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2010年5月29日土曜日

世界の音楽。

ずいぶん前からなんですが、特殊な楽器を使うバンドなどをいろいろと物色してまして…。
特殊というと変な言い方ではありますが、本来の使い方とはちょっとずれた…とでも言ったらいいのかな。

まずは、モンゴルの古典楽器バンド「Altan Urag」。
かなりかっこいいです。
少々リズムが単調かも知れないが、いまの「売れてる音楽」よりずっとマシ。



馬頭琴、口琴(ムックリ)、ホーミーなどを駆使したオリエンタルなサウンド。
いいですねぇ。


「Altan Urag」には日本語の情報が少ないので、英語版Wikipediaを見てみると…。
「Altan Uragはモンゴルのフォークロックバンドで、『モンゴルの文化を世界に紹介する』『伝統的な音楽をモンゴルの若者に広めていく』というコンセプトの元、2002年に結成されました。」…とある。日本で言う「三味線とロックの融合」みたいなものね。


正規ルートにて国内でCDが買えないことが残念です。
フジロックにも参加したことがあるんだって。見に行きたかったなぁ。

お次は、チェロでメタルを演奏するというコンセプトのバンド「Apocalyptica」。
スラッシュメタル御三家のひとつ、Slayerの名曲「Angel of Death」をチェロ4本のみで演奏してます。



原曲はこちら。



いやあ、メタルっていいですねぇ。
いわゆる「様式美」ってやつで、プロレスにも通じる観客とパフォーマーの「あうんの呼吸」とでも言いますかね。
「来た来たー!!」って雰囲気。

同じチェロを使った「本来の使い方」はこちら。



Apocalypticaの面々は、実はフィンランドのシベリウス音楽院という、日本で言えば「上野」レベルの音楽大学を卒業した、文字通り超一流の演奏者で、メタリカ好きの彼らが学内イベントで演奏したところ、ヒジョーに受けが良かったので、学外で演奏した会場の観客に関係者がいて…っていう流れらしい(Wikipediaより)。つまり、彼らもバッハのAirなんて余裕で演奏できるんですよ。ただ、彼らの「チェロでメタルを演奏する」ってコンセプトが面白いし、才能を感じるところなんですよね。そういうところがかっこいいなぁ。

最後は「Cal Tjader」。ジャズでヴィブラフォンなんて別に変でも何でもないんですが、個人的に大好きなんで。
コンガの人がアツイ!ベースの人はクール!ローズの人は渋い!ドラムセットが小口径でクラブジャズ(?)!で、カル・ジェイダー本人は楽しそうだ。



もういっちょう。
「黒いオルフェ」。



夏にうってつけのクールなラテンジャズ。
こんな音楽を聴きながらドライブなんて乙ですな。
また、こんな音楽をやってる店があったら行ってみたい!

というわけです。

以上。

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