ちょっと気になるニュースがあったので。
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EVの「ゼロスポーツ」破産へ=郵便会社から契約解除
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EVの「ゼロスポーツ」破産へ=郵便会社から契約解除
時事通信 3月1日(火)21時0分配信
電気自動車(EV)ベンチャーのゼロスポーツ(岐阜県各務原市)は1日、岐阜地裁に破産を申請すると発表した。負債額は約11億8000万円。同社は昨年8月、日本郵政グループの郵便事業会社との間で集配業務用のEV1030台を納入する契約を約35億円で締結。量産を開始したが、納期遅れを理由に今年1月に契約を解除されていた。
契約解除により2月に違約金約7億円の請求書が届いたという。これに伴い、金融機関から借り入れの返済を迫られ、資金繰りが急激に悪化した。
契約解除により2月に違約金約7億円の請求書が届いたという。これに伴い、金融機関から借り入れの返済を迫られ、資金繰りが急激に悪化した。
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ゼロスポーツと言えば、スバル乗りの間では有名な会社。排気系の触媒やマフラー、各種パーツなどの販売で、レガシィやインプレッサ、フォレスターといったスバルの車のカスタマイズ愛好家より支持を得てきた。先日には静岡に社長が来訪し、講演会を行っていった。車社会の現状、そしてこれから…というテーマを軸に、自社の姿勢からベンチャーという立場で何ができるか?ということを熱く語っていらっしゃった。そんな会社が倒産してしまった。
記事を読む限り、その契約の内容がどうだったかまでは分からないが、まあ…納期を遅らせる方が悪いことは言うまでもないことである。だが、日本郵政だって、配達の遅れなどいくらでもあったではないか。先日だって、日本通運との宅配便事業統合に係る配達の遅れが大きな問題になったばかりである。そんな日本郵政が、果たして配達の遅れによる損害賠償を行っただろうか?自分たちには甘く、他社には厳しい。何だかおかしくない?
詳細を知っているわけではないので、推測で綴るしかないのだが、どうにも違和感を感じてしまう。どちらの肩入れをするわけではないが、遅れたのは悪いことだし、それに対して「違約金」という形で支払い義務が生じるのは致し方ないことだろう。だが、ベンチャーに7億円というのは少々大きすぎやしないか?このベンチャー企業がそこまで自信満々だったのか?それともこの契約自体があまりにも日本郵政に有利な一方的契約だったのか?何とも言いようがないが…。
いずれにしろスバルファンとしては残念な限りである。
以上。
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