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2011年4月27日水曜日

修理してやったり

BD5後期型レガシィのヘッドライトは、4つのランプが点く「4灯式」と呼ばれる方式。

車検では、この4つのライト全ての光軸をチェックするわけではなく(もちろん点くか点かないかのチェックはあるが)、ハイビームだけをチェックすることになる。

今回の車検で、右側のライトのハイビームの光軸調整が出来なかった。というのも、ヘッドライト内部の光軸調整機構…といってもただのネジなのだが、こいつが破損している疑いがあるため、ヘッドライトユニットを分解する運びとなった。

分解には、まずヘッドライトユニットの前面と後面を接着しているコーキング材を剥離する必要がある。そのためには熱湯やドライヤー、ヒートガンなどがあるが、今回は時間がなかったのと研究室での作業であったため、ガスバーナを用いた。そのせいであちこちが溶けてしまったのだが…。

原因は極めて簡単に突き止められた。ネジとライト固定部をつなぐプラスチックの部品が破損していた。この部品にはネジ山が切ってあり、このネジ山と光軸調整ネジが噛み合い前後することによって、ヘッドライト固定部も連動し、ランプの向きが変わるようになっている。

さて、この部品をどのように代用しようか…。程無くして答えはすぐに出た。このプラスチックの部品に新しくナットを固定し、舐めたネジ山の代わりにすればいい。幸い、ナットはプラスチックの部品にうまく収まるサイズ。動きが悪くならないようにモリブデングリスを塗布して完成。もちろん修理費用ゼロ円。

しかし、これから肝心の光軸調整をしなければならない。こればっかりは、業者さんにお願いしようと思う。実は昨日の車検前、一回光軸調整を依頼した。ところが、ヘッドライトユニット自体が故障していたため、業者さんもなす術無く「お金はいいよ」とのこと。せっかく親切にしていただいたのに、このままでは申し訳が立たない。

というわけで、今日の昼前に再び車検を受けに行く。

以上。

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