電力使用量NOW

2010年8月22日日曜日

「インターネット」というものについて

今日、こんなニュースを見つけた。

図書館長「了解求めないアクセスが問題」 HP閲覧不能

愛知の岡崎市立図書館が「サイバー攻撃を受けた」として、クローラープログラムを作った会社社長を逮捕したとのこと。この社長は、図書館のHPに合計3万3千回のアクセスを行い、図書館側は集中的なアクセスによってHPの閲覧がしづらい状態が続き、「サイバー攻撃」を受けたように見えたことが逮捕の理由とのこと。

図書館の館長は「クローラープログラムに違法性がないことは知っていたが、図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」と話しているらしい。また、HPが閲覧しづらくなったことについては「図書館側のソフトに不具合はなく、図書館側に責任はない」とのこと。



滑稽もいいところ。
特にここ。

>図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ

これが問題だとしたら、インターネットというものそのものが否定されることになる。

この「繰り返しアクセス」とあるが、別の記事には「3万3千回」とある。ただし、この数字だけでは分母が分からない(どれくらいの期間に3万3千回なのか?ということ)ので、書き方としては悪意のある書き方と捉えられても仕方ない。

別の記事には以下のようにある。

図書館の館長は「通常の利用者とは違う方法で大量のアクセスがあり、想定していなかった。図書館には非がなく、男性のプログラムの方法がまずい」と話しているとのこと。

サーバー管理の認識が甘いと言わざるを得ない。きっとこの図書館は、こういった一悶着がなければ、永遠に「想定していなかった」に違いない。確かに、この社長のプログラムは思慮が足りなかった部分もあるかも知れない。でも、一般的なクローラーって、どの検索サイトも使ってるよね。それなのに、どう考えたら「図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」なんて言えるんだろう?

そもそも、HPというものは「全世界に情報を発信する」という手段なワケだ。人間が何十億人もいれば、自分が想定していないことが起きたって全然不思議じゃない。

ブログにしてもHPにしてもTwitterにしても、すごい気軽に始められるようになった分、全世界に自分の情報が発信されているという認識の無い御仁もおられるのではないだろうか。

そのような「世界に向けた」情報を「勝手に見るな!」というのは、あまりにも一方的で勝手な意見ではないだろうか?勝手に見られたくないならネット上に晒さなければいいだけの話。この図書館の場合、館内だけの閲覧にすれば良かったのだ。それを世界に向けて公開したのだから「了解を求めることなく」や「想定していなかった」というのは言い訳でしかないのではないか?利用者の利便を考慮してHPとして世界に公開したのなら、このような言い訳は一番言ってはいけないことではないだろうか?

まあ、この社長もひとこと問い合わせるくらいの考慮が必要だったのかも知れない。「おたくの新着情報をクロールしたいのですが、サーバーのキャパシティはどのようなもんでしょ?」ってね。だけど、この程度の認識なんだったら、どうせまともな答えは返ってこないだろうけどね。「やめてくれ」とか「担当者が不在のため分からない」とか、テンプレートね。

世界中にはきっと、こういった放置されっぱなしのサーバーが大量に存在するに違いない。だからこそ、しっかりしたサーバー管理者が必要であると思う。自分たちの都合だけでインターネットを捉えてはいけない。それこそコンピューターの世界なんて日進月歩の世界なのだから、責任ある団体のHPであるなら、それなりの責任感を持って管理するべきであると思う。その責任を放棄した結果「想定していなかった」という言い訳になるわけだ。怠慢であるほかに言いようがない。

PCやインターネットというものの敷居が下がって、誰でも気軽に使えるようになった分、自分の使っている道具(PCやインターネットのことね)に無頓着な人が増えたのではないだろうか?分からない、知らないではどうしようもない。自分の身を守るのは、結局自分自身であるということだ。もうちょっと、PCやインターネットとの付き合い方を考えても良いのではないだろうか?

以上。

2010年8月21日土曜日

休日だけども



今から仕事行ってきます。

今日は高校生数学です。

以上。

2010年8月19日木曜日

惰眠



ねこですから。

以上。

2010年8月18日水曜日

猛暑

OUT TEMP→外気温

以上。

2010年8月17日火曜日

ケータイの電波

最近、自分のまわりでiPhoneに乗り換えるお方が増えている。
ただし、口々に言われるのが「ソフトバンクは電波が悪い」というお言葉。
有名な話である。

ホントに悪いの?と思って調べてみると、結構いろいろなこと分かった。
決して電波が悪い=電波の質が悪い…ってワケではないらしい。
以下、分かったことを書き出してみる。

図が一切ないが、ご容赦願いたい。

ご存じの通り、ソフトバンクモバイルの親会社はソフトバンクである。
このソフトバンクモバイル、親会社であるソフトバンクがボーダフォンを買収する前は「携帯電話事業者免許」の取得に躍起になり、取得後は「新会社を設立する」ではなく、結局ボーダフォンを買収したという経緯をたどって誕生している。

ところで、ケータイの電波というのは「(=電波)」であるから、周波数を持っている。ラジオの周波数と同じものだと考えればいい。AMは1000kHz(=1MHz)あたり、FMは70〜100MHzあたりの電波を使って放送を行っている。

車でラジオを聴かれる方はすぐに分かってもらえると思うが、FMは音質面で有利だが、山道などの電波が弱そうなところでは、すぐにノイズで放送が遮られてしまう。一方、AMは音質面ではFMに及ばないものの、少しくらいの山道、トンネルならば問題ないレベルで放送を聴くことができてしまう。

このAM、FMの違いは…もちろん周波数なのであるが、この周波数の違いが電波の「拡散」「回折」の違いでもある。言ってしまえば、周波数が低ければ低いほど直進せずに拡散・回折しやすく、周波数が高ければ高いほど拡散・回折せずに直進しやすいということである。また、回折とは波の回り込みのことで、トンネルのような電波が遮断される場所でAMラジオが聴けるのは、AMの波がトンネルの内部まで回り込んでくるためである。

現在の日本において、電波法によってケータイに割り当てられた周波数は、主に800MHz帯と2GHz帯の2つである。ちなみにPHSは1.9GHz近辺、また身近な例では2.45GHzは電子レンジに使われている。

その昔PHSが「地下ではつながりにくい」といわれていたのは、この1.9GHzという比較的高い周波数のせいで、周波数が高いので電波が回り込まず(回折せず)、地下のような場所、またビルの隙間などでは電波が届かなくなる、という現象が起きた。気をつけてもらいたいのは、決して「電波そのものの質が悪い」とか「出力が弱い」という問題ではないことだ。電波の種類が違うのだから、ケータイの800MHzと異なって当たり前である。

ソフトバンクモバイルは、現段階で2GHzの使用許可しか得ておらず、800MHz帯を使うことができないらしい。対照的にDocomoやauは、2GHzと800MHz両方使うことは出来るものの、800MHz帯の放送基地をたくさん所有しており、2GHzの放送基地をあまり所有していない。詳しくは「第3世代移動通信システム」を参照。

しかしながら、世界の主流は2GHz帯の方である。2GHz帯の方がデータ通信速度の点で有利なので、スマートフォンのような「パソコンを小さくしたようなケータイ」を作るメーカは、2GHz帯を選択する…iPhone(=アップル)もその1つであった。

Docomoやauが「つながりやすい」、ソフトバンクモバイルが「つながりにくい」のは周波数の違いであって、決して電波の質の問題ではないということに注意したい。PHSの例と同じく、そもそも特性の違うものなのだから、それが目に見える「電波の数」に現れて当たり前なのである。

ソフトバンクモバイルは、この「2GHzしか持っていない」ことを逆手に取り、iPhoneの契約にこぎ着けたと見られる。両者Win-Win、至極当然の流れと言えよう。

Docomo、auは「つながりやすさ」に大きなウェイトを置き、2GHzの通信には現段階であまり興味がないらしい。だから「DocomoでiPhone」は、もともと不可能なシロモノなのである。いくらSIMロック解除!とか言ったって、ソフトバンクモバイルより悲惨な電波状況になるのは火を見るより明らかである。だって、ソフトバンクモバイルよりも基地が少ないんだもん。

ただ、日本の国土の半分は森林・山である。その辺りを考慮すると、Docomoやauが重きを置く「つながりやすさ」というのは重要なパラメータであるように思う。いくら便利なスマートフォンだって、電波がなければ意味がない。電話が出来なければ「フォン」でなくなってしまうわけである。

ではどうすればいいか?
2GHz帯の基地、アンテナを増やすしかないだろう。

郊外に「どーん」と立っているケータイのアンテナ。あれは800MHz帯のものである。対照的に、2GHzではアンテナも小型化出来る。それこそPHSの時代には自動販売機の片隅にも設置出来たように、800MHzと比較して小型なのである。その昔、PHSの会社が鬼のようにアンテナを増設したかの如く、いろいろなところにアンテナを増設するしか手はないだろう。逆に言えば、ソフトバンクモバイルがiPhoneによってある程度の利益を上げている一方、その利益を利用者に還元しない(=アンテナの数を増やさない)のは怠慢であると言えるのかも知れない。まあ、その辺はあちら(欧米)とこちら(日本)では事情が違うのかも知れないが…でもNYもすごいビルディングだらけだよね。何なんだろ。やっぱ怠慢なのかな?

今後、世界的なケータイの電波規格はいよいよ4Gへと移行していくわけだが、日本の事情から、なかなかGHz帯への移行が進んでいない。日本のケータイはこれから先、スマートフォンとガラパゴスケータイが混在する、極めて特殊な状況になっていくだろう。

以上。

エアコン修理

車のね。
といってもガスを入れるだけ。

見てると、ガスレギュレータみたいなのと冷媒ガスをつないで、車の配管にくっつける。そして、バルブを少しずつ開けながら、配管内のガス圧を高くしていくみたい。

エアコンの配管は高圧側と低圧側に分かれています。
エアコンは冷媒の圧縮と膨張、気化、液化の繰り返し。
その過程で「気化熱」をうまく利用することによって、
気温を下げています。

冷媒は「HFC-134a」。
ハイドロフルオロカーボンと呼ばれる温室効果ガス。
中古車からこのガスを集めてきて、プラズマ使って絶縁膜堆積できないかな…。
いや、ガス処理用の手段としてプラズマを利用するとか?

レギュレータにも似た物体。
簡単に言えばシングルバルブレギュレータなのだが、
それが2つつながっている構造。
左側が低圧用、右側が高圧用。
真空引き用のバルブとパージガス用のバルブがあった。
奥深い。興味深い。

結局、エアコンは寒いくらいに効くようになりましたとさ。

以上。

2010年8月16日月曜日

森メタル

先日知った「コルピクラーニ」というバンドのPV。
フィンランドのトラッドフォークメタルバンドらしい。
個人的にスゲー勢いでツボだったので、忘れないようにしておこう。

ドラムがソナーってのがヨーロッパのバンドだなぁって一端。
ヴァイオリンじゃなくてフィドルね。
のっけから「北欧」って感じの家から、似つかわしくない人が出てくる。



彼らは元々、本当のトラッドフォークを演奏していたらしい。
でも、バンド名を変えてからメタル路線に変更したとのこと。

Amazonで早速CDをチェックすると、現在は国内盤がほぼ全滅の模様。
輸入盤が販売されてる。

コメントには「コレが正統派メタル、ハードロックだと思われると困る。」ってコメントがあって爆笑。そりゃ、あんたの勝手な思い込みだよ。私にはむしろ「様式美」って点で正統派に聞こえなくもないがね。コード進行は全然無理がないし、楽器の使い方も悪くない。多分…音楽の下地がしっかり出来てる人たちなんだろうなぁ。

PVは絶対狙って作ってるだろ!この辺りも、その昔オジー・オズボーンが生肉をステージで食ったり、果てはコウモリを喰って狂犬病になったと言われる、ある種のメタルの根底に流れる「パフォーマンス」に通じるものがあるんじゃないかと。比較対象は間違ってるかも知れないけどね。

そもそも正統派って何?メタルに限らず、ジャンルって呼ばれてるものの定義ってすごい曖昧だと思うんだけども。メタルの始祖と呼ばれてるバンドは、私の知る限りブラック・サバスだけども、彼らの音楽とメタリカメガデスアンスラックススレイヤージューダス・プリーストセパルトゥラパンテラハロウィンLOUDNESSなどのバンドの音と共通点が見いだせない。むしろ、サバスと比較対象が間違ってるんじゃないかと思うくらい、あまりにも幅広い。

こういう人が「ジャンル」って言葉で音楽を細かく切り刻んで、分かりにくくしていって、結局自分でも分かんなくなっていって、投げ出してダメにしていくんだろうなぁって思う。

以上。

2010年8月15日日曜日

[旅行記録]薩埵峠

ふと東海道のことが気になったので、静岡の難所の一つ、薩埵峠に行ってきました。


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いや、車で行くところじゃないね。
引き返そうとも思ったが…。
しばらく進むと、目の前に現れたのは、歴史の教科書で見た浮世絵の風景そのものでした。

薩埵峠展望台より。
あんまりいい画像じゃないね。

昔(江戸時代)はこのように見えました。

ちょっと曇り。
本当なら、この真ん前に富士山が見えます。

「薩埵峠」の碑。
その昔はここを幾多の人が通っていったと思うと、
ちょっとしたロマンに駆られる。

近所には「歌川広重美術館」もあり、まさにここの地が東海道五十三次の1ページであったことを思い知らされるわけです。由比の町並みは古く、それでいて情緒溢れるものです。漁で生計を立てている人が多いせいか、ちらほらと「生しらす」「桜エビ」ののぼりが。

見るべきものが多すぎます。

以上。

2010年8月14日土曜日

経済対策

もう手遅れなのかな?
日本の信用がどんどん墜ちている気がします。

さて、私のよく訪れるサイトに「溜池通信」というサイトがあります。
http://tameike.net/
エコノミストの「かんべえ」さんが、1日に一回程度更新する「Diary」が面白いんです。
ちなみにこのお方、本名は吉崎達彦さんとおっしゃいまして、諸テレビ番組にて経済評論を展開されております。

本日は、その「溜池通信」Diaryに、以下のようなことが書いてありました。

以下引用=============================

<8月13日>(金)

○ちょこっと富山に帰省して、すぐに戻る。なんだかわざわざ台風に会いに行ったような。

○さて、この間にFOMCがあり、米金融緩和を受けて円高(というよりドル安)があり、株価もフラフラという状態。まあ、全部、今週の冒頭時点で予想されていたことではありますが。

「円高を何とかしろ」という声が流れるのは分かりますけれども、今の状況だと何をやってもムダでしょうね。打つ手がない、と見え透いているときの口先介入ほどみっともないものはありません。口先介入が効くのは、「こいつは何をしでかすか分からない、怖いヤツだ」と市場が警戒しているときだけです。今の日本は、首相も財務相も日銀総裁も、そういう怖さがない。だったら、黙っている方がナンボかマシだと思います。

○それでは為替介入はどうか。おそらく日本の単独介入では、「これぞ好機」とばかりにドルを売り浴びせられるのが落ちでしょう。米財務省に「ウチは聞いてないよ」と言われた瞬間に終わってしまいます。少なくともアメリカ政府の内諾を得ておく必要があるけれども、今はそんなパイプはありません。2003~04年の30兆円介入のときは、「小泉=ブッシュ関係」という暗黙の了解があり、政府と日銀と経済界の利害が完全に一致していた。今はそれがバラバラです。ということで、この円高は全身で受け止めるしかないのではないかと思います。

○先日、某所で変な話を聞きました。郵貯の預け入れ限度額を急いで増やさないとエライことになる。今の預金量が170兆円で国債保有量は150兆円。この調子で預金量が減っていくと、郵貯が国債を売らなければいけなくなる。だからその前に限度額引き上げなんですと。――でも、そんなことをするくらいなら、郵貯は遠慮なく国債を売るべきではないだろうか。預金量を増やしたところで、民間資金を塩漬けにするだけだし。

今の日本経済、弥縫策を講じて、どうにかなるような段階は過ぎているような気がします。別にヤケになっているわけではありませんが、猪口才なことを考えても仕方がないのではないかと。麻雀だって、不調なときは耐えて打つしかないではありませんか。

引用以上=============================

私は、このお方の「鋭いけれども、決して雑言にならない語り口」が好きで、ほぼ毎日見ております。

「円高を何とかしろ」という声が流れるのは分かりますけれども、今の状況だと何をやってもムダでしょうね。

確かにその通りかも知れませんが、一国の首相として「姿勢」だけは見せてもいいのではないでしょうか?現に首相はじめ財務大臣、日銀総裁は「今後も注意深く見守る」だけしかできません。そう、何をしていいのか本人たちも分かってないんです。散々過去の政権の経済政策を批判しておいて、我が身に降りかかったら手をこまねいて見ているだけ。注視だけなら私にだって出来ます。

今の日本は、首相も財務相も日銀総裁も、そういう怖さがない。だったら、黙っている方がナンボかマシだと思います。

じゃあ、この人たちは何のために存在しているのでしょう?働きもしない人たちに税金をくれてやる余裕などこれっぽっちもないことは、日本国民全員理解していると思いますが?

今の日本経済、弥縫策を講じて、どうにかなるような段階は過ぎているような気がします。

そう、遅すぎたんです。日本国民も高い代償でしたね。甘言にだまされて民主党へと投票した人たちは、少しばかり「雰囲気」に流されてしまったのではないでしょうか?マスコミの報道の仕方もどうかと思いますが、最近のテレビは正直信用出来るメディアではない気がします。所詮視聴率偏向の番組作りですから。数字が取れれば何やったっていいんです。日本が沈没しようが、国の産業が吹っ飛ぼうが、自分たちがオモシロおかしく暮らして行ければいいんです。麻生さんの「漢字が読めない」「カップラーメンの値段が分からない」「休日はホテルのバーで飲んでる」なんて、分かりやすい話ですよ。人を批判するには小難しい話より、あまりにも下らないことの方がいいんです。分かりやすいから。

「漢字が読めない」
→俺だって読めるぞ→麻生はダメなヤツ

「カップラーメンの値段が分からない」
→なんて庶民を知らないヤツ→麻生はダメなヤツ

「休日はホテルのバーで飲んでる」
→なんていい身分なんだ→麻生はダメなヤツ

「国際会議でほろ酔い加減でカメラ前」
→恥さらしだ(これはチトまずかったかな)→中川はダメなヤツ

簡単なんですよ。人を批判するなんてことは。
この下らないレッテルで、その人物が成してきた有用な仕事まで暗に葬られ、貼られたレッテルだけが一人歩きするんです。

比較してみましょうか。

「経済対策が遅い」
→小難しくて自分にも分からん→まあ、仕方ないか


経済対策なんて民間レベルでどうにかなるような単純な問題ではないから「財務省」という、財政の専門家(財務官僚)を税金で雇っているんです。そのトップに立つのが「財務大臣」、それら大臣を統括するのが「総理大臣」なんです。何も出来ず「注視する」だけの専門家なんて存在価値がありません。早々にお辞めになるべきだ。

「普天間問題はどうした」
→反対派が多いし、沖縄の人にも迷惑だし→まあ、仕方ないか


沖縄の人は基地移設に、確かに反対していますね。しかし、それは「基地移設」そのものよりも「現政権の二枚舌」に反対しているのではないかと思います。はじめは「最低でも県外」と抜かしておきながら、結局は「自民党案の焼き直し」でしょう?それも「3月には完全決定」→「8月には完全決定」…現政権お得意の先送りのオンパレード。それだったらはじめから現行案で良かったんです。それなのに労力も使いお金も使い、アメリカにも気を遣い…。そして信用だけが墜ちていくんです。今の政権の人たちは気づいていないでしょう。沖縄の人たちの「反対」は、普天間移設そのものに反対なのではなく、現政権に対する「No」であることを。大事なのは結果ではなく、そこに至るプロセス。信用も労力もお金も失って、散々引っかき回した挙げ句に「元の案で行きます。現行案だから文句はないでしょ?」なんてことは一番あってはいけないことです。

結局、人を批判するなら、民衆の分かりやすいレッテルを貼ることが一番効果的です。俗に言う「プロパガンダ」の典型的手法ですね。分かりやすい「定型文」を当てはめることによって、無知な民衆を扇動するんです。そうやって下らないレッテル貼りのために有用な人たちが失脚していくんですよ。一部の人間の愚かな野望と利権のためにね。それこそ一番下らないことだ。それに釣られる民衆も民衆である。縁無き衆生は度し難し。

まあ、私がここでいくら吠えたところで、どうにかなる問題ではないんでしょうが。

とにかく、日本は今、緩やかな破滅を迎えつつあるように思います。
現政権が全て悪とは言いませんが、もう少し冷静に日本のことを考えてみて欲しいと思います。そうすれば、民主党だの自民党だの、総裁選がどうだの、参議院議長がどうだの、そんなことはほんの些細な内輪のもめ事…って気がしませんかね?こうしてるうちに、刻一刻とそれこそ「今の日本経済、弥縫策を講じて、どうにかなるような段階は過ぎているような気がします。」なんですよ。

以上。

[旅行記録]蓬莱橋

静岡のど真ん中、大井川に架かる世界最長の木造橋である「蓬莱橋」を見に行きました。


大きな地図で見る

実は…県民のくせに存在すら知らなかったアホウですから。
情報提供下さったMさんありがとう。
早くパソコン復旧するといいですね。

遠くが霞むほど長い橋。
片道約1キロ。

通行には料金がかかります。
この看板、どこかで見たような…?と思ったら、
「このはしわたるべからず」
的な「告」の勝手な思い込みでした。

脳内イメージ。

料金表。
往復で子供10円、大人100円。意外と安い。
だけど、子供には往復2キロのお散歩は厳しいかもね。

そして帰りは至る所でちらほらとお盆の余波が。
おいおい、まだ13日だぜ。

以上。