今日の静岡について。
未明から、信越地方の地震と思われる揺れが数回感じられた。今度は長野かよ…と思って、気象庁の地震関連で震度を確認すると震度6強とのこと。オイオイ…。
結局、この地震と三陸沖との関連は分からずじまい。専門家が「関係があるのではないか?」と言っていたが、真偽のほどは判断できず。そうだよなぁ。余計なこと言えないよな。
昼間は至って平穏。しかし、地震のニュースをTVで見ると、現場の凄惨さに目を覆いたくなる。これが夢であってくれたなら、と何度思ったことか。
午後4時頃、灯油を買いに市内を運転する。普段の土曜日とあまり変わらない印象。国道1号線も通行止めが解除されて、ほぼ平常時と変わらない。ただし、やはり「輪番停電」を気にしてか、ガソリンスタンドで灯油を買い込む、自分と同じ立場の人が多かったかな?という気がした。どこのスタンドも人が多かった。
午後5時頃、帰宅。東北に自宅(実家)がある、または現在近くに住んでいる仲間と全員連絡が付いた。みんな、家族は無事らしい。本当に良かった。思わず泣けてくる。恥ずかしながら。
TVをつけると1F(福島第1原発)の話でやばいことに。車に乗ってる最中ラジオでも放送されていたが、1号機の外壁が吹っ飛んだらしい。最悪の事態が頭をよぎる。ずっと電気を勉強してきた人間として、本当に痛ましい事故である。今自分に出来ることは何もない、と言い聞かせて、とりあえずごはんを食べる。
午後7時過ぎ、停電の心配があるので、早めに風呂に入る。節約のため、ドライヤーは使わなかった。抜け毛が心配だが、自分の髪と東北の人たちの生活を秤にかけることなど出来ない。タオルでこれでもかとドライしたあと、さっさと布団に潜り込む。
午後8時。原発の外壁崩落が「水素爆発」だというニュースを読む。燃料の格納容器は無事とのこと。情報が錯綜する中、全てを鵜呑みにすることは出来ないが、もし本当ならば、ひとまずは最悪の事態を回避することが出来たということだ。だからといって、燃料の冷却を怠れば、同様の事態が再び発生しかねない。現在は海水の注入が行われているらしいが、これによって、1F1号機は廃炉になってしまうだろう。致し方なし、との専門家の見方もある。
暖房無しは致し方ない。そのまま寝てしまって今に至る。お酒など、とてもじゃないが飲めるような気分ではない。それに、いざという時は車がないと不便である。避難に車は使えないが、判断力を鈍らせないためにも、数日は禁酒を断行しようと思う。
以上。
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