッコイイ。

Live and Let Dieはガンズ・アンド・ローゼスもカヴァーしていて、そちらの方が原曲より半音低い。どちらもカッコイイので、お気に入りである。



最後は「You Only Live Twice(007は2度死ぬ)」。前述の通り、撮影はほぼ日本で行われ、出演したボンドガール3人のうち2人は日本人である(若林映子浜美枝)。若き日のお2人は本当にお美しい!この他にも、重要な役どころとして丹波哲郎が日本公安のトップエージェントとして出演。姫路城が日本公安部隊(何故か忍者)の訓練場となっていたり、日本の製薬会社がとある闇組織と組んで米ソの宇宙飛行士を拉致ったり…と、絵に描いたような、海外から見たかつての日本像のステレオタイプであったり、そもそも荒唐無稽てあったり…あんまり真面目に見てはいけない…しかし、改めて見るとやっぱりいろいろと面白いので、お時間のある方は是非ご覧いただきたい。


「You Only Live Twice(007は2度死ぬ)」オープニング。
歌っているのはフランク・シナトラの娘であるナンシー・シナトラ
唐傘の骨を巧みに取り入れた、日本テイスト溢れる作風が素敵。

最近の映画やアニメ作品の音楽はタイアップばっかでツマラナイ
ホントにツマラナイ。

この時代(60's〜70's)の音楽は映画・テレビともに素晴らしいモノが多い。
そして、80'sの音楽の商業化、産業化(MTVが原因とも)を経て、音楽は衰退していくのであった。

以上。

2010年6月27日日曜日

NHK「小さな旅」って

最近、頭からどーも離れない曲がある。
NHK「小さな旅」のテーマである。



この番組は、特定の地域に住む人々の暮らしや、その暮らしを取り巻く環境にスポットを当てて紹介する紀行番組であるが、このテーマ音楽が素晴らしく、それこそ自分が小さい頃から頭の中に蒸着して離れないものであった。

最近ふと思い出すことがあって、いろいろと調べているうちに、このテーマの作曲者が「大野雄二」氏であることが分かった。

大野雄二氏と言えば、今や「ルパン三世」の音楽を一手に引き受ける作曲家…というイメージが強いが、もともと本業はジャズピアニストである。その大野氏が、より広い活動の場を求め、ジャズのみならずCMや番組テーマ、そしてルパン三世などのサントラを手がけてきた。「小さな旅」は、その様な活動の中で生み出された一曲。

雰囲気的にはルパン三世の「愛のテーマ」に近いと言われている。類似点を挙げると、

・両者ともにキー(敢えて”調”とは呼ばない)がGm(敢えて”g-moll”とは呼ばない)
・旋律がアコーディオンとコールアングレという違いこそあれ、オケの編成はほぼ同じ

キーがGmというのはジャズ出身の大野氏らしい。なぜなら、ジャズ系の管楽器(サックス、クラリネット、トランペット、トロンボーン…)は、みな移調楽器と呼ばれる「in B♭」であるからだ。

サックスはソプラノとテナーがB♭、アルトとバリトンがE♭、クラリネットはB♭とAがあるが、ジャズではB♭、オケでは両方よく使われる。トランペットはB♭、A、C、D、Eなど各種あるが、廉価のモノは大抵B♭である。トロンボーンは記譜こそ実音であるが、楽器としての調性はB♭である。以上のように、ジャズではフラット系のキーが多用される。ちなみにコールアングレはFである。

とにかくいい曲なので、一度は生オケを使って演奏してみたい野望をかねてから持っていた。コード進行が非常に秀逸で、曲としての進行が全く嫌みでない。コード自体もそれほど難しい組み合わせを使っているわけではないので、心に残りやすいコード進行である。

曲を語る上で、自分が最も重視しているのが「コード進行」である。最近の音楽は全くもってコード進行が面白くない。だって単純なんだもん。ワンパターン。旋律もワンパターン、オケもワンパターン。どれも同じ曲に聞こえる。

うん、分かる。「厳密に言えば違うじゃないか」ってことはよく分かる。ただね、いろんなジャンル(ジャンルって言葉も好きではないが)の音楽をまんべんなく聴いていると…何となく読めちゃうんだよね。先の展開が。クラシック的、それもバロック〜古典なコード進行って、個人的には嫌みが無く、だからといって単純すぎるわけでもない、一つの完成系だと思う。今から200年以上前の話。そこから無調性やら何やら難しい話が出てきて…結局今巷に溢れているのはバッハとかベートーヴェンとかの足元にも及ばないような、何の教養もない下らない音楽。作曲やってる人がクラシックを聴かないのは…ホントに怠惰以外の何者でもないと思う。楽器の使い方、和音の鳴らし方、音符の置き方など…得るモノは多すぎて余りあるくらいだと思うのに。

コード進行ばっかりは聴いてきた音楽がモロに出るから誤魔化しがきかない。作曲における教養って、実はコード進行のことじゃないかしら。

本質的にはジャンルなんて関係ないと思うんですよ。ただ、語る「言葉」が違うから通じ合えないの。ジャズ・ポップス・ロックは基本的に英語。「和音」じゃなく「コード」。「属七和音」じゃなく「セブンス」、「減5の和音」じゃなく「ディミニッシュ」。クラシックは基本的に日本語(楽典用語)とドイツ語(歌詞、楽典用語)、イタリア語(歌詞、指定記号・用語)。英語は「ad lib(厳密にはラテン語)」「シャープ」「フラット」くらいか。

お互い歩み寄ったら?とはいつも思う。幸いなことにジャズやってる方々は勉強熱心な人が多くて、クラシックにも抵抗がない…というか多大な興味を持っている人が多い印象。困ったのは肝心のクラシックの人と「自称」ロックの人。お互い見下すんだよねぇ。何故なんだか。

分からんでも無いけど、しっかりとクラシックやってる人には、自称ロッカーはまず太刀打ち出来まい。理詰めで反論に窮して、ハイおしまい。若しくは話が通じなくておしまい。その逆は決して成り立たない。何故なら、ロックをしっかりやってる人って、クラシックを必ず通ってる人なんですよ。で、上手く消化してるの。ヴァイ然り、パット・メセニー然り(この人はロックを飛び越えてしまってるが)、ディープ・パープルの面々然り、ジミー・ペイジ然り…。

クラシックの人がロッカーを見下すのは、単なる思い込みと勘違いだと思う。だって、クラシックの歴史こそロックの歴史じゃないか。クラシックが400年かかって進化してきたこと、楽器こそ違えどジャズは100年、ロックは60年。肯定と否定、進化の繰り返し。ベートーヴェンなんてどう考えたって希代のロッカーですよ。クラシックは400年という歴史こそあれ、それが唯一無二なんて考えるな。クラシックだって聖と俗、表裏一体で「ケシカラン」って言われてた時代だってあったじゃないか。ヴァイオリンなんて「悪魔の楽器」って言われてた時代だってあったんだし。

まあ、この辺りはいずれ詳しく考えてみようと思う。

そう思い続けて10年、大学の後輩から借りた「シンバルズ」に衝撃を受けた。コード進行が素晴らしすぎる。残念ながらずいぶん前に解散してしまったが、主要メンバーの一人、作曲を一手に引き受けていた沖井礼二氏は「Frog」名義でCDも出してる。それもまたいいんだよねぇ…。日本にもまだまだ素晴らしい作曲家がいるじゃないか。

何か「小さな旅」関係なくなっちゃったけど。

以上。

2010年6月26日土曜日

[演奏記録]Diamond Head

いやあ、静岡は暑いね。
夏だね。ベンチャーズだね。
というわけで、今日一日ベンチャーズの「ダイアモンド・ヘッド」を録っておりました。
今日はオルガンも弾いてみた。難しいね。レジストの選び方が。

"Diamond Head" by The Ventures
(Lead.Gt)プラズマさん (Rhythm.Gt)プラズマさん
(B)プラズマさん (Org)プラズマさん (Dr)マックさん



いやあ、ギター下手だねぇ。
悔しいから、音だけでもがんばって真似してみました。
なかなかいい線行ってると思うんだけど。

ちなみに、ベンチャーズは1959年に結成されまして、去年で結成50周年!
世界で一番有名なギターインストグループなんじゃないでしょうか?
初来日は1962年。以降、毎年のように日本ツアーを行い、全国各地のお父さんたちを熱狂させております。



テクニックがどうとか、そういう次元ではない「生ける伝説」なのです。
存在が神様なのです。

以上。

2010年6月25日金曜日

iPodにOS10.5を入れてみた

2年ほど前、今使っているMacBookを買いました。
その時に付いてきたOSが10.5こと「Leopard」。
このMacでは10.5以降じゃないと動きません。

で、今は昨年発売された10.6こと「Snow Leopard」を使っています。
だけど…動かないソフトとか結構あるのよね。
なので、余っている10.5を、30GのiPod(第3世代の4つボタン)に入れたらどうなるか…を試してみました。

結果的には「可」でした。
しかしながら、外部接続で転送速度も遅いとなると…実用的ではないかな。
でも、自分の環境が持ち歩けるってのは大きなメリットだと思う。
あと、iPod本体が熱を持ってしまうので、冷却のことを考えないと。

以下、手順。

1:iTunesの設定
現在のOSでiTunesの設定を変更します。iTunesは、iPodの接続を認識して、自動で起動・更新を行う機能が付いていますが、それらをOFFにします。チェックマークの「このiPodを接続したときにiTunesを起動する」と「ディスクとして使用」をOFFにしましょう。

2:iPodをフォーマットする
「ディスクユーティリティ」で消去をします。できれば「ゼロ消去」がいいでしょう。
起動ディスクとして使うので、当然「GUID」で。ボリューム名は適当に。私は「iPod Leopard」にしました。ひねりがないね。

3:OSのインストール
インストールディスクを入れてリセット。option起動(またはC起動)でインストールDVD(CD)から起動します。インストール先として「iPod」を指定しましょう。

4:起動
OSのインストールが終わったら、iPodから起動します。各種設定を行い、Finderが表示されたら、真っ先にiTunesが起動するはずです。自分自身をiPodとして認識しているので当然と言えば当然の挙動。「手順1」で紹介したチェックと同じことを設定します。

5:アップデート
次にすべきことは「ディスクユーティリティ」を起動し「アクセス権の修復」を行います。ここがくせ者で、この作業はOSのアップデートの度に行う必要があります。実際は数ヶ月のスパンを経てリリースされるアップデートをいっぺんにやってしまうのだから、当然と言えば当然のメンテナンス。このアップデートが無くなるまで「ダウンロード」「アクセス権の修復」の繰り返し。これを怠ると起動しなくなります。

6:各種ソフトのインストール
まずはウィルス対策を。その後に必要なソフトだけをインストールしましょう。30Gって、以外と少ない。

手順以上。

試してないけど、BootCampを使えばWindowsも入れられるんじゃないか?と考えたけど、肝心のインストールディスクが無い。そのうち試してみよう。

MacOSXもだんだんと複雑化し、初期(10.3、10.4ごろ)のような安定性が失われてきたような気がするのは私だけでしょうか?挙動が怪しい事例が最近多発しているのですが…。無理して64bitへ移行しなくても良かったかな?そろそろRosettaも不要な気がするし。でもないと困る人、多いんだろうな。

まあ、生暖かく見守るしかないね。

以上。

[外食記録]そば食事処金時

2010/06/04
店名:そば食事処金時(そばしょくじどころ きんとき)
場所:富士市本町7-18
注文:かつ皿定食(1050円)

友人Sの出産祝いに友人Nと友人S宅を訪ねた後、友人Sと友人Nの3人で出かけて入ったソバ屋さん。HPによると創業は昭和2年だとか…。友人SとNはもともとこの近くに住んでいて、ここに出前を頼んだことがあるとか。私は全然違うところに住んでいるので、初めて入るお店でした。

壁にはメニューがびっちり。
どれにしようか迷ってしまう…。

中はいわゆる「ソバ屋」さんで、ウッディーな造り。もちろんメインの商品はお蕎麦なんでしょうが、もう一つのおすすめが「かつ皿」であるとのこと。じゃ、ってことで、友人Sと私はかつ皿を注文しました。

出てきた「かつ皿定食」。
自慢のお蕎麦もセットになっていて、
一粒で2度美味しい。

想像していたモノとはずいぶん違うモノが出てきてびっくり。これが創業時から変わらぬ味わい…なのかは残念ながら分からないが、たまごを贅沢に使った、非常にクリーミーなタレ?が特徴。創業当時はずいぶんとハイカラな洋食だったのでは?と思ってしまうほど、いわゆる「おソバ屋さんのカツ丼」とは異なる味。親子丼とカツ丼の中間くらい…といえばいいのだろうか?

お蕎麦も美味しかった!ほかにも温かいお蕎麦が選べました。この日はちょっと暑かったので、冷たいお蕎麦を選びました。普通のお蕎麦も食べてみたいなぁ。

おつまみメニュー。
お酒も出しているみたい。

ボケボケのメニュー。
ああ、写真上手くなりたい。

ただねぇ…。1050円にしては量が少ないかな?我々のような育ち盛りの若者(y軸方向ではなくx・z軸に拡張)には物足りないかな。これで1000円を切っていれば…。

という食事会でした。
ちなみに、入店時には先客はいませんでしたが、あとから続々とお客さんが入店してきました。やはり地元の有名店は違うね。

以上。

2010年6月22日火曜日

どらむすこ

私はドラム叩きなんですが、今手元にセットはございません。
遠く離れたところに置き去りにしてあります。

中学のころからコツコツと集めた打楽器たち。


いつもは上のようなセッティング。
タムのうち1つをフロアっぽく使うのがプチ個性。
ていうか…こうしないとライドシンバルの位置がイマイチ決まらないのよね。

Pearlの古いセット。シングルヘッドというのがレア。
バスドラは20インチ。
タムは13、14、16。
スネアはSONORのForceシリーズというヤツ。14x4半インチ。
他にもPearlのスチール14x5 1/2、Mapexのメイプル14x3 1/2のピッコロがあります。
SONORは張らないと鳴らないし、近くで聞く音と遠くで鳴ってる音が全然違うから扱いが難しい。

シンバルは、ほとんど中古で買ったシロモノ。
順にご紹介しよう。

K Zildjian Heavy Ride 20"(中央右)
このライドは、いろんなジャンルで使える逸品だと思う。
今まで10年間、これ以外のライドを使おうと思ったことがない。
叩く位置、強さ、モノ(スティック、マレット)でキャラクター分けが簡単にできるし、使っていて全然飽きない。ノージャンル。ドラムンベースだろうが、ジャズだろうが、ロックだろうが、何でもこいの万能選手。
これも、近くで聞く音と遠くで鳴ってる音が全然違う。
そーいう意味では、なかなか難しいシンバルだけど、一生モノです。
16000円だった(定価4万ン千円)けど、いい買い物でした。

A Zildjian Rock Crash 16"(右向こう側)
これはねぇ…。正直なところ失敗だったかなぁ。
とにかくピッチが高くてうるさいのよね。ジャンルを選んでしまう。
すごく明るい音で、まさにロッククラッシュ。「シュピーン!!」って。
ライドのKには合わないかなぁ。でも安かったから…ま、いっか。

Pearl Wild Crash 18"(左向こう側)
これもねぇ、失敗だったなぁ。
演奏会直前にシンバルが割れちゃって、急遽新しいのを探していたところ、リサイクルショップで3000円だったから…。
音に深みは一切ございません。「チャキーン!」って。
近くで聞いても遠くで聞いても同じ音。

A Zildjian China Boy Low 20"(一番右)
いわゆる「チャイナサウンド」。
とりあえずコレさえあれば、と思って買ったはいいが、20インチはデカすぎた。
音は「ジャーン」と「シャーン」の中間くらいに低音が「ブーン」と鳴る感じ。
扱いは難しい。大きすぎて。でも、ハマれば大戦力になりそう…。
スタンドにヒモで吊してプチ銅鑼!みたいな使い方の方が多かったなぁ。

Pearl HH 14"(一番左)
ええ、何も言うことはございません。
安物のハイハット。
人を食ったような、非常に軽率な音がします。
歪んでるので、新しいHHを買ったらソッコー、クラッシュ行き間違いなし。
新しいの欲しいなぁ。

PAiSTE Alpha Splash 8"(中央左の小さいヤツ)
10年前、お茶の水の下倉で7000円で買ったんだっけかな。
パイステらしい、はじけるようなよく通る音色ですね。
数年前演奏したオペラ「夕鶴」では、つうが小判を袋からこぼしてしまうシーンで使用しましたが…大当たり!いい評判を得ることができました。

半分がジルジャンではありますが…ホントは何でもいいんだよね。メーカなんて。
要は気に入るか気に入らないか、合うか合わないか、だから。
今興味あるメーカーは「小出シンバル」「Ufip」「Intanbul」あたりか。
特にイスタンブールは、高校の時に聞いた20インチのクラッシュのサウンドが印象的で、お金があったら欲しいブランド。でも高い!

たまに2タム1フロアにしてみたりして。

数年前、こんなセットを組んだこともあったっけ…。
ボンゾみたいだねぇ。

ドラムは楽しい!叩きたい!
でも基礎練習の方が大事なんだよな。
がんばろう。

以上。

2010年6月21日月曜日

ペヤングを食う

静岡には「ペヤングソース焼きそば(製造:まるか食品)」がある。
しかし、北海道にはペヤングは存在しない
その代わり「やきそば弁当(通称”やき弁”)」なるものが存在する。
製造元はマルちゃん。もちろん、本州では売っていない。
本州では「昔ながらのソース焼きそば」がマルちゃんから発売されている。
両者とも、CMはタカアンドトシが出演している。

焼き弁最大の特徴は、めんの戻し汁でスープを作ってしまおうという発想。
弁当という名前の由来がコレである。

マルちゃん「昔ながらのソース焼きそば」のCM。


そしてマルちゃん「やきそば弁当」のCM。
当然、本州ではOAされてない。


両者を深く食べ比べた私なりの違いを考察すると、ペヤングと焼き弁は「ソース」が決定的に違う。焼き弁がウスターソースのストレート的な「真面目さ」があるのに対し、ペヤングはスパイシーな「ワルさ」が特徴である。恐らく、付属している「スパイス」がペヤングの味の秘密であると睨んでいる。その他、麺も焼き弁が平型なのに対し、ペヤングは丸型であるという違いがある。

ペヤング「ソース焼きそば」のCM。
だいぶ懐かしいCMだが、これしか無かった。


ソース焼きそばのCMもどうかと思うが、まあ正統派よりと言えるだろう。
特筆すべきは、同時収録の「ペヤング・中華めん」のCM。

♪ラーメン好きーのおじさんはー
醤油味しか食べませんー
”おじさんは、ドラゴンだったのです”

果たしてどこから諭していけばいいのやら…。

立川志の輔師匠は、ペヤングのCMでは定番です。
伝説のCM「ペヤング・ワンタン麺」では、その見事なアテレコぶりでお茶の間の失笑を誘いました。動画が無かったので、記憶を頼りにその雰囲気だけでも。


とあるオフィスのお昼休みでしょうか。立川志の輔師匠と女性が「ペヤング・ワンタン」を食べています。バリトン歌手数名が発する「♪ワンタンワンタンワンターン」という、耳を直撃する強烈なCMソングに乗せてCMは唐突にスタートします。

ふと女性が師匠に向かって、

”あんたん、ワンタン好きねぇ”

と、意味不明な先制攻撃。そういうあんたんだってワンタン食ってるじゃないか。
負けじと、

”ワンタンも好きだけど、あんたんも好きよ”

などと意味不明のことを口走る師匠。どさくさに紛れて何を言っているんだ。
…しかし女性からの返答は、

”ワンタン好きだけど、あんたんは考えとくわ”

このセリフで師匠がワンタンを吐き出すというリアクションをするのだけれど、女性がセリフを言い終わる前にリアクションしてしまうといういい加減さ。「あんたんは…」あたりで既に返答の全貌を察知しリアクションを始めてしまうあたり、立川志の輔師匠、頭の回転は速いけれど、コントとしては空気読めてないねぇ。まあ、劇中のセリフはどう聞いてもアテレコなんですが、当てるべきセリフの尺を明らかに無視したこのテイクにOKを出してしまうというディレクションのおおらかさもローカルCMならではの醍醐味と言えば醍醐味なのか。

蕩々と語りましたが、本州で生まれ育った私としては…北海道の皆さんには悪いが、ペヤングに軍配が上がるわけです。

しかしながら、北海道に長年住んでいたもう一人の私が、焼きそば弁当も捨てがたいと主張してくる。何しろバリエーション豊富で、基本はソース味。その他「醤油味」「塩味」「スパイシーソース味」「あんかけ風」などなど…。

改めて、北海道は第2の故郷だなぁと強く感じる。

今回は、本州に戻ってきて食べたペヤングのレポートを記載する。
他愛のない内容で申し訳ない。

ペヤング「超大盛」。ノーマルの2倍の大きさ。

中身は「ソース」「かやく」そして重要な「ふりかけとスパイス」

ノーマルの2倍の麺が中に入っている。
ご覧の通り、麺の形は「丸型」である。


かやくの中身はキャベツと肉。
ソースはややスパイシー風味。
そしてスパイスとふりかけが味を大きく左右する。

お湯を入れて3分待つ。
そのあいだ、ソースを上に載せておくのが定石。

お湯を捨てて、ソースとふりかけ、スパイスをかけてできあがり。

本州では焼きそば弁当は手に入らない。
その逆、ペヤングも北海道では手に入らない。

しかし、最近はネットで注文すれば、全国どこでも手に入るようになった。

…でもね、本州で焼きそば弁当を食べようって気にはならないのよね。
その逆も然り。

いや、嘘。
ペヤングは北海道でも食べたいと思うことはあった。

慣れって恐ろしいね。

以上。

2010年6月20日日曜日

ビーバス・アンド・バッドヘッド

Beavis and Butt-Head」というアニメをご存じか?

アメリカはMTV発、下品という形容詞がぴったりなアニメ。
昔はMTV Japanが入っていたので字幕付きでよく見たが、最近は見ないなぁ。
ふと思って、原典版で字幕無しで見たら…理解できるのは半分くらいかな。
だいぶスラングが入ってると思うので、英語リスニングの難易度的にはかなり上級クラス。

全国PTA非推薦、世界で最もクレイジーな2人組のバカ騒ぎをご覧あれ。



全く以て下らない。
サイテーなストーリー。
今のご時世、もはや再放送は不可能であろう。

こんなのを中学校の時に見て育ちました。

ちなみに、日本では(知る限り)一度だけCMになってます。
ミンティアの「Wild and Cool」篇。



当時、CM見て興味持った人が元ネタを見たら…とてもじゃないが食べ物のCMをやるようなキャラじゃないことを思い知っただろうね。

でも、こういう下らない下品でサイテーなアニメが消えゆくのも、また残念でもあります。複雑ではありますが。

いくらご時世だからと全てを否定してしまっていいんでしょうか?
却ってフィクションだと割り切れない人間を増産させるだけのような気がしますが…。

以上。

2010年6月19日土曜日

WC・日本代表0-1で負けちゃった。

負けちゃったね。
まあ、仕方ないか。
次に向けてがんばって欲しいな。

日本代表の動きを見て…ひとこと。

守備はみんなで守って、なかなか良かったように思う。
ただ、日本って、やっぱり決定的に攻めの動きが悪い。
足が遅いとか速いとか、そういうフィジカルな面ではなくて、各選手が他の選手の能力をしっかりと把握してないんじゃないかって、ふと思った。

例えば、ある選手がドリブルしていたとする。
そこに、相手(対戦相手)の選手が2人ほどディフェンスに向かっていったとする。
当然、自分のチームの他の選手がパスできる範囲内にフォローに行くと思う。

日本の場合、そこでいちいち動きを止めちゃうのね。

トラップするとかしないとか、そういった次元で時間を使ってしまう前に、パスを出すボールの速度、所要時間を正しく考えた上で、その時間後にフォローしに来た選手のいる位置に出せるようなパスワークができていない気がした。そのせいで攻めの流れが止まってしまい、相手に考える猶予を与えてしまう。残念なことである。

サッカーはあんまり見ないが、日本代表戦を見るたびに気になっていたので、やっぱり日本の欠点だと思う。

まあ、見る人が見たら欠点ではないのかも知れないが、日本の攻めの「非スムースさ」に違和感を覚える人はそれなりにいるのではないだろうか?

デンマーク戦は是非がんばって欲しい。

以上。

明日がまた来る

雨。
梅雨ですからね。


殴り付けるような雨。


そんな中、眠れない私は「どうでしょう」。
以上。

勉強って何だ?

仕事で英語を教えていると、時々「勉強って何だ?」と思うことがある。
今日も中学3年生に英語を教えていて、ふと思った。

詰まるところ、勉強をするというのは「興味を持つこと」に他ならないと思う。
嫌々勉強していて、物事がきっちり身につくはずがない。

語学、科学、数学…何に対しても同様である。

結局は興味のないことなんて、やったって時間の無駄である。
教育って何だろう?
…とふと考えた。

自分も未熟ではあるが、死ぬまで常に考え続けていかなければならないことなのだろう。

以上。

2010年6月16日水曜日

[鑑賞記録]Back in Black(AC/DC)

Back in Black(Amazon)
演奏:AC/DC

「Back in Black」、世界で2番目に売れたアルバム。その割には日本での知名度、人気はイマイチという印象。世界一売れたアルバムはもちろん、Michael Jacksonの「Thriller」である。

この「AC/DC」というバンド、自分自身もよく聴く所謂「クラシック」と呼ばれるジャンルとはほぼ正反対に位置する音楽なのではないか、と思う。曲調は極めてワンパターン、コード進行もワンパターン(実際にギターで弾いてみるとよく理解できる)、テクニック的にもスンゲー速弾きがあるわけでなく、ドラムも一聴すると「初心者でもできるかも…」と思わせるほど単純なパターン。男臭い歌詞は卑猥で、アルコールと女、ロックのことばっかり。

しかし…違うのですよ。全てが。よく「単純なことほど難しい」って言うけれど、もはやそんな次元じゃなくて、いや、そんなことはどうでも良くて、とにかくカッコイイ。この人たちの音楽をカッコワルイと考える自称ロックファン(生理的に受け付けないって一般人はたくさんいるかも知れないが)は今すぐ裸足で逃げ出した方がいいと思う。恥ずかしすぎるから。

私が初めてAC/DCを目にしたのは1995年、当時発売されたばかりのアルバム「Ballbreaker」の中の一曲「Cover You in Oil」のPVをMTVで見たのが最初でした。全てが偶然でした。なけなしのおこずかいを放り出してアルバムを買いました。でも、当時はV系バンド全盛期。Luna Sea、X Japan、GLAY、ラルク(後者2バンドは「V系」って言うとファンに怒られるが)など…。私も聴いてはいて、バンドでコピーもしたが…誰もAC/DCなど見向きもしなかった。

衝撃を受けた「Cover You in Oil」のPV。今見るとエロいPVですなぁ。


ロック界の同業者にもファンが多く、ローリングストーンズのキース・リチャーズ、エアロスミスのスティーブン・タイラー、元ガンズのスラッシュ、日本では山下達郎、奥田民生などなど。

音楽的な解釈。
まずアンサンブル力が鉄壁。特にリズム隊。フィル・ラッドのドラムはとにかく重い。しかしドラム・シンバル自体のチューニングが高め(セットはSonor、シンバルはPaiste2002)であるからか、決して沈み込むような重さではなく、心地よい「後ノリ気味」と言ったところ。クリフ・ウィリアムズのベースは主張しすぎず、しかしながら時にはルートを外れてオンコードになってみたり、何より経過音の選び方、タイミングが素晴らしい!そして極めつけは「ミスター・リズムギター」ことマルコム・ヤング。リードのアンガス曰く「俺よりずっとギターが上手い」そうだ。この3人の鉄壁のアンサンブルの上にブライアン・ジョンソンの金切りヴォーカル、一見自由奔放とも思えるアンガスの引き裂くようなマーシャル直サウンドが絡むわけだ。

このバンドはとにかく出音がいい。アンガスのSG + マーシャルのそれは、まさに正統派ロックサウンドそのものと言える。それも30余年ものキャリアが成せる技であろう。使用しているギターも遍歴こそあれ、基本はアンガス→ギブソンSG、マルコム→グレッチである。

どこまで行っても金太郎飴。ワンパターンに思えるサウンドは「カッコイイことしかやっていない故の必然」と誰かが言っていたが、本当にその通りだと思う。2010年3月に来日したらしいが…行きたかった。あと10年待つか。その時にはツマラナイ音楽が駆逐され、本物だけが生き残っている、あるべき姿へと回帰していることを願う。

そうそう、AC/DCはライヴバンドで、その本領はライヴにて遺憾なく発揮される。
イギリス・ドニントンパークでのライヴの模様。こんなだだっ広い会場を満員にできるバンドは、世界広しと言えどもそうそういないであろう。ドラムは一時期加入していたクリス・スレイド。フィルより若干前のめり→ほぼジャストかな?さすがベテランスタジオドラマー。AC/DCの面々が信頼を置いていたのもうなずける。


Back in BlackのレビューというよりはAC/DCのレビューであるが…。このアルバム、夏のあっつーい日に爆音でドライブするのに最適である。他にも90年代初頭のライヴを集めた2枚組その名も「Live(AC/DCはショウバンドです)」、初代ヴォーカルであるボン・スコットの遺作となった「Highway to Hell」、最新アルバムの「Black Ice」も素敵。一家に一枚、いや何枚でも、AC/DCです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

以上。

2010年6月15日火曜日

ニュース「奇跡の帰還で仕分け見直しへ 「はやぶさ」後継機に追い風」

こういう…何にも分かってないんだな、って人たちを見るとヒジョーに頭にくるので、というか、世の中の工学者はみんな同じような考えだと思うので、私も工学者の端くれとして抗議の意を示すために、ここに一言を添えさせていただきたいと思います。

このブログを見ている人がどれだけいるのかは定かではありませんが、できるだけ最後まで読んでいただきたいと思います。

-----------------以下引用-----------------

「奇跡の帰還」を果たした小惑星探査機「はやぶさ」をめぐり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に追い風が吹いている。JAXAでは「はやぶさ」とは別の小惑星から砂を持ち帰る後継機「はやぶさ2」の計画を進めているのだが、「事業仕分け」を初めとする政権交代による予算の縮小で、実現が危ぶまれていた。ところが今回の帰還で、手のひらを返したように「仕分け」結果を見直そうという声が続出している。

■17億円を3000万円に削減

2014年の打ち上げを目指す「はやぶさ2」も、「はやぶさ」と同様にイオンエンジンを使って、小惑星からサンプルを採取することが目的だ。ただ、「はやぶさ」が着陸した小惑星「イトカワ」は「S型」なのに対して、「はやぶさ2」が目指す小惑星「1999 JU3」は、「C型」に分類される。C型はS型に比べて、より多くの有機物を含むと考えられており、小惑星の有機物と地球生命の原材料との間にどのような関係があるのか、注目されている。

文部科学省は麻生政権時の09年夏、10年度予算の概算要求に「はやぶさ2」の開発費用約17億円を盛り込んだが、政権交代を受けた概算要求のやり直しで、5000万円に激減。さらに09秋の「事業仕分け」で3000万円にまで削られ、開発に着手できずにいた。

ところが、6月13日夜の「奇跡の帰還」を受け、「仕分け」関係者からは、手のひらを返したかのような釈明の声が相次いでいる。

例えば「仕分け人」の統括役を務めていた民主党の枝野幸男幹事長は、6月14日の記者会見で、

「(縮減は)『もう少し工夫すれば、少ないお金で同じだけの効果をあげられるのではないか』という議論だった」

と、開発の必要性自体は否定していないなどと釈明。蓮舫行政刷新相も、6月15日の会見で、

「仕分け結果を何が何でも守るべきだ、ということではない。国民の様々な声は、次期予算編成に当然反映されるべき」

と述べた。

■ギネスブックへ申請も

さらに追い風になりそうな要素もある。JAXAは5月14日付けで、「はやぶさ」の(1)月以外の天体に着陸し史上初めて地球に戻った(2)世界で最も長い期間にあたる2592日宇宙を飛行して帰還した、という2点について、ギネスブックの記載対象になるかどうかの審査を求めている。ギネス社からは4~6週間後に本審査を行うかどうかの返答がある予定で、その本審査を合格すれば、めでたく「新ギネス記録」が樹立されることになる。

このギネス申請は、川端達夫文科相が6月15日の会見で明らかにしたもので、川端氏は、この席で、開発予算の増額について

「それ(はやぶさ)の成果を踏まえ、しっかり考えたい」

と、含みを持たせた発言をしている。

「はやぶさ2」は、小惑星や地球の軌道の関係から、2014年~15年には打ち上げが必要だと考えられている。それに間に合うかどうかが焦点になりそうだ。

出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000003-jct-soci

-----------------引用以上-----------------

なんだそれ。ふざけんな。
宇宙開発が日本の工学発展のためにどれだけ重要な一端を担っているのかこれっぽっちも理解していないくせに、結果だけ見て正に手のひらを返したような二枚舌。全く以て怒りを通り越しあきれるしかない。

お前らが「無駄」って言ったんだろ。自分の発言に責任持てよ。少なくとも前内閣(麻生さん)は必要と判断したからこそ予算をおろした。それに引き替えこやつらと来たら…選挙対策か?こういうのがむかつくんだよ。日本には資源がない。資源がないのだったら、使えるのは人の頭しかないんだよ。でも、いくら優秀な人材が居ようとも、開発に一番お金がかかるんだよ。お金がなきゃあ優秀な頭を使いようもない。基礎研究の重要さを分かりもしないで、選挙目当ての偉そうなパフォーマンスを繰り広げられちゃあ堪ったモンじゃない。現場の人たちがつくづく気の毒でならない。

日本宇宙工学の偉人たち。野口さん、山崎さん、向井さん、若田さん、秋山さん、毛利さんなどなど…同じ工学者として尊敬の念に堪えない。Yahooのコメント欄を見ていると、

「税金で宇宙旅行、いい気なものですね」とか「宇宙で無重力パフォーマンスをしに行っただけかよ」とか、まるで意味不明、的外れのコメントをしている連中がいる。

そういう連中は、宇宙飛行士の方々が超一流の物理学者であるということ、また、宇宙のもたらす「超高真空」「無重力」といった、地球上では到底実現できない極限の物理学特性の恩恵などこれっぽっちも理解せず、そういう極限状態における材料開発が、日本の屋台骨である「材料工学」を大きく支えている(一番言いたいところですよ)ことなど、説明しても理解できない単純な連中なのだろう。

今回の一件で、今の政府が如何に無能、嘘つき、無勉強、二枚舌、選挙しか興味ない連中かがよく理解できた。日本の産業を大事にしない連中は日本に要らない。

言いたいことは山ほどあるが、キリがないのでこのへんで。
あー、すっきりした。

以上。

理系人間のための英語勉強の基礎 第5回

今回は疑問文について。

教育の現場、また英語が苦手という人たちと話をしていくと「疑問文が苦手」という人が少なくない。聞けば「パターンが多すぎて覚えきれない」とのこと。まさに、英語を暗記教科と勘違いしている人の典型である。

しかしながら、英語の疑問文は極めて単純である。大きく分けて、

・Yes/No疑問文
・6W1H疑問文

の2つである。日本語でも同様であるが。

2010年6月14日月曜日

浜松「楽器博物館」訪問

2010年6月12日(日)
浜松の楽器博物館へと行ってまいりました。

浜松というのは所謂「楽器の街」でありまして、日本のピアノの100%(個人工房などはのぞく)は浜松産なのであります。そんな浜松に「日本初の公立楽器博物館」として1995年にオープンしたのが「浜松市楽器博物館」です。いままで話に聞くだけで行ったことがなかったのですが、ふとしたきっかけで行ってみることにしました。

入り口にある、どう見ても大砲にしか見えない打楽器。
「クローン・エー」

入り口を入ると、まずはアジアの楽器がお出迎え。きらびやかな東南アジア(インドネシア)のガムラン楽器たち。

楽器に見えませんが、儀式用の打楽器セットらしいです。

ガムラン音楽は「5音音階」という、西洋音楽とは異なる調律を持っているのが特徴。

いわゆる「銅鑼」であるが、西洋音楽で使われるものとは異なり、
真ん中に出っ張りがある。楽譜で指定される英語での名称は「Gong」。
西洋音楽で使われる銅鑼は「Tam-tam」と呼ばれ、区別される。

その他、チベットや中東、シンバル発祥の地であるトルコの楽器などが陳列されていました。

階段を下って地階へ。そこにはヨーロッパ、アフリカ、アメリカの楽器が展示してあります。今日のオーケストラでも使われている楽器たちがメインのようですが…下の画像、一体なんでしょう?

これは「テナートロンボーン」と書いてありました…が、
バルブが6つもついており、ベルは7つ。とっても変な形。
恐らく、管長に応じた倍音列を発音するベルが分離しているのだと思います。

管楽器コーナーには、変わり種楽器の定番であるアイーダトランペットや、もう既に廃れてしまった楽器などが展示してありました。アイーダ、昔オケでやったなぁ…。

「アイーダトランペット」。3,4メートルはあろうかという、その長さに驚愕。
こんだけ管が長かったら…音程合いづらいだろうなぁ。
でも、こんなのがオペラのステージに6本もあったら、とっても迫力がありそう。

オフィクレイド。かつては金管の最低音楽器としての役割を担っていましたが、
現在はご存じの通り、チューバにその座を譲っています。
ベルリオーズの「幻想交響曲」で使用されているのが有名な例。

変わり種ヴァイオリン「ストローヴァイオリン」。
藁がどうしたって?と思ったら、ストローさんが作ったから「Stroh Violin」。
レゾネータが付いてて共鳴させる、ドブロギターと同じ原理。
指板見えるのか?弾きづらそうだなあ…。
解説映像で見る限り、ドラム缶の中で弾いたヴァイオリンぽい音でした(?)。

これも「タムタム」という楽器。
右の写真、男衆の背後に見えるトーテムポールのようなもの。コレが楽器。
解説映像では、長老みたいな人が木片でしきりに叩いてました。どうやって作るんだろ…。

お次は同フロアのお隣にある「鍵盤楽器」のコーナー。いきなり現れる「連弾用のダブルピアノ」にびっくり。

昔キーボードマガジンで見たなぁ。連弾用の「ダブルピアノ」。
同じフレームに2台分のアクション、弦が共有されてあって、
反対側にもう一人のぶんの鍵盤がくっついている。
共鳴板を共有するから、ものすごい音がするらしい。

ピアノコーナーでは、解説のオネーサン方が実際にピアノを弾いたり、自動演奏ピアノを動かして解説をしていました。ショパンやリストが活動していた時代のピアノとか、アメリカで開発された自動演奏ピアノとか、見ていて聴いていて飽きることがありませんでした。

ボケボケの情けない写真ですが…。
このピアノでショパンのエチュードを演奏されていました。

ショパンの時代のピアノは、現代のピアノとはいろいろな部分で違っていて、当然音も全然違いました。今回耳にした楽器は、フランスで200年くらい前に作られたもので、今の楽器と比べると、高音域が若干抑えられ、代わりに「木の鳴る音(ミドルレンジ)」が含まれているような気がしました。言葉で説明するのは難しいな…。

「体験コーナー」にはチェンバロが置いてあり、自由に弾くことが出来ます。私は…バッハの「Air」を弾いてきました。本物を弾いたのは初めてですが、やっぱりタッチがピアノと全然違うのね。引っかかる感じ。爪で弦をはじいているから、そのときの引っかかり。音量のコントロールは、聞いていた通り難しいねえ。

チェンバロ。KAWAIから発売されていた最近のモデル。
これでバッハの管弦楽組曲とか演奏してみたいなぁ。

ピアノコーナーを過ぎると電気楽器・シンセサイザーコーナー。貴重なヴィンテージシンセがズラリ!Arpの2600、Korgのデカオルガン、ローランドのJupiter-6、System700、ギターシンセGR-500、極めつけはMoogのIIIc!本物は初めて見た。ああ、松武さんやキース・エマーソン、富田勲さんも愛用したモジュラーなのね。他にもHammond B-3やレズリーも置いてありました。この辺り、語り始めると止まらない…。シンセの背後には、シンセサイザー黎明期の代表的なアルバム(LP)が展示されていました。
ウェンディ・カルロススウィッチト・オン・バッハ
富田勲月の光
・同じく富田勲「惑星
※月の光は絶版になってるみたい。残念。

Moog IIIc。知る人ぞ知る「ムーグ・モジュラー」。
上に見えてるのは一部分で、主にオシレータ・フィルタ・アンプ・シーケンサ・コントローラで構成され、
それぞれの機能をコードでつなぎ合わせて音を作り出す。

Arp 2600。ムーグ社と双璧を成した会社で、Moogと比較してエグみのある
倍音が特徴と言われている。使用例は「ルパン三世'79」のメロディーや、
ハービー・ハンコックの「カメレオン」だろうか?
背後に見えるのが富田勲の「惑星(左)」「月の光(右)」
アープの隣にちらりと見えるはローランドのモジュラーシンセ「System700」

Hammond B-3。電気オルガンの代名詞とも言えるモデルで、
鍵盤上部に付いている「ドローバー」を出したり引っ込めたりして
音作りを行う。ドローバーはパイプオルガンのストップに相当し、
倍音を表す数字が表示されている。

以上、駆け足で紹介してきましたが、こんなのまだまだ一部分もいいところ。音楽好きなら一生に一度は必ず行っていただきたい。

浜松市楽器博物館
〒430-7790
静岡県浜松市中区中央3-9-1
浜松駅のすぐそば、アクトシティ浜松のすぐとなり。

大きな地図で見る

そういえば、何故か「YAMAHA」の楽器を一つも見なかったなぁ…。
何故だろう?

以上。

2010年6月13日日曜日

楽器博物館

浜松の「楽器博物館」に行ってきた。

詳細は明日。
疲れた。

画像はローランド伝説のギターシンセ「GR-500」。ホンモノは初めて見た。

2010年6月11日金曜日

理系人間のための英語勉強の基礎 第4回

今日はbe動詞、一般動詞の肯定文、否定文について。

持論なのだが、

世の中に存在する文章の99%がbe動詞と一般動詞、助動詞の決まりで構成されている。
そして、それぞれの「肯定文」「否定文」「疑問文」の決まりを完全に理解すれば、どんな文章にも対応できる。

英文法上の単元は様々存在するのだが、それらは所詮be動詞や一般動詞、助動詞の決まりの上に乗っかっているだけであって、決して全く新しい概念ではない。例えば「現在進行形」は、be動詞と一般動詞+ingの組み合わせであるが、主語とbe動詞が(関係代名詞などで情報が付加される場合もあるが)隣り合わせて存在している以上、これはbe動詞の決まり事に則って解釈しなければいけない。

他に「現在(過去)完了」「仮定法」「受動態」など、様々な決まり事があるにしろ、ひとまずそれらが「be動詞コース」「一般動詞コース」「助動詞コース」かに分岐する。そのコースの決まりに則って肯定否定疑問を作成すればいいだけのこと。極めて単純である。

2010年6月10日木曜日

理系人間のための英語勉強の基礎 番外編1

もはや過去の人。
室蘭という街と馴染みの深い、某氏の言葉。

わたくしは
必ずしも
そのような
思いをもって
申し上げた
わけではないと
ある意味で
ご案内の
通りですが、
様々な方々の
思いというものを
感じあえて
申し述べるべきでは
ないとそのように
認識しております


これを英訳したらどうなるか?

仕事上がり

つかれたぁ。
また明日も頑張ろう。

以上。

2010年6月8日火曜日

理系人間のための英語勉強の基礎 第3回

基本文型の続き。
今回は「SVC」「SVOO」「SVOC」について。

以下、
S=”subject”「主語(=名詞:主格)」
V=”verb”「動詞(=be動詞、一般動詞)」
O=”object”「目的語(=名詞:目的格)」
C=”complement”「補語(=名詞:目的格)」
とする。

2010年6月7日月曜日

[演奏記録]Cymbals「Show Business」

Cymbals「Show Business」

こういうセンスのいい音楽がチャートにあがらない日本て…。

スコアが昔売ってたんだけども、欲しいなーなんて思ってるうちに絶版になってしまい、中古価格でン万円のプレミアがつくようになってしまったので、仕方なく自分で何とかするようにしましたとさ。

ドラムはいいとして、ベースは…まあ、難しいけど単音だしね。コード進行のほうは…あまりにも複雑すぎて、長い間ワケ分からなかったのですが、最近ようやくつかめてきたので、そのうちコピーすることにします。

とりあえず、コード進行だけでも忘備録として。

そのうち修正するかも知れない。

イントロとか書いてるけども、ほとんどがサビみたいなモンだから、ここ見てコピーする人が…いないと思うけど、各自テキトーなノリで当てはめていって欲しいです。

☆イントロ
Am7(11)/G → Bm7(11)/A
G7sus4(9) → A7sus4(9) (2010.06.07訂正)

☆パターン1(Only a few seconds of lips...)
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 4回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)Bm7 → Am7 → Bmaj7
Am7(11)/G → Bm7(11)/A
G7sus4(9) → A7sus4(9) (2010.06.07訂正)

☆パターン2(Gettin' into a big black taxi...)
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 2回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)Bm7 → Am7 → Bmaj7
Am7(11)/G → Bm7(11)/A
G7sus4(9) → A7sus4(9) (2010.06.07訂正)

☆ギターソロ
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 2回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)B♭m7 → Am7 → B♭maj7
Am7(11)/G → Bm7(11)/A → Cm7(11)/B(ここでD Dur→Es Durに転調)
G7sus4(9) → A7sus4(9) → B7sus4(9) (2010.06.07訂正)

☆パターン3(Everyone wants to be like me...)
(Emaj7 → A7(+5) → Am7 → D7) x 2回

☆パターン4(With her, the world seemed to be rounding...から最後)
Cm7 → Bm7(11) → Bmaj7(解釈上はC♭maj7) → Am7 → Bm7
(Emaj7 → A7(+5) → Am7 → D7) x 3回
Emaj7 → A7(+5) → Am7 → Bm7 → Bm7(11)(解釈上はC♭m7(11))

大雑把に転調を「D Dur」→「Es Dur」なんて書きましたが、細かく解析すれば…それはもう転調の嵐で、同主調の間で行ったり来たりを限りなくしていますね。

メジャートライアドが一度も使われていないのも特徴で、極めてジャズ的なコード解釈。今回は上記のように書き表しましたが、恐らく代理和音なども使われているでしょうから、特に

Am7(11)/G → Bm7(11)/A

の部分をオンコードにしないで書き表すことも出来るんだろう…けどしなかった。実際ベースがGを弾いているし。

(2010.06.07訂正)
早速訂正します。

Am7(11)/Gでしたが、よく聴いてみると構成音のうち「E」の音が、実は「F」だったと…。よって、オンコードを解除して「G7sus4(9)」に変更します。何か違和感があると思ったら…やっぱりね。


「Highway Star, Speed Star」も、おおよそのコード解析が終わったので、気が向いたら綴ってみようかな。

以上。

2010年6月6日日曜日

[ニュース]二宮衝突事故…嵐の全員年内運転禁止

ニュース見てたら、こんな記事があった。
以下引用。

人気グループ「嵐」の二宮和也(26)が4日午後0時半ごろ、東京都目黒区で乗用車を運転中、自転車で走行していた30歳代女性と衝突事故を起こした。女性は左足を打撲して近くの病院に運ばれ、全治2週間の軽傷と診断された。二宮にケガはなかった。メンバーの松本潤(26)も今年2月に自動車事故を起こしたばかりとあって、所属のジャニーズ事務所はグループ5人全員に、年内いっぱいの運転禁止を言い渡した。


警視庁目黒署などによると、4日午後0時半ごろ、二宮が運転するベンツが、目黒区中目黒1丁目の信号機のない交差点に徐行運転で進入した際、右側から直進してきた自転車と出合い頭に衝突。自転車に乗っていた女性は左足を打撲し、全治2週間の軽傷を負った。二宮にケガはなく、同乗者はいなかった。

出典
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100605-00000003-dal-ent

引用以上。

※当記事は、嵐の二宮氏を非難する内容でなく、日本の車社会のあり方に疑問を持ち、それに対する個人的な意見を述べただけであることを付け加えておきます。

お互い、大事に至らず良かったと思う。
まぁ、自分は特にジャニーズが好きでもなく、嵐のファンというわけでもなく、彼らにはオモシロおかしい青年たち…というイメージしかないんだが。

私が気になるのは「ベンツ」という単語である。

正直なところ、日本という土地柄、ベンツ、いやメルセデスなんて宝の持ち腐れだと思うのよ。今のメルセデスは「Aクラス」など、日本向けとも言える比較的小型なパッケージを販売していたりもするのだが、そもそも「Sクラス」とか「Cクラス」とかのデカイ車は、あっちのアウトバーンをかっ飛ばすとか、そういう用途だと思うのよ。そのための400ps、最高速250km/hだと思うのよ。

まあ、そのあたりは趣味性の問題だから、他の車、ドライバー、歩行者など、迷惑さえかけなければ別に好き好きであり、議論する余地はないとは思うが、欧州車、米国車の「左ハンドル」仕様だけは、好みの問題で看過できる話ではない、と考えている。

日本人に未だ根強い「左ハンドル→高級車→ステータス」思考。あっちの車に乗るのがステータスと考えるのなら、フランスのプジョーとかシトロエン、イタリアのフィアットとか、そういった大衆車で十分だと思うのだが…問題はそこではない。日本では「左側通行」という、道路交通規則上の大原則が存在する。

日本では、片側2車線ある一般的な道路の場合、通常「走行車線」といえば左側の車線を指し、右車線は通常走行する車線ではなく「追越車線」となっている。高速道路なんか走っていって、時々上に表示される
↓走行車線  ↓追越車線 
なんて出ているのは、その最たる例であると言える。

登坂車線も同様だ。「ゆっくり走る車は左側の登坂車線へ」と、左側に行けと示されている。要するに、追い越しは右側の車線からと、日本では決まっているのである。

何故だろうか?
答えは簡単、「車の運転席が右側についているから」である。
いや、これは逆説的かも知れない。
「日本の法律で『左側通行』と決まっているから、車の運転席は右側になった」
と解釈するべきであろう。

詰まるところ、日本の道路は全てこの「左側通行」「右ハンドル」を大原則に作られているわけだ。

当然である。

ここは日本であり、日本向けに生産される日本の車は、特殊な用途を除き全て右ハンドルなのだから。日本人の大半が右ハンドルに乗っているわけだから。

欧州車でも、英国や日本など、左側通行の国に合わせて右ハンドル仕様を選択できる車種も少なくない。メルセデスも例外ではなく、車種、グレードによってはそのどちらかを選択できる場合があるようだ。

この記事だけでは二宮氏がそのどちら(右?左?ハンドル)に乗っていたのかは判別がつかないし、メルセデスというメーカーの車に乗っている事実自体は、先ほども申し上げた通り議論する対象ではないと思うが…問題は、日本国内にいる左ハンドル車を所有している人々のうち、一体どれくらいの割合の人間が「左側通行国」である日本で左ハンドル車を運転するリスクを認識しているか、ということである。

「私の車は左ハンドルです。ですから通常走行は右車線、追い越しは左車線で行います」なんてことは絶対に通用しないし、右側から来た他の交通に対して事故を起こしたとき、「左ハンドルなんで、右側がよく見えませんでした」なんてのも通用する話ではない。

たかだか「ステータス」「アクセサリ」程度の認識で左ハンドル車に乗っている連中に、そこまでのリスクを負っている自覚なんてあるとは思えないのである。

まぁ、右ハンドルの日本車でも車線に無頓着な車はたくさん存在するし、中にはウィンカーすら出さず車線変更する不届きものもたくさん存在する。きっとそういう人々は、何故日本が「左側通行」で「右ハンドル」なのか、よく考えたことがない人たちなんだろう。

任意保険でも、その当たりの罰則、過失割合規定を是非とも強化して欲しいものだが…。

※再三申し上げますが、当記事は、嵐の二宮氏を非難する内容でなく、日本の車社会のあり方に疑問を持ち、それに対する個人的な意見を述べただけであることを付け加えておきます。

以上。

2010年6月5日土曜日

理系人間のための英語勉強の基礎 第2回

今回は動詞の用法について。

一般的な文章は、大きく5つに分類される。
・SV
・SVO
・SVC
・SVOO
・SVOC

日本の英語教育では「第1〜5文型」と名前がついているが、そんなことはどうでもいい。必要なことは、それぞれ「S,V,O,C」が何であるか、また、それぞれの文型がどのようなパターンに当てはまるか、ということである。

今回は上記文型のうち「SV」「SVO」について解説する。

以下、
S=”subject”「主語(=名詞:主格)」
V=”verb”「動詞(=be動詞、一般動詞)」
O=”object”「目的語(=名詞:目的格)」
C=”complement”「補語(=名詞:目的格)」
とする。

2010年6月3日木曜日

理系人間のための英語勉強の基礎 第1回

今回は「動詞」の解釈について書く。

動詞は2種類ある。
逆に考えれば2種類しかない。
be動詞
一般動詞
の2つである。

それぞれは、役割が明確に決められていて、
be動詞は「人や物の様子、外観、名称」を表し、
一般動詞は「人や物の動作」を表す。

2010年6月2日水曜日

借りてきたCD


GIG25(Casiopea)
Future Shock(Herbie Hancock)
喜歌劇「こうもり」全曲(カルロス・クライバー/バイエルン国立管弦楽団)

「こうもり」は、名盤との誉れ高いクライバーのものを借りてきました。ていうか、個人的に好きなだけだ。

以上。

2010年6月1日火曜日

論文手直し



論文を手直しすることにした。
何でも、院試の直前に提出することになっているらしい。

手直しするポイントを。
・全体的に内容が薄い。
・「ダブルレイヤー」の形成について触れているが、肝心の「本研究との関連」についてはあまり触れられていない。
・画像が小さすぎてつぶれている

☆内容の薄さについて
未だ基礎研究の段階…といういいわけはもう不要。実際のもの作りの視点に立ったときに、現在の研究をどのように展開していけばいいかを考察する必要がある。本来「フルオロカーボン系Low-K」絶縁膜は妥協の産物であり「空隙」が最良であることは疑う余地がない。残念ながら従来のフルオロカーボン系材料による絶縁膜は「機械的強度」や「堆積スピード」の点で検討の余地がある。CFラジカル種のドリフトには温度依存性があり、温度が高い面を避けようとする働きがあることは知られている。機械的強度の不足は、プラズマ化した水素が堆積面に衝突することによって基板の温度が上昇し、CFラジカル種の堆積が積極的に成されないことによるものと考えられ、堆積スピードはフッ素イオンがエッチャントとして作用することによるものと考えられている。一般に基板への加熱により表面の熱脱離が促進され、また熱耐性が増加するものであるから、CF系Low-K膜の作成には、以上2つの相反する要素を実現する必要がある。その辺の展望も考慮して考察を進める必要があるのではあるのではないか。

☆「ダブルレイヤー」
負イオンを含むプラズマには、正イオンと電子のみのプラズマとは異なり「ダブルレイヤー(電気的二重層)」と呼ばれる特異なポテンシャル状態を形成することが知られている。形成過程は未だよく分かっておらず、発光分光法などのプラズマ状態の解析によって実験的、またシミュレーションによっても計測されている。本研究でも例に漏れず、特異なプロファイルを提示してくれた。ダブルレイヤーの形成は明らかであるが、それと堆積プロセスとの関連、要するに実際生成された薄膜とどのような関係があるのかは分かっていない。分かっているのは、材料ガスであるCF系ガスを多く含有するプラズマ(水素混合比に対して)になればなるほど形成の度合い(1st、2nd、3rd Regimeと呼び表される)が進行することである。そこについてもう少し突っ込んだ議論が必要と考えられる。

☆画像
元となるファイルがあるので、それを加工して見やすくする。それだけのこと。

さて、がんばろう。

以上。