こういうセンスのいい音楽がチャートにあがらない日本て…。
スコアが昔売ってたんだけども、欲しいなーなんて思ってるうちに絶版になってしまい、中古価格でン万円のプレミアがつくようになってしまったので、仕方なく自分で何とかするようにしましたとさ。
ドラムはいいとして、ベースは…まあ、難しいけど単音だしね。コード進行のほうは…あまりにも複雑すぎて、長い間ワケ分からなかったのですが、最近ようやくつかめてきたので、そのうちコピーすることにします。
とりあえず、コード進行だけでも忘備録として。
そのうち修正するかも知れない。
イントロとか書いてるけども、ほとんどがサビみたいなモンだから、ここ見てコピーする人が…いないと思うけど、各自テキトーなノリで当てはめていって欲しいです。
☆イントロ
G7sus4(9) → A7sus4(9) (2010.06.07訂正)
☆パターン1(Only a few seconds of lips...)
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 4回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)B♭m7 → Am7 → B♭maj7
G7sus4(9) → A7sus4(9) (2010.06.07訂正)
☆パターン2(Gettin' into a big black taxi...)
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 2回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)B♭m7 → Am7 → B♭maj7
G7sus4(9) → A7sus4(9) (2010.06.07訂正)
☆ギターソロ
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 2回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)B♭m7 → Am7 → B♭maj7
Am7(11)/G → Bm7(11)/A → Cm7(11)/B♭(ここでD Dur→Es Durに転調)
G7sus4(9) → A7sus4(9) → B♭7sus4(9) (2010.06.07訂正)
(Dmaj7 → G#7(+5) → Gm7 → C7) x 2回
Bm7 → Cmaj7 → Bm7(すぐ)B♭m7 → Am7 → B♭maj7
G7sus4(9) → A7sus4(9) → B♭7sus4(9) (2010.06.07訂正)
☆パターン3(Everyone wants to be like me...)
(E♭maj7 → A7(+5) → A♭m7 → D♭7) x 2回
☆パターン4(With her, the world seemed to be rounding...から最後)
Cm7 → B♭m7(11) → Bmaj7(解釈上はC♭maj7) → A♭m7 → B♭m7
(E♭maj7 → A7(+5) → A♭m7 → D♭7) x 3回
E♭maj7 → A7(+5) → A♭m7 → B♭m7 → Bm7(11)(解釈上はC♭m7(11))
大雑把に転調を「D Dur」→「Es Dur」なんて書きましたが、細かく解析すれば…それはもう転調の嵐で、同主調の間で行ったり来たりを限りなくしていますね。
メジャートライアドが一度も使われていないのも特徴で、極めてジャズ的なコード解釈。今回は上記のように書き表しましたが、恐らく代理和音なども使われているでしょうから、特に
Am7(11)/G → Bm7(11)/A
の部分をオンコードにしないで書き表すことも出来るんだろう…けどしなかった。実際ベースがGを弾いているし。
(2010.06.07訂正)
早速訂正します。
Am7(11)/Gでしたが、よく聴いてみると構成音のうち「E」の音が、実は「F」だったと…。よって、オンコードを解除して「G7sus4(9)」に変更します。何か違和感があると思ったら…やっぱりね。
早速訂正します。
Am7(11)/Gでしたが、よく聴いてみると構成音のうち「E」の音が、実は「F」だったと…。よって、オンコードを解除して「G7sus4(9)」に変更します。何か違和感があると思ったら…やっぱりね。
「Highway Star, Speed Star」も、おおよそのコード解析が終わったので、気が向いたら綴ってみようかな。
以上。
Cymbalesの解析とはレベル高いですねえ!!
返信削除コード等を追ってみたかったけど難解(不慣れなパターン)なので挫折してました。
少しお勉強しないとな…と思いました。
聞いてたら車で飛ばしたくなります。
コメントありがとう!
返信削除早速訂正しちゃったよ。
詳しくは本文をば。
そのうちコード表・スコアでも作ろうかしら。
Cymbalsは昔っから心の師匠でして、
高校の時にJ-PhoneのCMでこの曲が流れてて。
スコアが欲しかったんだけど、買えずにいたわけです。
再評価されて再販されたらいいんだけど。
実はねぇ、最近「聴音」にハマっておりまして。
「洗足学園音楽大学」って音大があるんだけど、
そこのHPに「失われた音問村」ってRPGがあって。
http://www.senzoku-online.jp/index.html
敵を倒して謎を解いていくっていう、まあRPGなんだけど、
バトルが「聴音」なんだよね。パターンは、
1:音を聞いて何の音か当てる
2:コードを聞いて属性(メジャーとかマイナーとか)の判別
3:曲名を当てる
4:音色を聞いて楽器名を当てる
とか。
当然「戦闘BGM」なんてあったら邪魔だから無音。これは斬新だった!
けっこう面白いから、時間があるときにやってみたらいかがだろう?
こんな感じで、ホント勢いで解析してみたわけで。
いやあ、こんなセンスが欲しいねぇ。
さすが沖井礼二先生。