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2011年1月11日火曜日

新年しぼり

高校からつるんでる友達のかーちゃんが居酒屋さんをやってて、お酒をいただいた。

新年しぼり。

干支の入った絵馬が付いてきて、とてもナイスなデザイン。

さっそくいただく。

うん、とにかく飲み口が軽い。それでいて、しっかりとコクもある。フルーティとでも言うのかな?純辛口ではないが、冷やすと正に水の如し。米のワイン。こんな飲みやすいお酒は、昔飲んだ福島の「幻」以来だ。

少し室温に慣れてくると、後味に「日本酒」が顔を出す。若干の吟醸香を含みながら、うっすら消えていく。「しぼりたて」ってはじめて飲んだけど、みんなこんな感じかな?

いずれにしろ、開けてしまったからには早く飲まないと。

以上。

2010年12月13日月曜日

ダバダ火振

「栗焼酎」ダバダ火振。


いやぁ、ずっと探してたんだよねぇ。なんと地元のドンキに売ってたから、思わず買ってしまった。

「火振」とは、高知県は四万十川に伝わる、伝統的な「火振り漁」のこと。夜間に船を出し、火を振って四万十川を泳ぐ鮎を追い込んで網ですくう。地域に根ざしたネーミングだと言うことが分かる。

なぜ「栗」なのか?

実は、高知は栗の産地でもある。四万十川のほとりで収穫された栗をふんだんに使い、美味しい焼酎に仕立て上げたとのこと。

飲んでみる。

うん、米と栗って栗ごはんみたいだね。麦焼酎と違って、変なアルコール臭さがない。いも焼酎と違って、重さがない。米の焼酎とイモの焼酎の中間くらい。栗の風味はすっきりと残っていて、その香りは他の何者にも似ない、独特なものだ。

最近は「そば焼酎」「しそ焼酎」果ては「わさび焼酎」「牛乳焼酎」「メロン焼酎」などなど、一種のキワモノとも言えるような焼酎が続々登場しているが、この栗焼酎「ダバダ火振」はキワモノなんかではなく、あたかも「昔からそういう焼酎があった」かのような違和感の無さがある。

これはもっと世の中に知られるべき焼酎だと思う。

以上。

2010年11月18日木曜日

ウィスキー

最近、テレビのCMで「ハイボール」という言葉を耳にする。ウィスキーを炭酸で割った飲み物で、その手軽で軽い飲み方から、若者に人気とのことらしい。

世間一般で見れば、私もまだまだ若造ではあるが…ちょっと前までは、ウィスキーの炭酸割りは「ウィスキーソーダ」と言われていた。そして、その「ウィスキーソーダ」の時代において「懐かしい」といわれていた呼称が「ハイボール」であった。言ってみれば、時代が一周回ってきて、元の名前に戻った、ということであろう。

ウィスキーの世界は果てしなく広い。発祥はスコットランドであるが、そもそも「麦を発酵させてアルコールにする」という醸造技術は古代エジプト時代には確立されていたらしい。その「醸造した麦汁」を蒸溜することによりウィスキーが生まれた。ただ、誕生したばかりの当時のウィスキーは今日のような琥珀色ではなく、無色透明の液体であった。しかしながら、そのようなお酒にかけられていた重い税金を逃れるために、ある業者が樽に詰めて山奥に隠した。そしてほとぼりが冷めてから様子を見に行ったところ、何とも言えない芳醇な香りを発する琥珀色の液体が…!今から500年以上前の話である。

現在、ウィスキーと呼ばれるものは、生産国によって大きく分けて4種類に分類されている。スコットランドで生産されたスコッチウィスキー、アメリカはケンタッキー州で生産されたバーボンウィスキー、アイルランドで生まれたアイリッシュウィスキー、そして我が国日本で生産されるジャパニーズウィスキーの4つである。

それぞれお国柄…というか個性を持っているのであるが、大まかな特徴として、スコッチはピート(泥炭)の香りを強く含む強い個性、アイリッシュはスコッチの流れを受け継ぎつつも、ピートの香りを抑えたすっきりとした飲み口、バーボンは麦の他にトウモロコシを使ったやや甘めの香り、ジャパニーズはスコッチを基調にしながら日本人の好みに合わせた仕上がり…といったところか。

そのような多種多様なウィスキーの中でハイボールに合うとされるウィスキーは、諸説紛々、賛否両論あれども、私個人的にはジャパニーズウィスキーであると思う。そもそもハイボールという飲み物は、日本においてはビールと同じような食前酒という扱いであろう。そのような日本での扱いにおいて、個性の強いスコッチは合わないと考えるのが妥当であるように感じる。であるならば、日本人の好みにあったジャパニーズウィスキーをソーダで割ったハイボールは、日本の食卓の食前酒としてはうってつけであると思う。

ただ、世界中には数え切れないほどのウィスキーが存在するわけであるから、一概にそうとも言い切れないであろう。深く考えず「コレは合う」「コレはあんまり好きじゃない」と、自分で少しずつ確かめていくのが正しいのだろう。

ちなみに「ハイボール」の言葉の由来。ハイボールは「チムニー(=煙突)グラス」と言われる細く長いグラスを用いるのが一般的であるが、注いだソーダが丸い泡(ボール)となって高く(ハイ)昇っていく様子を表したもの、と言われている。

ビールばかり飲まれるお方、たまにはウィスキーなんぞ買ってみて、自宅で手軽にハイボール!なんていかがだろう?BGMはジャズかクラシック。今夜は自宅がオシャレなバーに大変身!ってことは無いか。

以上。

2010年7月1日木曜日

酒学 第1回


タイトルに「プラズマ・音楽・車・酒」って書いたはいいが、音楽ばっかで酒とプラズマについて全然書いてない。なので、酒について書こうと思う。

酒は大きく「醸造酒」と「蒸留酒」に分けられる。

「醸造」とは醸(かも)すこと、いわば「発酵」である。
…しかし「発酵」とは都合のいい言葉で、要するに”腐らせるのとほぼ同義”である。

醸しているお酒。

「腐敗」というのは、有機物が何らかの要素によって変質することである。なお「腐る」の語源は「腐」という漢字から読み取れるように、有機物である”肉”が変質することを意味していると思われる。

発酵とは、主に糖分が腐敗することによる生成物、つまりはアルコールの生成を期待した化学反応のことである。その反応を促すために触媒である「麹」を添加、すなわち発酵の母となり得る「酵母」を添加するのである。

触媒による反応の促進。
触媒とは反応速度を早める物質のこと。
酵母の働きは、この触媒と似ている。

こうして作られたアルコールをそのまま利用したのが醸造酒である。熱や紫外線などによる殺菌、濾過の過程を含んでいるにしろ、基本的には醸造されたアルコールをそのまま利用していると考えて差し支えないと思う。従って、醸造反応は微量ながら現在進行形で行われており、その証拠に醸造酒のアルコール分は「○%以上、△%未満」と記載されているはずである。これは、パッケージングされた後でもアルコールへの置換反応が起こっており、厳密なアルコール度数の計測が開封時まで不明であることによる。

主な醸造酒は
・日本酒(米の醸造酒)
・ワイン(ブドウをはじめとするフルーツの醸造酒)
・紹興酒(中国生まれの米の醸造酒)
・ビール(麦の醸造酒)

一方「蒸留酒(スピリッツ)」は、発酵によって得られたアルコール、すなわち「醸造酒」を蒸留し、アルコール度数を高めた後、加水して適切なアルコール度数に調整した酒である。場合によってはその後「樽」に貯蔵することによって風味の増強を狙ったものがある。

こう書くと、ただ醸造酒を蒸留すれば蒸留酒になるように見える。しかし、その製造過程は複雑で、蒸留器の構造(単式・連続式)、配管、原料の仕込みなどによってその風味は驚くほど変化し、味わいを深いものにしている。

スコットランド・ラガヴーリン蒸留所のスチルポット(単式蒸留器)。
スコッチウィスキーは、このような古典的ともいえる蒸留器を用い、
原料の風味を色濃く残したウィスキーを生産している。
(出典:Wikipedia)

主な蒸留酒は
・焼酎(米・その他穀物の蒸留酒)
・泡盛(沖縄の蒸留酒 黒麹を使い発酵、カメで保存する)
・ブランデー(フランスのブドウをはじめとするフルーツの蒸留酒)
・ウィスキー(スコットランド発祥の麦の蒸留酒 樽で保存する)
・ラム(ジャマイカのサトウキビの蒸留酒)
・ジン(オランダ生まれの雑穀の蒸留酒 ジュニパーベリーで香り付け)
・ウォッカ(ロシアの雑穀の蒸留酒 炭で濾過する)
・テキーラ(メキシコの竜舌蘭の蒸留酒)
・アクアヴィット(北欧のイモの蒸留酒)

なお、日本には「酒税法」という法律があり、日本の酒(日本酒・焼酎)やビール類に関しては製法、原料などによって細かく分類されているが、海外から持ち込まれた酒については厳密に定義されていないものも多く、ただ単に「スピリッツ」や「果実酒」とカテゴライズされている。

しかし、その酒が造られている海外では、日本と同様、分類について細かく定められているものが多く存在する。例えばビールでは、ドイツには「ビール純粋令」というのがあり、製法や原料について事細かく定められている。ちなみにこの法律は、食品を扱った現行の法律としては世界最古で、その誕生から実に500年を経ている。

その他の酒に関しても細かく分類があるが、それはまた次回以降に。

以上。