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2010年9月24日金曜日

[ニュース]漁船衝突 中国人船長を釈放へ 「日中関係を考慮」


漁船衝突 中国人船長を釈放へ 「日中関係を考慮」

毎日新聞 9月24日(金)14時59分配信
沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領海内で中国漁船が海上保安庁巡視船に衝突した事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害容疑で逮捕・送検し、拘置していた中国人船長、※其雄容疑者(41)を、処分保留のまま釈放すると発表した。

※船長は、今月8日未明、中国籍の大型トロール漁船(166トン)を日本領海内の尖閣諸島で操業。久場島北西約15キロで立ち入り検査のため停船命令を出して追跡中だった石垣海上保安部の巡視船「みずき」(197トン)の右舷中央部に漁船を衝突させ、海上保安官の職務を妨害したとして公務執行妨害容疑で逮捕された。

領海問題を巡り、停船命令に従わなかった中国船籍の漁船が巡視船に衝突させる行為を公務執行妨害ととらえて逮捕する異例の展開となった。石垣簡裁は19日、29日までの拘置延長を認めていた。

那覇地検の鈴木亨次席検事は釈放の理由について「我が国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と述べる一方、船長の行為を「追跡を免れるためにとっさに取った行動で、計画性は認められない」などと述べた。今後釈放手続きに入るが、釈放の日時は未定という。※は「簷」の竹カンムリを取る

ーーーーーーーーーーーー引用以上

もう、中国も引くに引けなくなったんだろうな。
結局、世論だけ見ると大半が中国も日本も目くそ鼻くそ、と言ったところか。
ここが落としどころでしょう。

だけども、フジタの社員を拘束して…ってのは、一体真相はどうなんでしょう?
中国政府が関与してないのは恐らく間違いないんでしょうが、前も後ろも見失ったどこかの人間が「私刑だ」とか抜かして引っ捕らえたんでしょうね。理由はいくらでも後付けできますから。

中国もいよいよ経済的に「発展途上国」なんて言葉を使うのは躊躇われるような水準に達していますし、何よりも体面を重んじる人々ですから、自分たちからそのような発言をする機会は減っていくでしょう。

中国も変わりたいんでしょうな。いい加減。
だけど、自分たちのまいた種(=人民への偏向的教育)が大きな実をつけてしまったが為に、その機会を逸してしまっているようです。人民をコントロールするはずの中国政府が逆に人民にコントロールされているようにさえ思います。そらそうでしょう。体面を重んじるあまり、文民統制が取れていないなんて対外的に思われたら国辱ですからねぇ。

なんにせよ、日本が大人の対応をしたのは間違いないし、アメリカから「尖閣諸島の件に関しては協力する」という言葉を引き出したのは大きかったと思います。これだけでも大きな成果と言えなくもないんでは?日本国民も防衛に関しては理想論、精神論、強硬姿勢だけではうまくいかないのだと言うことを考える良い機会なのではないでしょうか。個人的に民主党は好きではないですが、前原さんはよくやったと思います。総理大臣や官房長官は何もしてないですけどね。

兎にも角にも丸く収まって欲しいものですな。まぁ…あと2,3悶着くらいはありそうですけども。

追記:中国へのODAはそろそろやめにしませんか?>日本政府

以上。

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