電力使用量NOW

2011年3月30日水曜日

小春日和

今日は暖かいね。

被災地もこれくらい暖かいといいんだけど。

でも、夜はやっぱり寒くなるんだよなぁ。

以上。

2011年3月29日火曜日

シンバル買ったって

60年代の珍品。

PEARL Genuine Turkish Cymbal Made in Japan

…って書いてある。

日本製なのに「ターキッシュ」ってどーいうことだ?まあ、とりあえずなかなかの音がするから良しとするか。

ネットで調べても、詳しいことは何にも分からない。

薄手で、たぶん22インチくらいの大きさ。明るすぎず暗すぎず。倍音が非常に豊かで、シズルなど取り付けてもまた良しな雰囲気。

5250円。いい買い物でした。

以上。

2011年3月28日月曜日

放射能と風評被害4 

ある場合に、

1 [μSv/h]

であったとする。この値は、以下のように読む。

まず「μ」という記号に注目する。この記号はここ(ブログ内リンク)に記した通り、1000000分の1を意味する。

そして「/h」というのは「1時間(=hourのh)ごと」を意味している。「/m」であったら「1分(=minuteのm)ごと」「/s」であったら「1秒(=secondのs)ごと」である。一年を通じて…という意味合いで「/y」や、一日を通じて…という意味合いで「/d」も存在する。

上記の例では「1時間ごとに1000000分の1シーベルトの被曝を受ける」という風に解釈できる。

この値に24を乗ずれば一日当たりの被曝量になるし、その値にさらに365を乗ずれば1年当たりの被曝量になる。

逆に、この値を60で割れば1分当たりの被曝量になるし、さらに60で割れば1秒当たりの被曝量になる。

物理的な数値は「単位」が重要である。「1000000000ピコシーベルト!(10億ピコシーベルト)」と聞くと、トンデモナイ大きな値な気がするが、ピコというのは「1000000000000分の1(1兆分の1)」を意味するので、実際には1000分の1シーベルト、すなわち1ミリシーベルトである。

数字の大きさに惑わされず、単位をしっかり理解して、基準となるべき値に読み替えることが重要である。

以上。

2011年3月26日土曜日

静岡の状況9

計画停電の様子を。

うちは高台にあるので、町の様子が一望できる。そして、50Hzと60Hzの境目でもあるので、計画停電をやっていない中部電力の方まで見えてしまう。

計画停電のビフォアアフターをご覧あれ。

カメラの露出時間を長めにしているので、実際はもっと暗い。

ビフォア

アフター

向こうに見える光は、60Hzの電気を取っている地域で、こちら側は全くの暗闇。

こんなときは寝るに限る。ろうそく立てていても何も出来やしない。火事のリスクを負うくらいなら、何もしない方がいい。

日本人は、ライフスタイルを本格的に見直すときに来ているのかも。

以上。

2011年3月24日木曜日

放射能と風評被害3

昨日(22日)、東京の金町浄水場から210ベクレルの放射性ヨウ素(131かどうかは不明)が検出されたとのこと。昨日の試算に基づいて、この210ベクレルの放射性ヨウ素が与える影響を試算してみる。

昨日までの計算結果より、ヨウ素131の1崩壊あたりの放射線強度(エネルギー)は以下の値になる。

1.88 x 10E-12 [J]

今回検出された水では、1kg(=1リットル)あたり210ベクレルであるらしいから、体重65kgの人がこの水を1リットル飲んだときの体内被曝量は、

210 x 1.88 x 10E-12 / 65
=6.073846153846154 x 10E-12
≒6.07 x 10E-12 [Gy/s・kg]

仮定として、この水に含まれる放射性物質が一切対外に放出されず、なおかつ半減期である8日を無視したとすると、8日間でのシーベルト値は、

6.07 x 10E-12 x 3600 x 24 x 8
=4198242.461538461538462 x 10E-12
=4.20 x 10E-6 [Sv]
=4.20 [μSv]

なんだ…全然少ないじゃん。1年間でも、せいぜいこの40倍程度だから、あんまり心配することでもないのかもね。

明日、念のためもう一度検算し直してみよう。

以上。

2011年3月23日水曜日

放射能と風評被害2

昨日の計算、プランク定数の値をeV基準かJ基準かで間違えて計算しており、大幅に修正した。申し訳ない。

ヨウ素131はガンマ線の他にもベータ線を放出しており、複数の放射線を放射している。この放射線をトータルで考えると、また違った値になるのではないかと思う。

ちなみに、原子力資料情報室の「ヨウ素131」によると、ヨウ素131の放射する放射線は複数存在し、主にベータ線とガンマ線であるとのこと。それぞれ、また複数のエネルギーに分けられていて、

・ベータ線
0.248MeV ...2.1%
0.334MeV ...7.27%
0.606MeV ...89.9%
-------------------------
平均 0.5742838MeV
=0.57 x 10E+6 [eV]
=0.091314 x 10E-12 [J]
=9.13 x 10E-14 [J]

・ガンマ線
0.0802MeV ...2.62%
0.284MeV ...6.14%
0.365MeV ...81.7%
0.637MeV ...7.17%
-------------------------
平均 0.36341674MeV
=0.36 x 10E+6 [eV]
=0.057672 x 10E-12 [J]
=5.77 x 10E-14 [J]

実際は、放射線の種類によって荷重係数が変わってくるが、ベータ線はガンマ線と同じく荷重係数が1であるので、両者の単純な足し算になるから、
9.13 x 10E-14 + 5.77 x 10E-14
=14.90 x 10E-14
=1.49 x 10E-13 [J]

となるから、同様に1立方メートル当たり32000ベクレルで、65kgの人が最悪の場合の体内被曝を受けたとすると、

32000 x 1.49 x 10E-13 / 65
=733.538461538461538 x E-13
=7.34 x E-11 [Gy/s・kg]

8日間最大限に吸い込んだとすると、

7.34 x E-11 x 3600 x 24 x 8 x 460.4
=2335797043.2 x E-11
=29467.97 [μSv]
=29.47 [mSv]

昨日の記述の通り、ヨウ素131は8日間で放射能を半減させるため、この値よりはずっと少なくなる。また、この条件は最悪の場合なので、実際にはもっと少なくなるであろう。

おおよその概算を行ってみたが、何度も言うが…これは一例であり、必ずしもこのような結果になるとは限らない。この数値を見てどのように考えるかは、受け取る人次第ではないだろうか。

以上。

放射能と風評被害

放射能というと身構えてしまうが、世の中に放射線を使ったシロモノは意外とありふれている。問題なのは、そういった医療器具による被曝と、今回の原子力発電所による被曝を単純に比較して、安全だ何だと安易な結論を出すことである。

人間をはじめとする生物は、外部から余計なエネルギーを獲得して活性化すると、いろいろな不具合が起きる。「エネルギーを獲得する」なんて聞こえのいい言葉かも知れないが、例えば熱いものに触れてやけどをする…これだって「熱エネルギーを外部から獲得し、皮膚の一部が変質する」と言い換えることだってできてしまう。基本的に、生物というものは外部からの余計な外乱は受けてはいけないのである。

ただ、全ての放射能だ放射線だをひとくくりにして、とにかく「恐ろしいもの」と片付けてしまうのも尚早である。正しい知識を身につけていれば、自分…というか人体がどこまでの放射線を許容できるか、という目安を設定することができる。毎日のように繰り返される「直ちに人体に影響の出るものではない」という言葉を鵜呑みにせず、その放射線量がどれだけ人体に影響を及ぼす数値であるのかを正しく認識することが重要である。

以下、例を挙げる。概算なので、所々不正確な箇所もあるが、例としてあげているのでご容赦願いたい。

まずは被曝量「グレイ」を基にして、人体への影響「シーベルト」へと換算する。今回よく話題に挙がる「ヨウ素131」は、ガンマ崩壊をしてガンマ線を放出するヨウ素の放射性同位体である。

例に挙げるヨウ素131が、例えば1立方メートル当たり32000ベクレル程度であったとする。この値は、ヨウ素131の原子の数=存在している数=多さで決まるから、ベクレルとは「存在する量」によって決まる。ある空間にヨウ素131が存在していたら、そこにどれだけの量のヨウ素131が存在するか?でベクレルの値が決まる。つまり、この値が大きければ大きいほど、放射性物質が数多く含まれていることとなる。そして、このヨウ素131から放出されるガンマ線の波長が10pm(ピコメートル)であったとすると、その放射線エネルギーは、

e=hν(eV)

を用いて計算できる。振動数νは波長から以下の式で換算できる。

ν=c/λ
c:光速(3.0 x 10E+8[m/s])
λ:波長[m]

よって、

e=4.136x10E-15 x {3.0 x 10E+8 /(10 x 10E-12)}
 =4.136 x 10E+4 x 3.0
 =12.408 x 10E+4
 ≒1.24 x 10E+5 [eV]
 =0.20 x 10E-13 [J]

このことより、10pmのガンマ線1線当たりのエネルギーが分かる。ヨウ素131が32000ベクレルであるということは、1秒間当たり32000回の崩壊、すなわちガンマ線の発生が起こっているということであるから、このエネルギーが仮に全て体重65kgの人体に吸収される(体内被曝=最悪の場合)とすると、この人は体重1キロあたり1秒間に、

32000[Bq] x 0.20 x 10E-13 / 65
≒97.86 x 10E-13
=9.8 x 10E-12 [Gy/s・kg]

の被曝を受けることとなる。1日当たりは、これに3600 x 24を乗ずればよい。

ガンマ線の荷重係数は1であるので、この値をそのままシーベルトとして読み替えて差し支えがないから、1年間この体内被曝を続けたとすると、

9.8 x 10E-12 x 3600 x 24 x 365
=309052800 x 10E-12
=3.09 x 10E-4 [Sv]

の被曝となる。ただし、大気中に漂っているヨウ素131粒子を継続的に吸い込んでいたとすると、当然のことながらこの数値は上昇する。人間は1分間に40リットルの空気を吸い込むらしい。1時間では2400L、1日では57600Lである。1年間であれば21024000Lである。本日のニュースでは、1立方メートル当たり32000Bqのヨウ素131が検出されたとあるので、この空気を1年間吸い込み続け、その全ての放射性物質が体内に取り込まれたときの被曝量は、

1立方メートル=1000リットル
∴21024000リットル=21024立方メートル

であるから、単純に上記被曝量を21024倍すればよいから、

∴3.09 x 10E-4 x 21024
=64964.16 x 10E-4
=6.5 [Sv]

かなりの量の被曝である。しかし、この値は「ヨウ素131がずーっと放射能を持ち続けている」場合の仮定である。実際にはヨウ素131は8日で半分に消滅(崩壊)し、別の物質へと変わる。この仮に8日間だけであったとすると、

9.8 x 10E-12 x 3600 x 24 x 8
=6773760 x 10E-12
=6.8 x 10E-6 [Sv]

これを57600L x 8日分吸い込んだとして、
立方メートル換算で460.8を乗ずればいいから、

6.8 x 10E-6 x 460.8
=3133.44 x 10E-6
=3133.44 [μSv]
=3.1 [mSv]

本当は単純な8のかけ算ではなく、ゼロに漸近する対数の積分になるため、もう少し違った値になると思われる。

実際には、存在している粒子を全て吸い込むことなんてあり得ないし、8日の間に排出されて、全てが体内に蓄積して被曝するとも限らないから、この値は「本当の最悪」の場合である。実際の被曝量は、これよりも小さくなるであろう。

シーベルトの値が健康に与える影響と基準値はWikipediaの「シーベルト」の項に詳しい。

以上。

2011年3月21日月曜日

原子力に関する諸知識

原子力発電所関係のニュースが刻一刻と発表され、危険を顧みず現場で働いている人たちには全くもって感謝をせずにはいられないのだが、ニュースでは原子力に関する用語や、工学の専門知識が多く飛び交っている。もちろん一般の人たちには聞き馴染みのない言葉ばかりなので、余計に不安をかき立ててしまう結果となりかねない。

そこで、ニュースで頻繁に飛び交う専門用語をいくつかかいつまんで分かりやす…いかどうかは分からないが、自らの防備録も兼ねてかみ砕いてみた。

そもそも「放射能」とは、ある物体が「放射」という物理現象を引き起こすことのできる能力のことであり、その物体が放射を行うことにより「放射線」が放出される。まずは、この3つの「放射」がつく単語を混同しないことが大事である。

放射→現象の名前
放射能→能力の名前
放射線→電磁波の総称

である。

放射能を持つ、つまり、放射線を放出する物質を「放射性物質」といい、そのような元素を「放射性元素」などと呼ぶ。ウランやプルトニウム、ラジウムなどがこれに当たる。他にも放射性物質はたくさん存在するが、原子番号の大きい部分に多くがまとまっている。

放射とは、放射能を持つ放射性物質が行う現象の名前であることは説明したが、その結果放射線が放出される。しかし「放射線」という名前の電磁波が存在するわけではなく、人体に有害な電磁波の総称であり、その正体は「ガンマ線」「X線」などの、非常に小さい波長(波の間隔のこと)を持った電磁波、または強いエネルギーを持つ「アルファ波」や「ベータ波」などの粒子線である。問題になるのはガンマ線の「非常に小さい波長」という厄介な性質で、波長が小さいと、人体をはじめとして多くの物質を通り抜けてしまい、特に人体には何らかの悪影響を及ぼしてしまう。X線は、この電磁波の「透過性」を逆に利用し、X線を通しにくい「骨」のみを撮影するために利用される。ガンマ線を完全に遮蔽するには、分厚い鉛の壁やコンクリートが必要になる。核シェルターが分厚いコンクリートと鉛でできているのは、このガンマ線を遮蔽するためである。

ここで、放射能に関する単位をまとめておこう。

ニュースで頻繁に聞かれる単位は「シーベルト(Sv)」であるが、これは放射能そのものの強さを表す単位ではない。放射される放射線の種類によって、人体にどのような影響を及ぼすのか…を表す尺度である。つまりは「人体」を基準にした放射線の健康への影響を表している数値であって、その場に存在している放射線の強度を表すものではないということだ。結果的にはこの数値を用いても、間接的に放射線の強さを表すことになるのだろうが、それはスポーツでいえば「ボクシングフェザー級王者とスキーラージヒルジャンプ金メダリスト。果たしてどちらがシンクロナイズドスイミングで勝つか?」という、全く土俵の違う2つどうしを、全く違う土俵で比較することになってしまうため、あまり好ましいことではない。

放射線そのものの単純な「強さ」を表す単位は存在しない。しかし、放射線といえども波長と振動数を持つ波であるため、そのエネルギーはプランク定数h、振動数νを用いて、

e=hν(eV)

で表される。しかし、これは放射線1つ当たりのエネルギーを表したものである。放射線は通常1本だけの波で伝搬するものではないため、通常は「総量」というかたちで放射線の強さを測ることとなる。

放射線をどれだけ多く(強く)吸収したか(≒放射線の強さ)を示す単位は「グレイ(Gy)」である。ある物質が放射線をどれだけ吸収したか?を1kgあたりに置き換えて表したものである。つまり、この単位の対象を人体に適用すると「被曝量」を表していると考えても良い。1kgの物質に1J(ジュール)のエネルギーが吸収されたとき、その吸収量を1Gyとしている。

この「グレイ」を基に、放射線の種類ごとに「どれだけ人体に有害か?」を表した単位が「シーベルト(Sv)」である。同じ放射線の吸収量(グレイ)でも放射線の種類によって、人体への影響の度合いが変わってくるため、X線やガンマ線、アルファ線や中性子線などの放射線の種類によって「倍率(荷重係数)」を変える必要がある。詳しくはWikipediaの「シーベルト(単位)」の項参照。

他にも「ベクレル(Bq)」という単位がある。これは「ある放射性物質が、1秒間に何回放射線を放出するか?」を表す単位である。つまり、これは放射線の強さ云々ではなく、放射能(放射線を出す能力ね)の大きさを表す単位であって、結果として放出された放射線の強さとは関係がない。放射線の種類に依らないので、ベクレルが大きいからといって他の小さいベクレルの物質よりも危険…とはならないことに注意が必要である。

次に、ミリとマイクロの違いについて。原子力安全保安院の話を聞いていると「ミリ」「マイクロ」という言葉が「シーベルト」にくっついて飛び交い、非常に紛らわしい。測定学や工学、理学を勉強している人間なら説明も必要ないと思うが、一般の人は「数字の大きさ」だけで判断してしまいがちなので、このミリとマイクロにどんな意味があるのかをよく知っておいてもらいたいと思う。

例えば、保安院で「午後○時の段階では250ミリシーベルトであったが、午後×時では250マイクロシーベルトになった」と発表があったとする。「250」という数字だけにしか注目していないと、上がったのか下がったのか、そもそも変わったのかすら分からないが、この発表では「午後×時では、午後○時と比べて1000分の1に軽減された」ということを言いたいのである。つまり、マイクロとはミリの1000分の1であり、ミリとはマイクロの1000倍である。ミリやマイクロが全く付いていない状態は、1メートルが1000ミリメートルであるのと同じように、ミリの1000倍である。

簡単に言えば「マイクロのものが1000個集まったら、その1000個の集団1つを1ミリにする」「ミリのものが1000個集まったら、その1000個の集団1つを1(何も付かない)とする」ということである。

まとめると、

1シーベルト = 1,000ミリシーベルト = 1,000,000マイクロシーベルト

1,000マイクロシーベルト = 1ミリシーベルト = 0.001シーベルト

上記「午後○時…」の例では、

250ミリシーベルト = 250,000マイクロシーベルト
250マイクロシーベルト = 0.25ミリシーベルト

こういう「倍率」を表す言葉はたくさんあり、コンピュータ用語などで頻繁に用いられる。

E(エクサ)…1,000,000,000,000,000,000倍(100京倍)
P(ペタ)…1,000,000,000,000,000倍(1000兆倍)
T(テラ)…1,000,000,000,000倍(1兆倍)
G(ギガ)…1,000,000,000倍(10億倍)
M(メガ)…1,000,000倍(100万倍)
k(キロ)…1,000倍
なにもなし…1倍
m(ミリ)…1,000分の1
μ(マイクロ)…1,000,000分の1(100万分の1)
n(ナノ)…1,000,000,000分の1(10億分の1)
p(ピコ)…1,000,000,000,000分の1(1兆分の1)
a(アト)…1,000,000,000,000,000分の1(1000兆分の1)
f(フェムト)…1,000,000,000,000,000,000分の1(100京分の1)

ちなみに、

・【水素原子のファンデルワールス半径(原子核の中心から電子軌道までの距離)】
=1.2Å(オングストローム):約120億分の1メートルである。
・【ガンマ線の波長】
=10pm(ピコメートル)程度:約1000億分の1メートルである。


正しい知識は身を助ける。情報に踊らされるのではなく、自分で正しい知識を身につけ、情報の真偽を見極めよう。

以上。

2011年3月20日日曜日

静岡の状況8

静岡は、昨日今日明日と計画停電がありませんでした。ですが、うちの周りには電気を節約しようという動きが広がっています。

まず、門灯周辺の電気を切っています。しかし、ソーラーバッテリーで光らせているお宅もあり、真っ暗というわけではありません。

次に、早く寝るように努めるお宅も増えています。夜の無駄な暖房を減らすためです。ふとんに入ってしまえば暖かいので、寒いときはさっさと寝てしまうに限ります。

他に節電する方法はないものか…。扉をしっかり閉めて、断熱を徹底するとか。電球をLEDに換えてみるとか。

特に、これから電球をLEDに換えていこうという動きは加速していくんじゃないかな?

以上。

50Hz? 60Hz?

世界の電源の方式は様々である。ある国では200Vであったり、125Vであったり。コンセントの形も様々。丸型の3つのプラグであったり、日本のような平型2本であったり。しかしながら、どの国でも「交流送電」という方式は共通している。かつて、かのトーマス・アルバ・エジソンは「直流送電」方式にこだわっていた。しかしながら、交流送電方式の方が初期コスト的、効率的に優れているという結論から、現在では交流送電が圧倒的主流である。そして、この交流には常に「周波数」という問題がつきまとう。

日本という国は、コンセントから取る電源の周波数が50Hz(1秒間に50回の振動を繰り返す)と60Hz(同様に)の2種類が存在する、世界的に見ても珍妙な電源形態を持つ国である。これは明治時代に、東日本(東京側)と西日本(大阪側)で、海外から輸入した発電機が異なっていたことによる。すなわち、東日本ではドイツから50Hzの発電機、西日本ではアメリカから60Hzの発電機を輸入して運用した。当然、現在でもドイツをはじめとするヨーロッパ諸国は50Hz、アメリカでは60Hzの周波数である。

この2種類の周波数が存在することで、一体どのような不具合が発生するのか?まずは現在、東日本で実施されている「計画停電」で問題になっているように、西日本から東日本への電力の融通が非常に煩雑であると言うこと。周波数の変換にはいろいろな方式があるが、一番単純なのは、交流を一旦直流へ変換し(整流という)、その直流電流を50Hzのタイミングでスイッチングを行うことにより、50Hzの交流へと変換する(このような装置をコンバータと呼ぶ)。この方式であると、その周波数変換所の機器的制限によって、大電力を一度に変換することができない。

次に、正確なタイミングなどが要求される電磁機器…例えば電子レンジなどは、内部にマイクロ波を発生させるための回路があり、それぞれの周波数でちょうどマイクロ波の周波数になるように設計されている。そのため、本来の周波数でない地域で使用すると、マイクロ波の周波数が変化し、危険が生じる。また、クオーツからタイミングを取得するのではなく、電源からタイミングを取得する時計などは、周波数が異なれば進んだり遅れたりする。

今回の大震災で一般の人たちにも意識を向けさせたこの「周波数問題」であるが、今後の展望はどうなっていくのであろうか?個人的にはとても不便であるし「百害あって一利なし」であるように思えるのだが。電力会社や発電機設計各社がどのように対応していくのか、しっかりと見ていきたいと思う。

以上。

2011年3月18日金曜日

静岡の状況7

計画停電。

50Hzから60Hzに切り替わるあちら側は電気がついている。こちら側は真っ暗。

私の住んでいる町は、ひとつの市で50Hz(東京電力)と60Hz(中部電力)が混在する不思議な町で、50Hzの地域では、18日の18時50分から停電になりました。

電気のありがたみが身に凍みます…。何もできないので、家で布団に入ってじっとしています。

幸いなことにケータイは通じるので、情報収集は可能です。

以上。

原子力発電と今後のエネルギー展望について個人的考えを

Twitterに垂れ流した内容を少々補筆しながら転載してみた。

今、福島第一原発の事故を受けて、日本中、いや世界中が原子力エネルギーを見直す機会に直面している。時代は、エネルギー政策の大きな転換期を迎えているのかも知れない。電力を生み出す手段は多々存在する。しかしながら、既存のシステムの多くが、局地的に電力を大量に発生させ、それを送電線で送り出す、いわば一極集中型のシステムである。今回の震災で浮き彫りになったことの一つが「電気を生産する工場=発電所が操業不可能になったときにどうするか?」という、言ってみれば最も基本的なことであった。

個人的展望として結論を一つ。家庭用燃料電池の問題点と対策について早急に考察し、推進を進めていくべきなのではないだろうか?ただ、燃料電池は水素を必要とするから、水素の貯蔵が大きな課題となるのであろう。

うちの母親も勘違いしていたが、電気というものは物理的に「直接蓄える」ことができない。バッテリーやNi-Cd、最近はLi-Ionなどの蓄電池(二次電池という)に対する充電というのは、電気による化学反応を利用して、電気そのものというよりも「電気を生み出す力」を蓄えている、と言った方がいいのかも知れない。

電力需要は、時間によっても大きく異なっている。電力会社各社は、その1日のサイクルの中で、一番需要が見込まれる時間(=ピークタイム)を「電力需要」としているため、そこに達する電力を提供できない今回のような場合、計画停電に踏み切らざるを得なかった。

ただ、ピークに合わせて「需要」を見込んでいるため、オフィスや家庭が休止する深夜から明け方までは、余剰電力となってしまう。ジェネレータを停めてしまうと、再起動に時間がかかるため、ジェネレータは常に回しっぱなしなのである。そこで、その余剰電力を有効活用するため、いくつかの方法がある。

まずは、水力発電所のダム水を、余剰電力を使ってポンプでくみ上げ、必要な時間帯に発電に使用すること。この方法は、いわば「力学的な充電」であって、有効に余剰電力を使用する一つの古典的方法である。

もう一つは、かつて注目を集めていた「燃料電池」に使用する水素を、水の電気分解によって生産する方法。ただ、燃料電池の計画は近年閉塞感を見せており、自動車業界では燃料電池車よりもEV(Electric Vehicle)やPH(Plug-in Hybrid)に主眼を置いているようだ。というのも、現段階で生産される工業用水素は、実は化石燃料の改質によって生産されており、その実態はかせき

しかしながら、今回の震災を見て、エネルギーの調達という根本的な課題を解決するために、運搬、貯蔵時の安全性の確保、水素生産効率の向上さえ達成できれば、燃料にもなる、電気にもなる、使用したあとは水になる、三拍子そろった万能な水素は非常に有効な手段になり得るのではないだろうか?と、ふと考えた。

特に、使用したあとはCO2やNOxなどのガスに変化する化石燃料と違い、水へと変化する水素の特性は魅力的である。純水なので直接の飲み水…というワケにはいかないだろうが、トイレや洗濯などの生活用水として利用することは十分可能だろう。しかも、実際には触媒との反応により発生するのは高温の「水蒸気」である。使用方法によっては、何と「暖房」として使えなくもない。

ここまでで言いたいことは、かつての私のような「資源がないから原子力に逃げる」ではなく「資源のない日本でエネルギーを安全かつ効率的に生産するにはどうすればいいのだろうか?」ということを、もう一度考えてみる必要があるのではないか?ということだ。その一つの回答として家庭用燃料電池システムが存在する、ということを挙げてみた。水素を資源として見てみれば、日本の周りは海だらけ。資源の宝庫である。しかも海水は多量のミネラル(=無機物:イオン)を含むため、電気を通しやすい。すなわち、電気分解が容易である。

風力発電や太陽光パネルなどがエネルギー問題の有効な解決手段であると考えるお方もおられるかも知れない。しかしながら、このような天候に左右されやすい発電方法は、安定した電力を求める需要家、すなわち工場に嫌われがちである。個人的には、このような器具によるエネルギーは、直接のエネルギー資源としてではなく、前述の「水力発電所の揚水」や「水素発生用の電気分解」に用いるのがベストなのではないか…と思っている。

とにかく、今後のエネルギー産業のあり方を根本から揺るがす大きな災害が起こったのだから、我々技術者は、今後のエネルギーのあり方について、大きく方向転換を迫られることになるであろう。

技術というものは、人々の暮らしを豊かに、そして幸福にしていくものであるはずだから、技術によって人々に恐怖を与えてはならない。今回の原子力発電所事故で、日本のみならず、世界中の人々がそのことを痛感したはずだ。

私も今までは、資源のない日本がエネルギーを生産するためには原子力止む無し、と考えていた。理論的に何が危険で、どういう対策が取られているのかを知るために原子力工学も勉強した。もちろん、古典物理学、無機化学、理論化学、量子力学や発電変電工学も勉強した。しかし今、抜本的な意識改革を迫られている、そんな気がする。

どうか、世界中の技術者が、今回の事故を機に意識改革を始めてくれれば…そして、これから育って行くであろう技術者の卵(今は学部生や高校生)には、切にそう願わずにはいられない。

以上。

注意:私は一通りの電気・電子工学課程を修了し、マスターの学位を取得した人間ではありますが、ただの一個人の希望的観測として読み流していただければ幸いです。特に、水素発生から貯蔵、運送技術にはまだまだ改善の余地があり、特に貯蔵・運輸に関しては「水素脆化」という、貯蔵容器の耐水素性に関する問題が主な阻害要因であります。水素吸収合金など、いくつかの有効とされる解決法が提示されていますが、なかなか活路が見いだせない状況であります。

2011年3月17日木曜日

静岡の状況6

昨日の地震の影響からか、今日の静岡県東部は「計画停電」から除外されました。明日も除外される見通しだということです。

だからといって、電気をたくさん使っていいのかといえば、繰り返しになりますがそうではありません。できるところから節電をして、東北の人たちに少しでも暖房をつけて欲しいものです。

通常の家庭の、1日の電力消費量はだいたい14〜15kWh辺りであるといわれています。そのうち、20%程度を節電できたとしましょうか。すると、電力消費量は11〜12kWhになります。5家庭でこの節電を実施できれば、本当に困って寒い思いをしている人たち1件分が、その日を暖かく暮らせる電力になるのです。

避難所では、いま燃料が足りないみたいです。電気はもうすぐ復旧するとのことなので、今すぐ電気に困っているわけではない私たちが少しでも電気を節約できれば、その電力で電気ストーブを焚き、少しでも暖かい環境を提供できるのだと思います。

1人1人の心がけが大切です。できることから始めていきましょう。

ところで、4月から北海道に戻る予定なのですが、当初予定していた「大洗(茨城)→苫小牧」のルートが不可になりました。さて、どうしよう。考えられる選択肢は2つ。「新潟→苫小牧or小樽」のルート。または車を持っていくことを諦め、まずは単身飛行機で北海道へと乗り込むこと。どちらが現実的なのだろうか?悩みは続く。

以上。

2011年3月16日水曜日

静岡の状況5

先ほど(10時31分)、静岡県東部、つまり私の住んでいる地域で震度6強の地震がありました。

幸いなことに大きな混乱もなく、ただ…眠れそうにもありませんが、家族が無事であるということを確認したので、何とか…。

一部地域で断水と停電が発生しているようです。

全国的に大変な苦難が続いていますが、希望を持って、前向きに生きていきたいと思います。

とりあえず生存報告まで。

以上。

2011年3月15日火曜日

静岡の状況4

今日は節電のため、一日中カーテンを開けっ放しにしておりました。かつて無い節電の一日、東京電力の一転二転に振り回される一日でしたが、初めてのことだもの。多少不便だと思えることでも、長く続けば当たり前になってきます。車を使うのをやめてみたり、いつもつけっぱなしにしている電気を消してみたり、当たり前のように乗ってきた電車も、近い距離なら自転車にしてみたり。東京電力も我々も、試行錯誤の中で秩序が出来上がっていくことに期待しましょう。

さて、本日は車のガソリンを入れに市内を回ってみました。私の住む町では、まだガソリン不足による混乱はなかったものの、今後はどうなるか分かりません。さらに、午後5時辺りから午後7時まで、市内の特定の地域のみ停電が行われました。市内で私が住むところは、この停電に該当していなかったのですが、だからといって貴重な電力をジャンジャン使用していいわけではありません。

以下、市内を廻ったときに撮影した写真です。

消えるRound1の照明。自動ドアも当然使用不可のようでした。お客さんの数もまばら。こんな時にボウリングなんてやってられるわけがありません。


いつもは派手な照明が点灯している通りも、今日は薄暗い雰囲気です。



下の画像、見えますでしょうか?マクドナルドも照明を落とし、ぼんやりと「M」のマークが見えるのみです。


そんななか、とんでもない店もありました。「鑑定団」という店。いつも通り派手な照明をビカビカ光らせ、遠慮の精神のかけらもなさそうな店。周りが暗いだけに目立つ目立つ。



「お売り下さい」じゃねーんだよ。二度と行かねぇ、こんな店。

きれい事に聞こえるかも知れませんが、電気というものは貯めておけるものではないんです。だからこそ、需要が高まりそうな時間は、1人1人の努力が必要なんです。せっかく個人レベルで努力しても、上に挙げたようなデリカシーのない一部の人間たちによって帳消しになってしいます。

「自分だけはいいか」「自分たちだけは特別」とでも思っているのでしょうか?何様なんでしょう?自分が不便なときは周りも不便なんです。企業として努力すべきところは努力しないと、周りからつまはじきにされてしまうでしょう。少なくとも、自分は二度とこんな店で買い物したくありません。

感情的になってしまいましたが、私は今、多少の不便はありつつも、いつもとほぼ変わらない日常の中、食べるものがある、寝る場所がある、車がある、車の通る道がある、車を動かす燃料がある、暖を取る燃料がある、ネットで情報を得る環境がある、何よりも家族が健全であることが、どれだけ恵まれていることかを痛感しています。被災地から遠く離れた、我々のような恵まれている人間は、痛ましい災害の後に悲惨な環境に置かれた人たちのことを何より優先する必要があるでしょう。少しぐらいの不便で文句を言ったら罰が当たります。

個人レベルで出来ることは、今は節電に限られると思います。出来ることから少しずつ始めていきましょう。

真剣に「電気を貯蓄する技術」を考えなくてはいけないかも知れませんね。直接は無理でしょうから、間接的にでも大量の蓄電が可能な技術は存在しないものか…。

以上。

2011年3月13日日曜日

静岡の状況3

明日から、東日本において「輪番停電」を行う模様。実施は当面。4月末までの予定。

私の街は
午後3時40分〜午後7時
の約4時間とのこと。

もちろん、この時間外であるからといって大量の電気を使っていいわけではない。停電は強制的であるが、それ以外の時間は完全に「個々のモラル」の問題である。

アミューズメント企業などがどのように出るか?が見物である。「損して得取れ」の精神で、しばらく派手な宣伝を控えるか、一向に構わず貴重な電力を消費するか…?街行く人もバカではない、その辺はしっかりと見ているであろう。

私の職場も、普段は「活気を出すため」と言う理由で電気を使っている。でも、しばらくはそれも控えるべきであろう。上司がどのように判断するのか…明らかに間違っているようなら進言させてもらうけれど。

日本中に今、モラルが求められている。本当に大変な人のために、一人一人が我慢しよう。世界中が日本に注目している。

私の自宅は画像のように、門灯をはじめ不要不急の電力のカットオフを実施した。電気がついているのは台所だけである。私の家は、父親も私も電気工学を学んでいる。工学者として事情を察し、近所の人の見本になれるように振る舞っていきたいと考えている。

以上。

静岡の状況2

今日の静岡について。

未明から、信越地方の地震と思われる揺れが数回感じられた。今度は長野かよ…と思って、気象庁の地震関連で震度を確認すると震度6強とのこと。オイオイ…。

結局、この地震と三陸沖との関連は分からずじまい。専門家が「関係があるのではないか?」と言っていたが、真偽のほどは判断できず。そうだよなぁ。余計なこと言えないよな。

昼間は至って平穏。しかし、地震のニュースをTVで見ると、現場の凄惨さに目を覆いたくなる。これが夢であってくれたなら、と何度思ったことか。

午後4時頃、灯油を買いに市内を運転する。普段の土曜日とあまり変わらない印象。国道1号線も通行止めが解除されて、ほぼ平常時と変わらない。ただし、やはり「輪番停電」を気にしてか、ガソリンスタンドで灯油を買い込む、自分と同じ立場の人が多かったかな?という気がした。どこのスタンドも人が多かった。

午後5時頃、帰宅。東北に自宅(実家)がある、または現在近くに住んでいる仲間と全員連絡が付いた。みんな、家族は無事らしい。本当に良かった。思わず泣けてくる。恥ずかしながら。

TVをつけると1F(福島第1原発)の話でやばいことに。車に乗ってる最中ラジオでも放送されていたが、1号機の外壁が吹っ飛んだらしい。最悪の事態が頭をよぎる。ずっと電気を勉強してきた人間として、本当に痛ましい事故である。今自分に出来ることは何もない、と言い聞かせて、とりあえずごはんを食べる。

午後7時過ぎ、停電の心配があるので、早めに風呂に入る。節約のため、ドライヤーは使わなかった。抜け毛が心配だが、自分の髪と東北の人たちの生活を秤にかけることなど出来ない。タオルでこれでもかとドライしたあと、さっさと布団に潜り込む。

午後8時。原発の外壁崩落が「水素爆発」だというニュースを読む。燃料の格納容器は無事とのこと。情報が錯綜する中、全てを鵜呑みにすることは出来ないが、もし本当ならば、ひとまずは最悪の事態を回避することが出来たということだ。だからといって、燃料の冷却を怠れば、同様の事態が再び発生しかねない。現在は海水の注入が行われているらしいが、これによって、1F1号機は廃炉になってしまうだろう。致し方なし、との専門家の見方もある。

暖房無しは致し方ない。そのまま寝てしまって今に至る。お酒など、とてもじゃないが飲めるような気分ではない。それに、いざという時は車がないと不便である。避難に車は使えないが、判断力を鈍らせないためにも、数日は禁酒を断行しようと思う。

以上。

2011年3月12日土曜日

静岡の状況

…。

静岡の状況を綴ってみる。当然、自前の画像など無し。不謹慎すぎる。普段どんなところかを示す画像は拾ってみる。

まず国道1号線。夕方から夜にかけて渋滞。国道1号線バイパスの富士←→清水あたりは、海に大きくせり出した道路が東名高速と併走しているような構造になっていて、波が高い台風シーズンなどはよく通行止めになる。今回の津波警報でもまた然り。


こんな道路を通るのは自殺行為であろう。ただ、この道路は太平洋側の大動脈であり、物流関係の車がひっきりなしに通る。ここを通れないことによる損失は計り知れない。そして、ここより内陸には大きな道路が存在しない。つまり、下道で東京から沼津辺りまで来た車は、どうしてもこの道を通らなければいけないのである。その道路が通行止めになった。これは大変なことである。

次に東名高速道路。通勤路の「富士インターチェンジ」では、前述の通り清水までの高速道路が通行止めになった。東名高速は一本道であるから、東京方面から名古屋に向かう車、また逆に名古屋から東京に向かう車は、必ずこの区間を通らなければならない。しかし、国道も通行止めになっている。

東名高速道路(Wikipedia「東名高速道路」のページより引用)。
赤い線の、伊豆半島から大きく内陸に入り込んだ部分が
今回の通行止め部分。

このような車はどうしたのか?とにかく待つしかないと考えたのか、国道からインターに向かう道路の左車線(片側2車線の左側)を、延々と解除待ちの車が待機していた。よく見てみると「尾張小牧」「姫路」「横浜」…とにかく県外ナンバーが目立つ。近所のガソリンスタンドもごった返してる。コンビニの駐車場も一杯、果ては閉店した銀行の駐車場にも待機している車がある。

普段だったら「自分さえ良ければいいような自分勝手な車は云々…」と言いたいところではあるが、こればっかりは仕方ない。みんな、生きるために必死なんだもの。きっと、駐車場の所有者も、そういう気持ちであることを願いたい。

地震の直接的な被害ももちろん甚大であったが、何より恐ろしいのは二次災害である「津波」である。中継の映像を見ていたが…とてもじゃないが直視できるものではなかった。正直、いままで津波というものを見くびっていた節があると思う。

動画を載せようか…とも思ったが、やめよう。

今回の災害で政府の対応について一つ。阪神淡路大震災の大失態を反省したのか、政府の対応は卒無いものであったように思う。自衛隊も迅速に派遣されたし、在日米軍の出動要請もそこそこまともであった。現政権は好きではないが、初期対応は比較的評価できると思う。こんな状況になったら、好き嫌いではない。何よりも被害を最小限に食い止めるため、何とか最善の対応をしてくれるよう祈るばかりである。

ただ、安心は出来ない。「被災地の復興」という長い目で見たときに、これから先の対応が重要になって来るであろう。1人でも多くの被災者が安全に避難生活を送れるよう、また、一刻も早く被災者が安らかな生活を取り戻せるよう、全力を挙げて欲しいと思う。

海外の反響も大きい。アメリカのYahoo「Yahoo.com」では、トップで今回の津波を報じている。


Hundreds killed in tsunami after 8.9 Japan quake
(マグニチュード8.9の地震の後、津波によって何百もの命が奪われた)

ざっと眺めてみたが、驚くほど的確に状況を伝えている。非常に分かりやすい。続いて世界中のYahooを廻ってみたが、どのページもほぼトップで災害を伝えている。

ドイツ

イタリア

インド

韓国

中国

フランス

イギリス

ブラジル

スペイン

カナダ

ロシア

トルコ

オーストラリア

先日地震があったニュージーランド

各国から救援の申し出が届いているらしい。本当にありがたいことだと思う。人道支援、命に国境など存在しない。困ったときは助け合う。人間で良かったと思う。

以上。
今日は何も書きたくない。

震災にて亡くなられた方々に、心から哀悼の意を示すとともに、避難していらっしゃる方々の、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2011年3月11日金曜日

ボスケテ

最近、缶コーヒー「BOSS」のCMで使われてる音楽。



フランスの音楽家、グノー作曲の「マリオネットの葬送行進曲」。



こういう音楽を演奏してみたいんだよね。と言うわけで、早速スコアをチェック。いつものIMSLPで楽譜をダウンロードしてみた。フランス人なので、当然曲名もフランス語。まあ、英語と似たようなスペルだから分かりやすいかな。

英語だと「Funeral March for a Marionette」
フランス語だと「Marche Funebre d'une Marionette」

IMSLP・グノーのページ

まあ、分かっていたことだけれども、クラリネットに負担が来るよね。思いっきりソロだものね。でも、同じようなフレーズの繰り返しだから、そんなに難しいとは思わないなぁ。弦もそんなに難しくないし、オシャレでちょっと不気味で、演奏会の1曲目にはちょうどいいような音楽。

ちなみにこの曲、アルフレッド・ヒッチコックのサスペンスにも使われていたので、その筋のお方には広く知られているのですよね。



このジトッとした雰囲気がタマラナイ。

以上。

2011年3月9日水曜日

スピード

今日、たまたま時間が空いたので、小中高の時の英語の師匠に会ってきた。小学校5年から高校卒業まで英語に関する全てにおいてお世話になった方で、英語以外でも、生き方や考え方、価値観に至るまで何かと影響を受けたお方である。

先生曰く、英語のみならず、生きる上で必要なこととは「スピード」であると。何事もだらだらと物事をこなしていることは、頭を使っていることにはならない。


英語では、長文を読むときには、分からない単語を一つ一つ調べながら読むのが普通であると思う。ただ、それら一つ一つを本当に「一つ一つ」ゆっくりと読んでいたら何の役にも立たないわけで。実際「使える」英語には、ある程度のスピードが要求されるのは言うまでもない。

ただ、それは、ある程度英語を自由に操れるようになった人が行う「訓練」であり、まだ英語を始めて間もない小学生や中学生がすることではない。中学生には、まずは文法の勉強を行う必要があるだろう。


ここで忘れてはいけないことを一つ。英語というのは「ライティング(書くこと)」「リーディング(読むこと)」「リスニング(聞くこと)」の3つがバランスよく成立しなければいけないものであるから、一口に文法と言えども、知識だけでは何の役にも立たない。つまり、文法を学んだ上で、実戦的に英作文や読んでみたりしなければ意味がないのである。

作文によって、文章の構造が分かる。また、読むことによって、文章のリズムが分かる。このリズムというのがくせ者で、英文のどの部分にどんな種類の句が存在するかは、実際に読んでみることによって理解するのが手っ取り早い。逆に、読んでみなければ、それを理解することは難しいだろう。英語が読めない人は、間違いなく英語が苦手である。どこが文章の切れ目であるのか、文章から判断が出来ないからである。


現在の英語教育に決定的に欠けているのが「英作文」であることは疑う余地がないが、案外「リーディング」も不足しているんじゃないかなぁ。集団で勉強する学校の授業の特性上、1人1人チェックすることは容易ではない。だけど…重要なんじゃないのかな?どうにかならないものか…。現場に口出ししたいけれども、どうしようもないよなぁ。

ねこが面白く撮れたので、ちょくちょくはさんでみた。

以上。

2011年3月8日火曜日

ペンタブ買った

今日、何気なく近所のジャンク屋を廻っていたら、ペンタブを見つけた。お値段なんと300円。ただし、ジャンクなので動作保証はしないとのこと。


PrincetonのPTB-MT1てやつ。Amazonで値段を調べたら4800円!もし動いたら、トンデモナイ儲けモノでないか?

ドライバCDが付属してきたので、インストールして接続し、Photoshopを起動する…どうやら無事に動作するみたいだ。

でも、少し慣れが必要なデバイスだねぇ。てっきり手元のスイッチでクリックするモノだと思ってたら、ペン先を押しつけるだけでクリック認識するのだね。で、筆圧もしっかりと関知するわけ。Photoshopでは「流量」の調整が筆圧と連動するようになってる。これは面白い。

ペンタブ初作品はこちら。


自分の筆跡がモロに出るのが面白い。いやあ、いい買い物だった。

以上。

2011年3月7日月曜日

フラット4の宿命

レガシィと言えば水平対向エンジン…EJ20である。このエンジン、通常は縦に伸びているエンジンのシリンダを真横に2本ずつ広げ、その振動を打ち消してなめらかなエンジンフィーリングを実現する…というコンセプトのエンジンである。また、エンジンの高さを低くすることが出来るので、重心が低くなり、運動性能にも大きく役立っているわけである。

そんな水平対向エンジンであるが、もちろん不利な面も持っている。まずは整備性。ヘッドカバーが真横に付いているため、スパークプラグの交換が非常に面倒である。まともに交換しようとしたら、バッテリーやウォッシャータンクを外さなくてはいけない。また、ヘッドカバーがエギゾーストマニホールド(通称エキマニ)のすぐ近くに存在しているため、排気熱の影響を受けやすい。排気熱はエンジン近くで1000℃にも達するため、ヘッドカバーのガスケットの劣化が早い。従って、ヘッドカバーからのオイル漏れが定番のトラブルでもある。

最近、私の車もこの持病が発生していて、そろそろガスケットの交換が必要か…?と悩ましい時期でもある。出来ることなら自分でやってしまいたいところだが、ガスケットって、まだディーラーで買えるのかな?

今日はカメラで「長時間露光」を実戦してみた。


オモチャみたいに写るんだね。遠近感があんまり無いはっきりした画像。フロントウィンドゥの拭きスジまではっきりと写るのは驚き。

以上。

2011年3月6日日曜日

昔のゲーム

近所のリサイクルショップで昔のゲームがあったから、懐かしくなってやってみた。

今回は「FF5」こと「ファイナルファンタジー5」をやってみた。念のためお断りを。ゲーム自体の批判ではないことを付け加えておきます。とっても大好きなゲームですので。

今、一通りの物理や化学を勉強したあとになって見ると、いろいろな矛盾がどうしても目に付いてしまう。例えば、カルナックにある火のクリスタルが砕け散ったあと、カルナック城が爆発するシーン。セリフでは「火のクリスタルで城が保たれていた…クリスタルが砕け散れば、城は爆発する!?」だなんて言われていたが、冷静になって考えれば、火のクリスタルからエネルギーを得て、城の中の設備を動かしていたわけだから、そのエネルギー源が停止する…というか消滅すれば、電池を引っこ抜いたラジコンのように、ただ単にその動作を停止するだけであろう。発電所にトラブルが発生したからといって、その電気を得ていた家庭や工場が爆発したら大変なことである。

あと、第2世界でのエクスデス城のバリアを除去するために、バリアの塔に乗り込むシーン。ガラフの盟友ゼザが動力室で1人死んでしまう悲しいシーンなのだが…ゼザは言う。「動力室で電源を落とすと同時にアンテナを破壊してくれ」…え?動力を落とすだけじゃダメなの?いや…念には念を入れて、ということなのだろう。まあ、それはいいのだが、アンテナを破壊すると、なぜ動力室が爆発するのだろう?「行き場のないエネルギーが…」と、ご丁寧に説明してくれているのだが、電源を落とした(=エネルギー源を停止させた)のに、行き場のないエネルギーって?発電所のタービンの運動を停止させたからといって、いきなり発電所が爆発するのか?ボイラ系統がそのまま運転されているのであれば、オーバードライブによって機械系統に異常が発生するだろうが、そのボイラを停止されなければ、通常はタービンの運動など止まるはずもないのだから、そんなことはあり得ないだろう。

そして、ゼザの死によって、めでたくバリアは消滅する。エクスデス城の周りには4本くらいの塔が立っていたが、そのうちのたった1本を破壊したらバリアが除去される…なんという脆弱な装置だろう!自分がエクスデスなら、まずはバリアの塔を増やす。そして、城が守れる最小限の範囲だけをカバーするような配置にする。もちろん、自分の目の届く範囲で。電源系統は分散させた方がいいだろうが、バックアップ電源は欠かさない。

また、意外と多いのが言葉の間違い。「見れる」とか「そのとうり」とか、間違った言葉の使い方がちらほら。今の世代に言葉の使い方が間違っている人が多いのは、もしかしたら…このようなゲームの影響なのかも。もちろんテレビの影響も大きいとは思うけどね。

きっと、全てを含めて「ファンタジー」なんだろう。最近は昔のゲームのリメイクばっかりだが、今後ゲーム産業はどこへ向かっていくのだろうか?

以上。

2011年3月5日土曜日

受験生終了

中学3年生の受験が本日で終了した。みんな、うまくいったかな?結果が心配だ。

…まあ、塾に来るくらいだから、基本的にはみんな勉強というものは好きではないのね。特に、塾に初めて来るときとか…必ずと言っていいほど「親にムリヤリ」なわけで。ごく希に「勉強のやり方が分からなくなった」と、自分から言い出すヤツもいるのだが。大半のヤツは「できれば勉強などやらずに済ませたい」わけ。

我々のような塾講師が一番苦心することが、そんな「やる気のないヤツ」を、どのようにやる気にさせるか?ということ。

基本的には「絶対無理」。心から「勉強が楽しい」なんて言わせるのは無理。ただ…ちょっとした意識改革くらいだったら出来なくもない。

まずは、自分の積み重ねてきた勉強が、結果として反映されることが大切。少しでも点数が上がるとか、何かしら分かりやすいパラメータになって目に見えることが大事。中学校では、点数が上がらないと「進歩してないんじゃないか」と思ってしまうこともあると思うが…「現状維持」というのは大事なことである。何故なら、中学校のカリキュラムでは、常に新しいことを習うようになっている。つまり、勉強しなければ、あっという間に成績は下降してしまうのである。そんな中で成績を上げると言うことは本当に難しい。前回の成績が維持できていると言うことは、少なくとも「前回までの内容」プラス「今回の内容」が多少なりとも頭の中に入っていると言うことなのだから。

ただねぇ…英語に限らず、言語という学問は、急に成績を上げるのが難しい。頭の中で文法の体系化が出来ない限り、成績は急には上がらない。しばらくは報われない日々が続くだろうが、諦めずに勉強していくうちに、今まで勉強してきたことがいずれ一点で交わるわけだ。

今日はダラダラしよう。

以上。

2011年3月3日木曜日

イカサマ受験生

先日の「ケータイでカンニングした受験生」の話。ニュースでエライ騒ぎなワケだ。確かにセンセーショナルであるし、(少なくとも分かっているだけでは)前例のない事件である。

それにしても騒ぎ過ぎじゃないか?ニュースでは「自殺する可能性もあるから、早めに確保したかった」という捜査関係者の話を報道したが、そんなことするのだったら、ここまで騒ぎを大きくしなければ良かったのに。

「容疑者はほっとした様子で認めた」らしいが、そりゃそうだよな。自分の行った過ちにしっかり向き合い、いつの日か改めて自力で受験し、合格するといいと思う。

一生の受験資格を剥奪せよ、とかいう過激な意見もあるのだが、言い過ぎだよね。

いずれにせよ、現状の受験システムに一石を投じる、非常に大きな事件であったわけだ。

以上。

2011年3月2日水曜日

昨日の「ゼロスポーツ倒産」の続き。

----------------------以下引用


破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由

レスポンス 3月2日(水)8時57分配信

EVベンチャーのゼロスポーツが1日、負債総額11億7700万円を残し、近く破産申請をすることを発表した。

[関連写真]

ゼロスポーツは2010年8月、日本郵便から集配用EVとして1030台約35億円の受注をしたことで注目された。契約では1月に20台、2月末に10台の計30台を本年度中に、その後、来年度末までに残りの1000台を納品する予定だった。しかし、1月21日の最初の納期に車両が間に合わず、日本郵便から契約解除の通知および契約金の2割である約7億円が違約金として発生する通告があった。

報告を受けたメインバンクは2月に運転資金の口座を凍結、月末の給与の支払および取引先への支払いが滞ったゼロスポーツは、日本郵便からの違約金請求の可能性がある民事再生の道をあきらめ、破産申請による倒産の道を選んだ。

なぜ、2001年からコンバージョンEVの制作経験を持ち、実証実験として日本郵便に合計10台のEVを納品実績があるゼロスポーツが1月の20台納品に間に合わなかったのか。周辺取材により明らかにしたい。

昨年8月の日本郵便からの発注1030台はスバル『サンバー』をベースに、集配用途に合うように現場の声を反映させた言わば日本郵便とゼロスポーツの共同開発のEVだった。

ところが9月、
スバルは2011年度いっぱいでベース車両となっているサンバーの生産を停止し、ダイハツ車両のOEMに切り替える方針が判明する。年間4万台以上生産されるサンバーの供給は今後1年は続き、契約である2011年度内1030台のサンバーベース集配車両の導入には支障はないが、近い将来のベース車両変更が既定路線となった。

ここで日本郵便とゼロスポーツの間にあるアイディアが浮かび上がる。日本郵便側として、荷台下にエンジン(モーター)があるサンバーはEVに改造した場合にどうしても荷台が20cmほど上昇してしまい荷室のスペースが犠牲になる。一方で、ダイハツ『ハイゼット』はフロントエンジンのためEV改造による荷室スペース減少がない。またゼロスポーツにしても将来の車両変更による開発のやり直しを考えると、サンバーをあきらめてハイゼットベースでの1030台納品に傾いた。
両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した。

しかし、日本郵便側で異変が起こる。契約変更の手続きをすすめるうちに重大なミスを発見したのだ。ゼロスポーツとの契約は
随意契約である。日本郵政グループはいまだ完全民営化されておらず、随意契約の条件のひとつとして実証実験の実施を義務付けている。じっさい、ゼロスポーツと日本郵便は2009年度に2台、2010年度に8台の実証車両を走らせており、随時契約の条件を満たしていたのだが、サンバーからハイゼットへの車両変更が条件外になるおそれがわかった。

日本郵政グループの随意契約といえば「かんぽの宿一括売却」騒動が思い出される。日本郵便はベンチャー企業のために危ない橋を渡ることを避け、ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前であった。

奇しくも日本郵便はこの期間、業績悪化が深刻なことが明らかになり、多方面でのリストラも検討されている。3000台の車両をEVに置き換えるというプロジェクトも最初のステップでつまずき、大幅に計画は見直されるであろう。

ゼロスポーツは、はしごを外されたハイゼットベースの車両開発も虚しく、大口契約を背景に集めた運転資金は口座ごと凍結され破産に至る。しかし、同じくEVベンチャーのナノオプトニクス・エナジー社が、1日付で解雇されたゼロスポーツ社員の雇用に名乗りをあげている。EVベンチャーの魂は受け継がれることになるのだろうか。

《レスポンス 三浦和也》

----------------------引用以上

簡単に言ってしまえば「いちベンチャー企業が、日本郵便という超巨大会社の見栄のために犠牲になった」ということだろう。ベース車両の変更は確かに大きな出来事であり、しかももともとのサンバーは販売停止なワケじゃないか。不可抗力としか言いようがない。しかもミッドシップのサンバーよりもダイハツのハイゼットの方がEVとして有利な車両特性を備えているのならば、柔軟に対応してやっても良かっただろうし。確かに、実際に納入される車両での実証実験で無ければ意味がないのかも知れないが、仕方ないことだろう。両者そのような方向で思惑が一致…ってなってるんだから。

日本郵便が3000人のリストラって、それは自分のまいた種じゃないか?そっちこそ一方的な解約ってことで違約金を支払うべきなんじゃないか?業績悪化って、今の社長が民主党の天下り人事によって天下りしてきてからじゃないか?かんぽの宿もそうだが、先の宅配事業における配達遅延など、どう考えても最近の日本郵便は「民」ではない。未だ赤字垂れ流し、殿様商売の日本郵便。

まあ…「契約」という壁が、全てを阻んだんだろうね。こればっかりは気の毒としか言いようがない。

結局ゼロスポーツは、不可抗力的な納期の延滞による犠牲者だったわけだ。

以上。

ゼロスポーツ社 倒産へ

ちょっと気になるニュースがあったので。

----------------------以下引用

EVの「ゼロスポーツ」破産へ=郵便会社から契約解除
時事通信 3月1日(火)21時0分配信
電気自動車(EV)ベンチャーのゼロスポーツ(岐阜県各務原市)は1日、岐阜地裁に破産を申請すると発表した。負債額は約11億8000万円。同社は昨年8月、日本郵政グループの郵便事業会社との間で集配業務用のEV1030台を納入する契約を約35億円で締結。量産を開始したが、納期遅れを理由に今年1月に契約を解除されていた。
契約解除により2月に違約金約7億円の請求書が届いたという。これに伴い、金融機関から借り入れの返済を迫られ、資金繰りが急激に悪化した。 

----------------------引用以上

ゼロスポーツと言えば、スバル乗りの間では有名な会社。排気系の触媒やマフラー、各種パーツなどの販売で、レガシィやインプレッサ、フォレスターといったスバルの車のカスタマイズ愛好家より支持を得てきた。先日には静岡に社長が来訪し、講演会を行っていった。車社会の現状、そしてこれから…というテーマを軸に、自社の姿勢からベンチャーという立場で何ができるか?ということを熱く語っていらっしゃった。そんな会社が倒産してしまった。

記事を読む限り、その契約の内容がどうだったかまでは分からないが、まあ…納期を遅らせる方が悪いことは言うまでもないことである。だが、日本郵政だって、配達の遅れなどいくらでもあったではないか。先日だって、日本通運との宅配便事業統合に係る配達の遅れが大きな問題になったばかりである。そんな日本郵政が、果たして配達の遅れによる損害賠償を行っただろうか?自分たちには甘く、他社には厳しい。何だかおかしくない?

詳細を知っているわけではないので、推測で綴るしかないのだが、どうにも違和感を感じてしまう。どちらの肩入れをするわけではないが、遅れたのは悪いことだし、それに対して「違約金」という形で支払い義務が生じるのは致し方ないことだろう。だが、ベンチャーに7億円というのは少々大きすぎやしないか?このベンチャー企業がそこまで自信満々だったのか?それともこの契約自体があまりにも日本郵政に有利な一方的契約だったのか?何とも言いようがないが…。

いずれにしろスバルファンとしては残念な限りである。

以上。

2011年3月1日火曜日

3月

静岡にいられるのもあとひと月。

半年前は何やっていたかというと…普通に受験だったっけ。早かったなぁ。

こうやって、あっという間に時間は過ぎゆくわけで。

以上。