電力使用量NOW

2010年7月31日土曜日

君臨

なんか偉そうなんだよな。

以上。

2010年7月30日金曜日

X-Japanって

あたしはXファンです。
でも「X-Japan」ファンではありません。
一般には、この2つの間にそんな差があるとは思われていないみたいですが、Xファンとしては最近のX-Japan…というかYoshikiの暴挙は目に余る。

CMで嫌になるほど放映されている「CR X-Japan」、要はパチンコの機種な訳だが…。

CR X-JapanのCM。なんじゃこりゃ?


Xはこんなバンドじゃなかった。
天国のhideは何を思うか?

以上。

2010年7月29日木曜日

プッチンプリン

「無限プッチン」が楽しめると考え、プッチンの瞬間を動画に撮ろうと試みたのに・・・。



以上。

すごいカセット


すごいカセットを発掘した。

<A面>
・無敵ロボ トライダーG7
・銀河鉄道999
・ドラえもんえかきうた
・電子戦隊デンジマン
・燃えろ!アタック
・宇宙空母ブルーノア
・のび太の恐竜

<B面>
・魔法少女ララベル
・ウルトラマン'80
・仮面ライダー
・タイムパトロール隊オタスケマン
・キャプテンフューチャー
・一休さん
・機動戦士ガンダム

「たのしいテレビまんが」っていうタイトルも懐かしい感じだねぇ。最近のアニメなんてタイアップばっかりだから、純粋なアニメオリジナルの「主題歌」が作られていた、古き良き時代の産物。嗚呼、善きかな善きかな。

以上。

2010年7月28日水曜日

[演奏記録]ひとりYMO「Tong Poo」

その昔、地元のエレクトーン演奏会にYMOで出演する機会があり、その時作った「ひとりYMO」用のデータが出てきたので、久しぶりに弾いてみた。ちなみに、YMOのアルバム「Public Pressure」バージョンの「Tong Poo」。

Public Pressure。
YMO初期の集大成とも言えるワールドツアー第1回の実況録音盤。
この後YMOは問題作「BGM」「Technodelic」の2連作で、
新たな方向へと大きく舵を切ることになる。


アルバム「Public Pressure」はYMO第1回ワールドツアーの実況録音盤。
この映像では渡辺香津美氏がギターを弾いているが、
アルバムでは「事務所の意向により」すべて坂本龍一氏のソロに置き換えられている。


コード進行がさっぱり抜けていたため、思い出すのに少々。

ベースは妥協の産物。
よって、新しく本物のベースで弾き直したら面白いかなぁ。

とりあえず、時間を作るところから始めよう。

以上。

2010年7月27日火曜日

ガラパゴスケータイ

きょうのYahooニュースより。

iidaに見るガラケーの未来

nikkei TRENDYnet7月26日(月) 11時23分配信 / 経済 - 産業
iidaに見るガラケーの未来
iPhoneやXperiaなどスマートフォンに押され、絶滅の危機さえあるように思えるガラパゴスケータイ。新たな展開を模索している感もあるが、その未来は?
 携帯電話を見に大手量販店に出向いた。目抜き通りに面した1階のフロアはどの店も携帯電話売り場になっている。ずらりと各キャリアの色とりどりの端末が並んでいるが、手にとって見ている客はほとんどいない。人が集まっているのはスマートフォンコーナーだけだ。発売されたばかりのiPhone 4や、Xperiaの周囲にだけ客が集中している。スマートフォンでない、いわゆる「ガラケー(ガラパゴスケータイ)」は見向きもされていないようだ。

【詳細画像または表】 

iPhoneに代表されるスマートフォンは音楽も楽しめ、自分でアプリも追加でき、内蔵のウェブブラウザでPC向けのウェブサイトも見ることができる。アプリは無料、有料のものが存在するが、ウェブサイトの情報はほとんどのものが無料で手に入る。また大型のタッチパネルを採用したインターフェースが直感的で操作がしやすい等という理由で人気を博している。

このまま「ガラケー」はスマートフォンに駆逐され絶滅してしまうのだろうか?

店頭に並んでいる端末を見ても、正直魅力的な機種はほとんどない。どのキャリアも同じような製品をお色直ししてラインナップしているように感じる。そんな中、頑張っているのがKDDI au のデザインケータイブランド「iida(イーダ)」だ(関連リンク)。

先日発表されたiida の「LIGHT POOL(関連リンク)」はプロダクトデザイナーの坪井浩尚氏によるデザイン。「LIGHT POOL」はトラス構造(truss)の面で構成された今までにないフォルムを持ち、その三角形の面がLEDによって美しく光り、心地よい音楽を奏でる(この光と音のディレクションは高木正勝氏によるものだ)。発表会で実際に手に取ってみると、そのフォルム、そして美しく光る面に魅せられてしまった。

現代の携帯電話に必須の機能を詰め込むあまり、独自性が失われた「ガラケー」だが、iidaのような存在感を持った端末なら何とかスマートフォンと戦っていけるような気もする。それは「2台目需要」だ。私もそうだが「iPhone」と「普通の端末」の2台持ちをするビジネスパーソンは多い。

2台を「ネット端末」と「通話&おサイフケータイ端末」と使い分けるのだ。一般端末は「おサイフケータイ」や「WiFiアクセスポイント」などスマートフォンを補完する機能を利用するのである。

個人的にその2台目端末は、おサイフケータイ専用のIC端末でもいいと思っている。それが防水仕様で超コンパクト、そしてWiFiアクセスポイント機能を備え、デザインに優れていればとても嬉しい。

ガラケーに残された未来はとても狭い世界に感じられるが、日本の端末メーカーの腕の見せ所でもある。UI(User Interface)等の苦手部分ではなく機能と小型化で勝負できるからだ。スマートフォンといかにうまく共棲していくかが課題になっていくだろう。

(写真・文/三井 公一=サスラウ)



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100726-00000007-trendy-ind

==================引用以上

そもそも日本のケータイと、海外のケータイのあり方は根本的に異なる。

日本には「iモード」という「モバイルコンテンツを売る」というビジネスモデルが存在する。これは世界でも類を見ない特徴であり、このコンテンツを軸に「ケータイ」が発展してきたといっても過言ではない。

しかし、海外の携帯電話は、結局は「モバイルフォン」であり、日本でいう「iモード」のようなコンテンツを売るという商売の雰囲気は希薄である。

この辺りはお国柄が大きく影響しており、日本人は「何でもかんでも1台で実現出来る幕の内弁当のようなケータイ」が好まれ、海外では「シンプルで特定の機能に特化した携帯電話」が好まれるのだろう。言ってしまえば「ユニバーサル」か「プロフェッショナル」か…の違いであろう。

>現代の携帯電話に必須の機能を詰め込むあまり、独自性が失われた「ガラケー」だが

だから、日本のケータイは独自な発展を遂げた。Javaアプレットをケータイ上で走らせる「iアプリ」、auの商標である「写メール」、ワンセグ放送を受信する機能…など。そのような機能のてんこ盛りによって、上の記事では「独自性が失われた」とあるが、それは表面上だけのことである。実際にはそれらのコンテンツはキャリアによって互換性のあるものではなく、キャリアが異なれば通信方式、認証方式、操作方法まで何から何まで独自のものである。SIMロックフリーが一部キャリアで協議されているらしいが、結局のところ、この「キャリア間コンテンツ、独自方式の差違」を解消しない限り、我々消費者にとっては何のメリットもない。

「スマートフォン」というのは、日本人には「スマート(smart)」という英単語が「スリム」「美しい」「カッコイイ」という意味で捉えられているため、今ひとつピンとこないケータイの俗称ではあるが、そもそも「スマート」という単語の意味は「頭がよい」「賢い」という意味であり、外見…見かけの問題というよりは、中身の問題である。

つまり、従来の携帯電話と比較して多機能であり、高速であるものを「スマートフォン」と呼ぶのであろう。

ここで「多機能」とは、カメラの画素数が何百万画素…とか、ワンセグ放送が切れ目無く入る…とかそういう低レベルな話ではない。携帯情報端末としての機能…そう、持ち歩く「パソコン」としての機能の話である。

>iPhoneに代表されるスマートフォンは音楽も楽しめ、自分でアプリも追加でき、内蔵のウェブブラウザでPC向けのウェブサイトも見ることができる。

これだけを見ると、なんかとんでもなく便利で素敵なことのように見えるが、やってることはまさにパソコンのそれである。「iTunes」で音楽も楽しめ、ソフトを買ってきて(ダウンロードしてきて)アプリを追加し、「Safari」などのブラウザでウェブサイトを閲覧する…。果たしてどこがパソコンと違うのだろうか?

なかなか日本人は「多機能=高級」という図式は抜けないものである。スマートフォンの台頭で「シンプルな機能美」というものへ日本人の目がいくことは歓迎であるが、日本でスマートフォンが定着することによって、また変な方向に向かっていかないことを切に願うばかりである。

以上。

追記
こんな話も見つけた。
http://hanapapa.tumblr.com/post/796836502
ドコモやめようかしらね。

2010年7月26日月曜日

プラズマ再考 第5回

毎日暑いねぇ。
今日はまた30度超えていたみたいだが…。
夜になって雨が降り出し、雷も鳴り出した。

雷は代表的なプラズマである。
要するに、高電圧放電による空気のプラズマである。

雷はもっとも身近な気体放電。
あ、雷様におへそとられちゃう。

雷のできるメカニズムは、
1:地表が暖められ、水蒸気ができる
2:水蒸気は、空に向かって上昇する
3:上昇すると温度が下がっていくから、水蒸気は氷の粒になる
4:大量に生じた氷の粒どうしが、摩擦によって電荷を蓄える
(下敷きをこすると静電気が生じるのと同じ)
5:溜まりに溜まった電荷が、より低い電位の場所(=地上)へ移動しようとする
6:その電荷の移動の道筋が、稲妻となって現れる
7:大量の電気的エネルギーによって空気(大半は窒素)が電離し、光を放つ
8:電荷と空気との摩擦によって、轟音が発生する

プラズマとは、電離した状態の気体(液体の場合もあるが)を指すことは、何度かこの場で述べてきたが、雷がプラズマである由縁…それは上記「7」の通りである。

雷はいろいろな光を発しているが、多くは白〜ピンク色であって、一般的に表現されるような「きいろ」の光は発しない。

これは、空気の組成の大半を占める気体が窒素であって、放電エネルギーにもよるが、その窒素のプラズマは主に400nm付近の波長を示すからである。

この画像が全てではないが、
波長と色の関係はおおよそこの通り。
光には「輝度」というパラメータがあるため、
強い輝度の光はより明るく、弱ければその逆である。

白色光とは、いろいろな光が合わさった結果であり、またその電気的エネルギーの大小をも表す。つまり、強い雷は白く明るく、弱い雷は暗くピンク色なのである。

光の3原色は
「あか(R)」「みどり(G)」「あお(B)」である。
この3つの色の強度(輝度)を調整することにより、
原理的には全ての色の光線を表現することができる。

光のエネルギーは、プランク定数hを用いて、以下のように表される。

e=hν(eV)

左辺はエネルギー(eV)、右辺はプランク定数と光の振動数ν(Hz)の積である。

光の振動数は波長の逆数であるから、この式は波長が短ければ短いほど高エネルギーであることを示している。

ただし、これは単色光の場合であって、雷や日常生活で目にするほとんどの光が、たくさんの光の集合である。例外はトンネルに設置されているオレンジ色の光…ナトリウムランプや、赤・青・黄色などの単色LEDなどは、固有の波長を示す単色光である。

個人差は少なからずあるが、人間の目には、紫色である300nm付近から赤である800nm付近の波長までしか見えない。300nmを下回ると紫色の外の光…紫外線となり、800nmを上回ると赤色の外の光…赤外線となる。

赤外線をいくら浴びても暖かく感じるだけだが、紫外線を大量に浴びると危険と言われるのは、この紫外線のエネルギーが人間の皮膚にとって強すぎるからである。

雷は上空に高電位層、対して地上はアース(ゼロ電位)であるから、原理的には直流放電である。上空に電荷をたくさん詰め込んだコンデンサが直列にたくさんつながれていて、あるきっかけでそれが一気に放出されると考えればよい。

ところで、空気という気体(そんな気体分子は存在しないが)は、半導体業界では真空に次いで優秀な絶縁材料として捉えられている。多層LSIの層間絶縁膜は、空気(空隙と言うが)が理想的なのである。

そんな空気を一瞬にして絶縁破壊し、地上へと降り注ぐ稲妻は、想像を絶するような高エネルギーの固まりである。

上空と地上という不平等な電界により火花放電(Spark Discharge)が行われるわけだが、この放電によって放出される電子は、より導通し易い場所を選んで地上へと到達する。「背の高い人が危険」とか「木の下が危険」とか言われるのは、人体や木が空気と比較して電流を通しやすく、そしてより高い位置に存在している導体を選んで電流が流れるからである。

レーザーはさらに危険である。もし雷が鳴っているさなか、上空に向けてレーザー光線を発したら、たちまち雷は自分めがけて放電してくるだろう。逆に言えば、この性質を利用した避雷針(針じゃないけど)も存在する。

雷を目の当たりにしたとき、その光がより明るく、より白に近かったら「ああ、打たれたら死んじゃうな」と思えばいい。その前に、微弱な電流であれ、100mA程度の電流で人間は死に至るわけだが…。

電気って怖いわね。

以上。

2010年7月25日日曜日

Twitterはじめました


ほら、うえのほうに「NOW」って。
ひらがなで「なう」じゃなくて、あえて「NOW」。

以上NOW。

2010年7月24日土曜日

楽器

普段使っている楽器って、時間が経つと限られてくるものだけれども、今現在自宅で所有している楽器は…意外と数があった。

メインベース。
GrassRootsのレスポールタイプ。
リサイクルショップで「音が出ない」とのことで格安。
案の定、サーキットをいじったら、いとも簡単に直った。
とにかく音が太く、ミッド・ローが「モワーン」と出る。
合う音楽には合うが、合わない音楽には全然合わない。
ネックが細く、普通の人にはスラップはやりづらいらしい。

メーカー不明のストラトタイプ。何故かラージヘッド。
もともとは3トーンサンバーストだったが、
中学当時はディープ・パープルにはまっていたため、
入手してすぐにパンダにリフィニッシュ。そのため鳴りはイマイチ。
ブリッジに不具合があるため、サスティンが短い。
困ったものだ。

真正ギブソンのレスポールスタジオ。
中学3年間をコレとJCM-900のために費やした。
高校時代はコレばっかり弾いてた。
一回ネックを折ってしまって、自己修理にて復活。
しかしペグが壊れたままで、未だ完全修理は成されず。
PUの出力が凄まじく、JCM-900との相性はばっちりであった。
これがどうしてなかなか、クリーントーンもイケる。
早く復活しないかな。

大学時代、サークルの部屋にあったものを借りてきて以来、
返すのを忘れたまんま持ってきてしまったジャズベース。
レスポールベースとは全てがまるで正反対の楽器。
とにかくハイが異様に出るし、ネックは平たく広い。
個人的にはとっても弾きづらい楽器ですが…。
何故かフレットレスなんですよね。
だから、ジャズをやるときには意外と重宝するのかも。

はじめて手にしたエレキギター。
親父が実家にいたときに入手したものらしい。
正真正銘、Made In Japanのビザールギター。
当時流行っていたゼロフレット付きで、
オリジナルは板バネトレモロ付きという泣かせる仕様。
ジャガータイプのボディに3:3のヘッドが意味不明。
でも意外とかっこいいんだよね。
現在はブリッジの不調により修理中。
改造多数につき、修復には時間がかかる。

YAMAHAのガットギター。
典型的なガットギターの造り・形で、
特に弾きやすくもなければ弾きにくくもない、トヨタ車みたいなギター。
30年以上前製造のプレ・ヴィンテージで、
弦さえしっかり張れば、音はなかなかだと思う。

YAMAHA EL-87。
AWM音源2系統とFM音源を搭載した90年代の名器。
徹底的にソロ演奏を念頭に置いたエレクトーンの世界では、
一時期スタンダードであったEL-90と同じ音源を持つモデル。
上の弦楽器たち全てを合わせたよりも高価な楽器であるが、
私はコイツをろくに使いこなせていない気がする。
せいぜいYMOとかチャイコフスキーとか坂本龍一とか…。

実際にはもっとたくさんあったんだけれど、大学に置いてきたり、友人に貸したままだったり。

楽器は大事にしていきたいね。

以上。

2010年7月22日木曜日

今日借りてきたCD

Hi-Standard 「Making The Road」

シンバルズはライヴバンドだというので、ライヴ版を借りてみた。

ハイスタ…昔よくコピーしたっけ。ギタリストの趣味で選曲されると、だいたいドラムにしわ寄せが来るのよねぇ。

高3卒業ライヴで演奏したハイスタの「In The Brightly Moonlight」
ギター・ベースは楽なんだけども…ドラムはきつい。


ちなみにこのときのセットリストは…
B.M.W.(Snail Ramp)
Pressure(SOBUT)
Remember In Those Days(Sherbet)
You Can Get Over To Him(Sherbet)
Don't Leave Me Alone(Sherbet)
・In The Brightly Moonlight(Hi-Standard)
Kiss Me Again(Hi-Standard)
What Happened To You(Offspring)
Chocoshake(Snail Ramp)

どう?ドラマーにとっちゃ大変な選曲でしょ?
分かる人は分かって。

他にもBrahman数曲、Mr.Orange「Beautiful」、Snail Ramp「Mind Your Step!」とか、この辺りのメロコア・スカコア系はよく演奏したものだ。

Mr.Orangeの「Beautiful」
今までドラムで参加した曲の中で一番大変な曲だった。いろいろな意味で。
でもすごい好きな曲。


今の技術だったら、力入れなくても大きな音が出るチューニングとか叩き方とか、連打のやり方とか分かるってモンだけども、高校生にそいつを求めるのは何か違う気がするし。高校生はバカでいいんだよ。

YouTubeでふと聴いてみて、何だかんだ言ってこの手のバンドでコード進行イヤミがないのは結局はハイスタとBRAHMANだったりするのよね。

ハイスタのCDは持ってなかったので借りてみた。BRAHMANはよく買ってたけど。

以上。

2010年7月21日水曜日

風景

もはや一体化してて何だか…。

以上。

2010年7月20日火曜日

「紅の豚」と「加藤登紀子」

今日は何気なしに「紅の豚」を引っ張り出し、何気なしに見ていた。


この映画、大のお気に入りである。
ジブリで一番の傑作と思う。
紅の豚→トトロ→ナウシカ…の順番かな?
でも、ナウシカは原作を見ないとクシャナがただの悪者で終わってしまうのが悲しいところ。

この映画でマダム・ジーナの声を演じているお方。
加藤登紀子さんである。

このお方、一般には「知床旅情」などで知られ、歌謡曲を歌うという側面が強いように思われるが、実は数年前、日本最大級のロックフェス「フジロック・フェスティバル」に出演なさったことがあった。



常に若者との交流を絶やさないお方らしく、そのフジロックで歌われた曲の中にも、モンゴル800のカヴァーだったり、ラッパーの人との競演だったり、その音楽に対する分け隔て無い姿勢は感動的であり、また一生音楽をやっていく私のような人間の鏡である。

フジロックに出演なさった詳細は以下のリンク。
http://www.fujirockexpress.com/06/report/report.php?id=853

かくいう私も、ジャンルなど関係ないと常々思っている。

ジャンルなんてもので線引きしてしまえるほど音楽なんて単純なものではない。

だけども、すぐに「ジャンル」って言って音楽を線引きしてしまう。
悲しいことだ。

クラシックと呼ばれる音楽をやってれば「自称ロッカー」にバカにされ、ロックと呼ばれる音楽をやってれば「自称ベテランクラシックマニア」に白い目で見られ、ジャズと呼ばれる音楽をやってれば「自称ベテランジャズマニア」に「分かってない」と言われ…。

でもね、そゆ人たちの言いたいことは分かるの。
自分の経験不足に「!」と思ってしまう一瞬もあるの。

だから、いろんな音楽を聴こうと思う。
加藤登紀子さんのように分け隔て無く。

と思って借りてきたCDがこちら。


いやあ、ヨーデルって未知の領域だったんだよねぇ。
夏に涼しい気分になれるかな?と思って借りてきた。

脅威のヨーデル。1:38から歌唱スタート。


ヨーデル焼き肉食べ放題。
これはヨーデルと言っていいのだろうか…。


さて、どうだろうな。

以上。

2010年7月18日日曜日

おでかけ



ちょっとそこまで。
なぁに、伊豆の方ですよ。

以上。

2010年7月17日土曜日

The Caesarsと戦場のメリークリスマス

一昔前の「iPod」のCMを見てからハマってしまったバンド。
The Caesars(ざ・しーざーず)

スウェーデンの4人組で、ヴォーカルのテープエコーのかけ方とか、トランジスタオルガンの軽薄な、ちょっと懐かしい感じの音がたまらない。

ちなみにPVの映像は埋め込み無効になってました。

「iPod nano」のCMにもなった「Jerk It Out


F#のオルガンの音が何故こんなにカッコイイ?「(I'm gonna) Kick You Out


どなたかが作った「ジョジョの奇妙なiPod」
素晴らしいセンス。


「戦場のメリークリスマス」の編曲が終了したので、あとは「ドラクエ4」と「炎のランナー」ですな。3連休でやっちゃる。つらいぜ。


いろいろと参考にしながら仕上げましたとさ。
結構好き勝手なアレンジ。
弦楽器は凝りに凝りまくった結果、
結局自らの首を絞める結果に…。

以上。

2010年7月15日木曜日

続続続・きょうのソフト開発

ここで、いったん機能の追加は終わりにしよう。
とりとめがないから。

あとは調律法の充実かな。

というわけで、動作画面。
できれば全画面表示で見ていただきたい。


次は何を作ろうか…。

以上。

2010年7月14日水曜日

きょうのねこ

おげれつなポージング。

以上。

2010年7月13日火曜日

ゼロスポーツ社・社長講演会

詳しくは明日書く。
ゼロスポーツ社については以下から。

以上。

2010年7月12日月曜日

続続・きょうのソフト開発

 1日かけて改良しました。
純正律、平均律に加え、キルンベルガーの第3法を選択できるようにし、さらに、各音の調律を細かく設定できるようにしました。

昨日起こったできごとと、このソフトのデモ版、動作上の注意はこちら。
http://mazda9708.blogspot.com/2010/07/blog-post_11.html

そして、本日改良版の動作中の画面はこちら。


昨日と比べると、何となく進化してるでしょ。

こうやって開発をしていると、世の中にはいろんな調律法があるんだなぁ…と深く考えさせられます。昔の人たちはすごかった!

平均律
純正律
キルンベルガー各法
ウェル・テンペラメント
ミーントーン(中全音律)
ピタゴラス音律

ちなみに、この「改良版なみちゃん1号」はまだ開発中のため、公開はしてません
途上版は以下をご覧ください。
http://mazda9708.blogspot.com/2010/07/blog-post_11.html
何か質問などございましたら、コメント欄にどうぞ。

以上。

2010年7月11日日曜日

続・きょうのソフト開発

一応できた。
名前は、純正律のキレイな響きはキレイな波形!
・・・ということで「なみちゃん」にします。

まだ完全純正調、しかも長調しか実装できてないけど。
開発環境はVisual Basic6.0なので、ランタイムが必要になりますね。
別途、ご用意ください(ダウンロードに関してはもっと下の方に)。
そしてインストールしてください。
でないと、起動時にエラーが出ます。

「なみちゃん1号・デモ版」
http://sites.google.com/site/mazda9708/soft/namidemo.zip

<デモ版制限>
・純正調の選択が「完全純正調ハ長調」と「平均律」のみ
・音色の選択が「Piano」と「正弦波」のみ
・チューニングの”A”を出す機能使用不可
・オクターブシフト不可
・マスターチューンが440Hzのみ

動作中の動画はこんなかんじ。


VisualBasic6.0SP6のランタイムはこちら。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se188840.html

動作確認はWindowsXP SP3にて行っています。
過去在籍していた研究室では、Windows7でもVB6のソフトは動作しました。よって、ランタイムさえインストールすれば動作するかもしれません。

<注意・免責事項>
念入りにバグチェックはしておりますが、念のため。
このソフトで何か不具合が起こってもごめんなさい。
デモ版ですので、詳細なサポートはできません。 

また、Windows標準搭載のGS音源(Microsoft GS Wavetable SW Synth)にて動作を確認しています。よって、これ以外で動作するかは・・・分からないなぁ。

ここを見ている人がどれだけいるか分からないけども、アンサンブルをやる上で避けて通れない純正律の響きと平均律の響きを理解するのに役に立つ!・・・と思う。

少なくとも、中学高校レベルのアンサンブルで、和音に関しての構造を音として説明するのには十分な機能・・・かな。開発において目指していたものは「そこ」だしね。

以上。

2010年7月10日土曜日

きょうのソフト開発

簡単に各種純正律(Well-Temperamentピタゴラスミーントーン完全純正律)、平均律を演奏できるソフトを開発中・・・。
眠い。

昨日の夕方から始めて、明日には完成予定。

いやあ、音律の平均律との差(セントで)を求めるのが一番時間がかかるんだよねぇ。

短いけど以上。

2010年7月9日金曜日

眺めるねこ

夜中にふと目を覚まし、廊下に出ると、ねこが外をのぞいていましたとさ。

プラズマ再考 第4回

さて、プラズマクラスターは、企業のHPだけの情報ではもはやよく分からないので、今回は身近にある「プラズマ」を探してみようと思う。

一番身近なプラズマは、何と言っても「蛍光灯」だろう。

ただし、蛍光灯の光自体がプラズマであるわけではなくて、プラズマによる非可視光の放出によって蛍光物質を光らせているわけである。

蛍光灯の両端には電極が付いている。ここで放電を発生させるわけだが、実は蛍光灯の管内には「水銀蒸気」が含まれている。この水銀を放電によってプラズマ化すると、紫外線が水銀原子から放出される。その紫外線が蛍光物質を光らせ、蛍光灯として室内を明るく照らし出す、と言う仕組みだ。

蛍光灯の内部には水銀蒸気だけでなく、アルゴンガスが封入されている。これは、水銀だけではプラズマ化されにくいため、アルゴンガスが一足先にプラズマ化することによってエネルギー密度を高め、水銀蒸気もプラズマ化されやすい環境を作っているのである。

水銀の紫外線で蛍光物質を光らせていることは分かった。では、なぜ敢えて「蛍光物質」というワンクッションを置いて光を作らなければいけないのか?プラズマの光で直接照らせばいいじゃん、と思われるかも知れない。

光の3原色」と言う言葉をご存じだろうか?R=赤G=緑、そしてB=青の3色の組み合わせによって、どんな色の光でも表現出来るという概念であるが、この3色を均等に混ぜ合わせると、白い光=白色光線ができるのである。

プラズマによって放出される光というものは、気体の種類によって決まっており、その色は「波長(単位:nm)」で表される。水素だったら赤色(400〜650nm)、アルゴンなら紫色(300nm付近)、窒素だったらピンク(400〜500nm)である。300nm以下では紫外線、1000nm以上では赤外線になる。このように、気体の種類によって様々な色を放出する。逆に言えば、1種類の気体では、その色の光しか放出しないのである(厳密に言えば異なるのではあるが)。

白色光線にするには、どうしても3種類の光を混ぜ合わせる必要がある。しかし、1つの蛍光管の中に均等にそれらの気体を封入するのは、恐らく蛍光灯発明当時の技術では現実的ではなかったと思われる。また、実現出来たとしてもまぶしすぎて室内照明には向かなかったであろう。したがって、気体の混合によって白色を実現するよりは、はじめから白色光を放出する特性を持った蛍光物質を紫外線で光らせた方が簡単だし、白色以外の色も作りやすいからであろう。

ここ10年来で、車のヘッドライトが「ハロゲンライト」から「HID」へと変化した。HIDとは「High Intensity Discharge」の略で、日本語にすると「高明度放電」である。つまり、HIDとはライトとして有用な光の量を放出しうる放電形式の一つを言っているわけで、決してライトそのものを指しているわけではない。よって「HIDライト」と呼ぶのが正しい言い方であろう。

このHIDライトも、放電プラズマの応用例の一つである。よく「蛍光灯と同じような原理」というが、それは半分正解で半分ハズレである。白熱電球やハロゲンランプのような、フィラメントに電流を流し、そのジュール熱に伴う発光を利用したライトとは異なり、放電プラズマを利用した照明…と言う点では両者とも同様ではあるが、蛍光灯が上記のような原理による「間接的な照明器具」であるのに対し、HIDライトは「放電プラズマを直接照明に利用した照明器具」である。蛍光灯よりはネオンサイン写真用フラッシュ用放電管の原理に近い。

HID放電管の内部にはキセノンガスほか数種類の気体が封入されており、それらガスの波長の組み合わせによって白色光を得ることが可能である。ガスの混合具合によっては白色のほか、青っぽい光を得ることも可能となっている(青すぎると車検的には不適合であるが)。

照明として使われる2つのプラズマについて挙げてみた。次回は、照明でないプラズマについて。

以上。

2010年7月8日木曜日

プラズマ再考 第3回

さて、前回はプラズマクラスターが放電によるもので、空気中の窒素、酸素、水分をプラズマによって電離させ、イオン粒子を発生させていると思われるというところまで書いた。

しかし、一口に「放電」といっても形態は様々で、代表的なものを挙げると「グロー放電」「アーク放電」「コロナ放電」「火花放電」が挙げられる。同じような「放電」という名前が付いているが、放電形態はまるで異なる。しかしながら、空気の絶縁破壊を引き起こすような膨大なエネルギーの固まりであることは共通しているので、どの放電でもプラズマは発生しうる。


放電形態いろいろ。
左上から「グロー放電」「アーク放電」左下に行って「コロナ放電」「火花放電」
グロー放電は半導体産業などで用いられる一般的な放電プラズマ、
アーク放電はアーク溶接などに応用される。
どちらもプラズマの持つ局所的エネルギーを利用したものである。
コロナ放電は電界が均一ではない場合に発生し、火花放電はそれら放電の断続的な形態である。

というわけで、当のシャープのホームページを今一度眺めてみることにしよう。

自然界にあるのと同じ+(プラス)と-(マイナス)のイオンをプラズマ放電により作り出し放出。浮遊ウイルスを抑制し、浮遊カビ菌/アレル物質/付着したニオイを分解・除去するシャープ独自の空中除菌技術が「プラズマクラスター」技術です。

「何」をイオン化しているのかが書いてないなぁ。そして「放出」と書いてあるが、通常気体中でのイオンの寿命は短い。イオン化した粒子は電気的に中性でないため不安定で、なるべく早く他の粒子と結合したがる。上記文章には陽イオンと陰イオンが同時に放出されるような印象を受けるが、そんなことをしたら一瞬にして双方が引き合い、元の分子を作ってしまうだろう。

考えるに…プラズマクラスターで重要なのは陽イオンよりも陰イオンで、もっと突き詰めれば「酸素を含む陰イオン」であろう。前回も書いたが、酸素は放電などによってイオン化すると活性化し、非常に不安定になる。なるべく他のシロモノとくっつきたがるのである。そこへ「浮遊カビ菌」「アレル物質」「付着したニオイ」などの有機物が近づいてくると、それらを酸化させ不活性化する…ということであろう。その辺りはこのサイト(株式会社サーマル)が詳しい。図ではオゾンと書いてあるが、水分と結合して水酸化物イオンを生成する反応は活性酸素と呼ばれるジャンルの粒子ならば共通であろう。

じゃあ、陽イオンは何のために生成されるの?
恐らく…ただの副生成物ではないだろうか?

次に、このような但し書きが書いてある。

当技術マークの数字は、高濃度プラズマクラスターイオン発生ユニット搭載のプラズマクラスターイオン発生機を壁際に置いて、風量最大運転時に適用床面積の部屋の中央付近(床上から高さ1.2m)の地点で測定した空中に吹き出される1cm3当たりのイオン個数の目安です。

え?何のこと?と思って「技術マークの数字」を見ると…「25000」と書いてある。この数字は信憑性があるのだろうか?

仮に酸素と窒素、水分が空気中に含まれていて、その空気を1立方センチメートルかき集めたときに含まれる気体の量を考えてみる。

飽和水蒸気量といわれる法則があり、気温によって空気中に含有出来る水の量が決まっている。夏は温度が高く、多量の水分を含むことができ、冬はその逆である。温度の上下によって「結露」という現象が起きる。冬の窓の家内部側に多量の水が付着するのは、この飽和水蒸気量が深く関係している。

飽和蒸気圧曲線。
温度が高ければ高いほど、空気は多くの水分を含むことができる。
中学校の科学で習う、初歩的な法則である。
出典:Wikipediaより

室温を20℃と仮定し、湿度を50%とすると、この空気1立方メートル辺りの水の量は8.6[g]である。1[cm3]の空気では

8.6 x 0.000001[cm3] = 8.6 x 10E-6[g]

水分子の質量数が18であるから、おおよそ0.48 x 10E-6[mol]である。1molの分子数はアボガドロ数より6.02 x 10E23[個]と決まっているから、この場合、

(0.48 x 10E-6) x (6.02 x 10E23) = 2.88 x 10E17 [個]

通常の実験室レベルで得られる「弱電離プラズマ」の電離度(気体が電離する確率:リンク参照)は1/10000以下である。ただし、この場合は気体圧力、温度、電界密度など、様々な要素が異なってくるが、この際面倒だから電離度を1/10000としてしまうと…。

(2.88 x 10E17) x (1/10000) x 2 = 5.76 x 10E13[個]

2をかけてあるのは、H2Oの電離によってイオンが2つへ分かれるためである。

それにしても25000と比較するととっても少ないなぁ。放出過程でほとんどが結合して水分子へと戻っているからだろうか?まあ、少ない分には問題ないわけだ。電界密度を減らしてやれば、当然電離する確率は減少するわけだし、前述の通り放出されたらあっというまに逆の極性のイオンと結合しちゃうんだから。

ただ、活性酸素を放出するとしたら、人体にとってあまりよろしくないんじゃないか?とも思えてくる。その辺はどうなのだろう?それを考慮しての25000という数字なのだろうか?

基準が分からないから何とも言えん。

ちなみに、電離度が大きくなると、気体分子のほぼ全てが電離し「完全電離プラズマ」となる。身近な完全電離プラズマは「太陽」で、絶え間なくプラズマ核融合を起こしている。人類でプラズマ核融合を長時間達成した例は報告されていないが、トカマク型核融合炉である「ITER(イーター)」が実験炉として世界規模で開発・研究が進行している。

今日は以上。

2010年7月6日火曜日

プラズマ再考 第2回

さて、プラズマクラスターの続き。

プラズマクラスターと呼ばれる粒子の発生が放電によるものであるということは先に述べた通りである。つまり、何かをイオン化、ラジカル化させるには放電が一番手っ取り早い。しかし、他にもイオン化させる手段はたくさんある。

例を挙げれば水溶液中でナトリウムイオン(Na+)と塩化物イオン(Cl-)に分かれる塩化ナトリウム、水酸化ナトリウムも水溶液中で水酸化物イオン(OH-)とナトリウムイオン(Na+)に分かれる。水がイオン結合粒子であるNaClの結晶構造を分解し、溶解させるからである。

「塩化ナトリウム」の構造。
紫色がナトリウム、緑色が塩素である。
これを水に溶かすと粒子がバラバラになり、イオン化する。
出典:Wikipedia

これらの「イオン化した何か」に共通することは「電気を流しやすい」という性質、また「不安定であるから何か他のものと結合したがる」という性質である。

イオン化した粒子は、それぞれの電荷(プラス・マイナス)を持っているため、その場に電位差が生じる(電圧をかける)と、自身が持つ電荷とは逆の方向に引かれていく。そして、電極まで到達したときに、負イオンならば自身の持っている電子を放出し、正イオンならば電子を受け取って、自身は別の粒子へと変化する。そのようにしてイオンが「キャリア(電子を運ぶ仲介役)」として働くため、電流が流れるのである。

塩化ナトリウムのイオン化と電流について。
イオン化した粒子は、自身の電荷と逆の極性に向かって移動する。
陰イオンは電子を放出し、陽イオンは電子を受け取ることで電流が流れる。

純水は電気を通しにくいと言われているが、これは純水中にはイオンとなるべき粒子(主にミネラル類:ナトリウム・カルシウムなどのアルカリ土類金属元素類)が含まれていないため、キャリアとなるべきイオンが存在しないことによる。

「エビアン」のラベル。
表示に記載されている「ナトリウム」「カルシウム」などが
キャリアとなる存在。

しかし、純水であろうとも、放電によってイオン化させることができる。何故なら、放電は熱エネルギーなどと比べてエネルギーの密度が大きく、温度換算すると「炎」の2桁上を行くからである。電界によって生じたポテンシャル勾配によって、粒子(主に電子)がドリフトし、原子や分子をイオン化(電離ともいう)させることを「プラズマ化」という。

つまり、プラズマとは「気体分子が電離し、エネルギー密度が高くなった状態」のことである。「物質の第4態」と呼ばれるのは、固体より液体の方が内部エネルギーが高い状態である(粒子の運動が活発である)こと、また、液体より気体の方が(同上)…、そしてプラズマは気体がさらに活性化したものであるから「気体がさらに内部エネルギーを持った状態」ということから「第4態」と言われるのである。

プラズマ化した水素(左)とハロゲン化合物(右)。
内部は正イオン、負イオン、ラジカル、気体分子、電子の入り乱れた
複雑な気相状態である。

陽イオンは+(プラス)の電荷を持っているため、陰イオン(マイナスの電荷を持っている)と結合しやすい。この結合を「イオン結合」という。結合の仕方は他にもあって、電子を共有する「共有結合」が挙げられる。この2つの結合の仕組みは全く異なるものであるが、共通していることは「電子」が鍵を握っていることである。

所詮原子なんて「陽子」「中性子」を含む「原子核」、そしてその周囲を回っている「電子」の数で決まっているのである。そして化学反応とは、その周囲を回っている電子のやりとりのことである。

で、プラズマクラスターの話。

そのような不安定な状態のイオンが、果たして空気中でどのように存在し、どのような働きをするのだろう?

空気の組成は「窒素」「酸素」で9割以上を占め、残り数%を「二酸化炭素」「希ガス(アルゴン・ネオンなど)」などが占める。

特に「酸素(O2)」は、放電によって活性化し「オゾン(O3」へと変化する。コピー機の周辺にいると、茶渋のような臭いがするときがあるが、コレがオゾンである。オゾンはフッ素に次ぐ強い酸化力を持ち、人体にとっては猛毒である。「酸化」とは「電子を放出する反応」のことであるから、オゾンが電子を放出し、自身は酸素へと戻っていく。

酸素のアイソトープ(同位体)であるオゾンの構造。
酸素は通常2つの対で一つの分子を成すが、
高エネルギー状態にさらされると3原子によるオゾンが発生する。
地球を紫外線から守るファイアウォールとしての役割で知られ、
ポジティブなイメージを持つが、人体には猛毒である。
出典:Wikipediaより

以上のように、酸素は自身の持つ酸化力のために、他の物質を不活性化させる作用がある。よって、プラズマクラスターは、放電によって空気や空気中の水を分解、イオン化させ、活性酸素(OH-やO3)を発生させ、それによって空気中の雑菌やウィルス(両方とも有機生命体)を不活性化させているのではないか…?と考えられる。

となると、活性酸素は決して放出されているわけではなく、取り込んだ空気に対して放電を行っていることになるのか?

それだったら、放電で直接空気を清浄化させた方が早いと思うんだけども…?

う〜ん、考えれば考えるほど分からなくなっていく。

とりあえず今日は以上。

狙うねこ


何かを狙うこのねこの視線の先には「おさかな」があります。

おさかな天国(MK2002 Exclusive Mix)

ええ、何も云わないで下さい。
誰だって昔は若かったんですから。

以上。

2010年7月5日月曜日

戦場のメリーさんの羊

今、とある演奏会に向けて「戦場のメリークリスマス」のピアノ協奏曲バージョン…といっても5分くらいの短い曲だが、とにかく編曲をしているのです。

ふと「戦場のメリーさんの羊」を思い出した。

ご存じな方はいらっしゃるかな?
ファミコンの迷作「たけしの戦国風雲児」にて流されるBGMの一つである。

タイトル画面。
当時放映されていた「風雲!たけし城」がモチーフであると思われる。

このゲーム、かの「たけしの挑戦状」を輩出(排出?)したタイトーが制作した、お得意の芸能人ネタゲームであるが、たけしの挑戦状ほど理不尽なゲームではなく、むしろ誰でも普通に遊べるパーティーゲームである。

サイコロを振って、
天下統一したり、
商人となってお金を儲けたり、
ファミコンなのに内容は果てしなく濃い。

基本はすごろくゲームなのだが、
ミニゲームがとにかく多彩で楽しめる。
剣の稽古中に突如としてじゃんけんが始まったり…。

その「戦場のメリーさんの羊」であるが、以下のような音楽である。


そして「メリーさんの羊」。



原曲(厳密に言うと原曲のピアノトリオアレンジ)はこちら。



以上より、本家「戦場のメリークリスマス」を元に作られた曲であることは間違いない。

「戦場のメリークリスマス」に敬意を払いつつ、思いっきりバカにしたのが「戦場のメリーさんの羊」と言うことですな。

ちなみに、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス(映画)」にはビートたけしが出ていて、「戦国風雲児」にこの曲が引用されているのも、そこからのコネクションだと思われる。

今はこのゲーム持ってる人少ないんだろうなぁ。
ファミコンの時代って、良い時代だったのかも。

以上。

2010年7月4日日曜日

理系人間のための英語勉強の基礎 番外編2


先日「仮定法」を教えていて、生徒に聞かれたこと。

If he is free today, I'll go with him.
If he were free today, I'd go with him.

この2つの文章の違いは何なのか?

単純に日本語に訳してしまうと、

もし彼が今日暇なら、彼と一緒に行こうと思う。
もし彼が今日暇なら、一緒に行けるのになぁ。

になる。
この2つに大した違いがないように見えるんだけども…?
というような質問だった。

個人的に「仮定法」はあんまり好きではない。
覚えるべき慣用表現が多すぎて、生徒がそれらを全て…とは言わないが、ある程度は覚えてないと教えづらいし、時制についてほぼ完全に理解してないと話にならない。何より「仮定」という概念を理解するのが大変である。

今回話題に挙げた2つの文章は、その仮定法の根幹を成す「概念」の話である。

仮定法とは、一言で言ってしまえば「パラレルワールド」を話題にする表現のことである。

パラレルワールドとは、たった今自分が存在している世界とは別の世界のこと。つまり、時間上のある点を分岐点として枝分かれした世界のうち、一つの世界が今自分がいる世界だとしたら、もう一つの世界がパラレルワールドである。その分岐のポイントは「何か行動をするか、しないか」ということである。

パラレルワールドの概念。
時間上のある点を分岐点として、2つの世界が枝分かれする。

上記の例文の場合「もし彼が今日暇なら」が、そのポイントにあたる。しかし、

もし彼が今日暇なら、彼と一緒に行こうと思う。

の場合、まだこの話を挙げた時点では「彼が暇かどうか」は定かではない。彼が暇であること、もしくはそうでないことは、彼自身の中では確定しているかも知れないが、話者は知り得ないため、未だ確定していないと言える。ここが重要である。何か…「シュレーディンガーの猫」の話と似ているなぁ。

確定していない事柄であるため、話者は「暇なら彼と一緒に行く」という「意志」を表示しているのである。つまりコレは仮定ではなく「推測(if)と意思表示(will)」である。

一方、

もし彼が今日暇なら、一緒に行けるのになぁ。

では、もう「彼が暇でないこと」が確定しているのである。ここが重要なポイントである。彼が暇でないことを話者が理解しているので、彼が暇だったと「仮定」したもう一つの世界…パラレルワールドでは「行けるのになぁ」と、浮き世で嘆いているのである。従って、この場合は「仮定(if〜were)と嘆き(would)」である。

パラレルワールドを題材にした映画に「Back To The Future」がある。全3部作で、過去・未来・そして現在が複雑に入り組んだSFアクション映画であるが、コレを見るとパラレルワールドと浮き世の分岐点に関する概念がよく分かる。

Back To The Future 三部作。
実は1作目で終わりになる予定だったとか。
詳しくは「Wikipedia」で。

なので、その生徒にはこの映画を見せることにした。

タイムマシンの発明者である「ドク」が説明する、タイムパラドックスの概念。
タイムマシンによって、過去のある出来事が作為的に変えられた場合、
その後の未来も変わってくる、という説明。
この映画では、この概念が大きな鍵となってくる。

ああ、決めたんだ。
後悔はしないだろう。

以上。

2010年7月3日土曜日

地方参政権、夫婦別姓、人権救済 争点回避の3法案準備着々

唖然とした。
薄々こうなるだろうという予感はあったが。


=================以下引用


地方参政権、夫婦別姓、人権救済 争点回避の3法案準備着々

7月3日7時56分配信 産経新聞
■民主 秋以降、国会提出探る

民主党が実現を目指す永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案、選択的夫婦別姓を可能にする民法改正案、人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)-の3法案が、参院選の争点にならないまま着々と準備されている。民主党は、国論を二分するこれら3法案を参院選マニフェスト(政権公約)に記載していない。その一方で、菅直人首相や関係閣僚は推進派として知られており、自治労など民主党の有力支持団体は強く成立を求めている。秋の臨時国会以降に順次法案成立を図ってくる公算が大きい。(杉本康士)

3法案は「日本解体を目指している」(自民党の義家弘介参院議員)と保守勢力の反発が根強い。いずれも家族、伝統、文化など日本社会を根底から変容させかねないからだ。

民主党は3法案が参院選で争点化し、保守層の「民主離れ」を招かないように参院選マニフェストへの記載を見送った。毎年3法案を明記してきた政策集「INDEX」も「参院選前なので時期がまずい」(党幹部)と作成しなかった。

だが、民主党の最大の支持団体である連合と傘下の自治労、日教組は政策提言で3法案の推進や法律制定を強く要請。人権侵害救済機関設置を求める部落解放同盟も民主党の有力支援団体だ。永住外国人の地方参政権付与を求める在日本大韓民国民団(民団)も参院選の多くの民主党候補に推薦を出している

このため、これらの団体の要請に押され、秋の臨時国会か来年の通常国会で政府・民主党が3法案の成立を図る公算が大きい。

外国人参政権と夫婦別姓は国民新党の反対で国会提出できなかったが、参院選後は国民新党が閣外に去る可能性もある。民主党が単独過半数になれば3法案を阻む要素はほとんどない。

これを見越したかのように千葉景子法相は先月22日、人権侵害救済機関設置法案について中間報告を発表。強大な権限を持つ人権委員会新設を柱とする同法案は自由な言論を阻害しかねないが、千葉氏は「懸念はない」と一蹴(いっしゅう)。先月29日の記者会見では「マニフェストに載っていない、あるいは選挙のテーマになっていないことで問題になることはない」と参院選後の成立に強い意欲を示した。

首相も先月16日の参院本会議で外国人参政権付与について「民主党は前から実現に努力してきた。その姿勢に変更はない」と強調。所信表明演説では「人権擁護の実現」という表現で人権救済機関設置法案に前向きな姿勢を表明した。仙谷由人官房長官も夫婦別姓法案について「なるべく早く実現させたい」と意欲を示している。


=================引用以上


今回の参院選の一番の争点だと思うのだが?
特にこの部分。

民主党は3法案が参院選で争点化し、保守層の「民主離れ」を招かないように参院選マニフェストへの記載を見送った。毎年3法案を明記してきた政策集「INDEX」も「参院選前なので時期がまずい」(党幹部)と作成しなかった。

卑怯極まりないね。
久々に殺意がわいたね。
何のための国会議員だ?
どこの国の国会議員だ?

こうやってこそこそと準備を進めているってことは、それら売国3法案が「売国3法案」だって自覚があるからなんだろう。確信犯なワケだ。

特にこの部分。

だが、民主党の最大の支持団体である連合と傘下の自治労、日教組は政策提言で3法案の推進や法律制定を強く要請。人権侵害救済機関設置を求める部落解放同盟も民主党の有力支援団体だ。永住外国人の地方参政権付与を求める在日本大韓民国民団(民団)も参院選の多くの民主党候補に推薦を出している。

まあ、こいつらを支持してる連中が日本人じゃないって言い切っちゃってるしね。こんなことだから某国は…なんてネットで言われるんだよ。

人を知るのに国籍なんて関係ない。
上記某国であろうが、はたまた某大陸共産主義国家であろうと、いい連中がたくさんいると信じている。実際、大学で出会った留学生はオモシロおかしい、おバカな気の良い連中ばっかりであった。わざわざ勉強しに日本まで来ているんだから、それも当然であると思う。だけど、こういった特定団体の勘違いした思想が、本来持ってる国の悪いイメージ(これはどの国にもあるとは思うが)を増幅させてしまう

思想を持つのは立派なことだ。
だが、それを他の国にまで強要するのはご勘弁願いたい。

他の国を、自分たちの都合の良いようにねじ曲げていってはいけない。
まあ、大抵の在日外国人はそう考えているだろうが。

問題なのは、そういった特定団体の尻馬に乗っかって、自らの就職活動を推し進めるのみのために、日本人に犠牲を強いている連中…そう、今の政権の阿呆どものことだ。

そもそも、こいつらは何のために国政に出てるの?
自分というものがないの?
支持してくれる人たちが「この法案」通してくれって言うから?
通してくれたら支持してもらえるから?
どう考えたっておかしいでしょ。
全体主義でしょ。
ご都合主義でしょ。

ネットでは「ネトウヨ」という言葉がある。
主に反保守の連中が保守を貶めるために使う言葉だと思われる。
「ネット」と「右翼」の合成語であると考えられるが…。
某掲示板、某コメント欄にて頻繁に目に付く言葉である。

プロパガンダの手法に「レッテル貼り」と言うものがある。

プロパガンダとは、簡単に言ってしまえば「政治的宣伝活動」のことで、ある政治団体が自らの思想を宣伝し、民衆を煽動するために用いる手法のことである。

レッテル貼りとは、ある特定の行動、思想を持つ者、集団に対して、単一の語句を一方的に当てはめることにより(大抵はネガティブなイメージを持つ言葉)、その相手そのもののイメージも単一化してしまうという手法である。詳しくはリンクを参照されたい。

要するに何が言いたいか?
「ネトウヨ」と叫んでいる連中は、基本的に思考停止に陥っているのではないか?

ただそういう風に言っていれば、ネットの悪(この場合、自らの立場から見た)を討った気分になれる。他人の尻馬に乗っかっていれば責任もないし、何より自らの頭で考えなくて良い分、楽である。

果たして今の政権の連中に似ていないか?
消費税増税発言も他の政党のマニフェストに乗っかっただけだし、とりあえず前政権の批判さえしていれば世論は得られると思っている、典型的な単純思考だ。それでいて、批判必死であろう売国法案だけは確信犯的に通そうとしている。それも大した思想、思慮も無しにであろう。何のため?選挙のためであろう…。

何としてでもこいつらを国会から、いや日本から駆逐せねばいけないだろう。それが日本に生まれ育った日本人の義務であろう。

決して、思考停止に陥ってはならない。
そのために、自らが情報を収集し、考え、行動することが肝心である。
「だまされた」では済まない。調べない自分の責任だから。
だからって、選挙は多数決採択なんだから、そんな思考停止した連中のせいでこちらにしわ寄せが来るなんて堪ったモンじゃない。

でも、今の若者は、年寄りが思っているほど、政治に興味がないわけじゃない。
むしろ思考停止に陥っているのは年寄りの方なんじゃないか?

大した情報収集もせず、かわいい孫のため…とか言って、子供手当に票を入れるんだろ?典型的な思考停止状態である。ちょっと考えればどれだけ危険なことかが分かるだろ?

以上。

2010年7月1日木曜日

プラズマ再考 第1回

プラズマ」という言葉から、どのようなものを想像するだろうか?

初対面の人に自己紹介したとき、必ず「プラズマの研究をやっていたんですよー」ということにしている。そうやって、世の中の「プラズマ」に対するイメージを探っているのである。

最近は「テレビの研究ですか?」と言われることが多い。まぁ…確かにプラズマテレビというものもあるが、あれは光源としてプラズマを利用しているに過ぎない。もっと言えば、放電によるキセノンプラズマが紫外線に反応するRGB蛍光体を光らせ、映像として表現しているのである。原理としてはCRTに似ている。

CRT(Cathode Ray Tube)の構造。
左側、黄色い四角で表された電子銃から電子を放出し、
スクリーンに到達するまでの間に電界がかかっており、
その電界で電子の向きをコントロールする。
その電子はスクリーンに当たることによって蛍光体を光らせ、色を表現する。

PDP(Plasma Display Panel)の構造。
電子銃こそ存在しないが「セル」と呼ばれる小さな箱の中に電極、キセノンガス、
RGBの蛍光体が封入されており、RGB蛍光体は小部屋に仕切られている
任意の色の部屋でプラズマを発生させることにより、
その色を光らせることができる。

また、最近は「プラズマクラスター」なる空気清浄機が登場した。「クラスター」とは、簡単に言えば「原子がおだんご状に集合した分子」を差し、炭素がサッカーボール状に60個結合したC60カーボンクラスター(フラーレン)が有名である。

この製品が「プラズマ」…という名を冠するからには、放電または熱、レーザーなど、外部のエネルギーをナニモノかに付加することにより、そのナニモノかをプラズマ化し放出しているのであろうが…。まあ、その「ナニモノ」は「」以外の何物でもないのであろうが。

プラズマクラスターとは、
正イオンの周りを水分子が取り囲む構造をしているらしい。
(出典:シャープのHP

中学校では「水の電気分解」を習う。この「分解」という反応は「結合」という反応の逆反応で、水を水素イオン(1価の正イオン)水酸化物イオン(1価の陰イオン)に分解し、水素イオンが電子を受け取ることによって水素分子(H2)が発生し、水酸化物イオンは再び水分子の戻るものと酸素原子になるものがあり、その結果酸素が発生する…という反応であった。

その分解エネルギーは「電気」からもらっているわけで、プラズマというのは、その「電気分解」の延長線上だと思えばいい。熱、光、電気、レーザーなどのエネルギーを得て物質が気体からイオン化することを「プラズマ化する」と言うが、恐らく「プラズマクラスター」なるものは、この電気エネルギーを利用して水をプラズマ化し、放出している…と考えられる。

しかし、ここで疑問があがる。

オン化した原子・分子は非常に不安定で、放出したら「あっという間」に他の物質と反応し、別の何かを作り出すはずである。問題はその「放出後の寿命」で、空気中に放出したとき、一体どれだけの時間空気中に存在することができるのか?

そもそも上の絵の「プラズマクラスターイオン」なるものはどういう仕組みで作られるものなのか?

うーん、分からないので、また明日調べることにしようと思う。

以上。