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2010年11月6日土曜日

この前の

「かんべえ」さんの記事より。
http://tameike.net/

以下引用「2010年11月5日記事」----------------------------

○例の件についてですが、私のところに入ってくる情報を総合すると、だいたい以下のような次第なんじゃないかと思えるんですよね。まあ、間違っているかもしれませんし、未確認情報を元にした裏の取れてない話です。その点はくれぐれもご注意の上、お読みください。

「あの漁船の船長さん、日本じゃ軍人だとかスパイだとか言って騒いでますけど、そんなにたいした人じゃないですよ。衝突時点では、手ひどく酔っ払っていたらしいし。そもそもあの海域には入っちゃいけないと、漁師たちにはきつく言ってあるんです。ところが、最近のご時勢では『その筋』の威光が通じない。何よりも金儲けが優先する世の中だから。漁師たちは、少しでも魚が取れるところへと行ってしまう。そうでなくても重要な人事の季節を控えて、対日関係には慎重でなければならない時期だったのに、あんな事故が起きてしまって党は大迷惑ですよ」

「尖閣諸島については鄧小平の遺訓があって、後世に委ねるってことになっている。だから党としても、日本の実効支配を暗黙のうちに認めてきた。とはいうものの、あそこは自国の領土だと言わなければならない。意外と知られてないことですが、尖閣諸島は自分のものだと最初に言い出したのは、中国ではなくて台湾なんです。だから台湾向けにも、そう言う必要がある。苦しい立場なんです。その点は日本側も分かっていて、中国の面子をつぶさないように気を使ってきた。あの小泉首相でさえ、強制送還だったんです。この辺は、日中の外交当局が『口伝』で伝えてきた門外不出のノウハウでした」

「ところが日本側の政権交代で、そのノウハウが途切れてしまった。民主党の政治家も、もうちょっと官僚の言うことに耳を傾けてくれればいいのにね。日本政府が『国内法に基づいて処理する』と言いだしたんで、中国側は大慌て。こんな状態で『918』を迎えたら、それこそ大変な騒ぎになってしまう。しかも今まで、ナアナアで尖閣諸島に対する日本の実効支配を認めてきたことが、国内向けにバレてしまう。そうなりゃ党の面目は丸つぶれです。だからこそ全力を挙げて、船長釈放に向けての努力が始まったんです」

「あらゆることを試しましたよ。しまいにはレアアースを禁輸し、フジタの社員を捕まえました。何より心配だったのは、船長が折れてしまうことでした。強いて言えば、日本側の失敗はあの船長を接見禁止にしなかったことですな。中国大使館の人間が会いに言ってネジを巻いたら、本人は英雄になれると思って頑張っちゃった。そして実際に釈放されたら、国内にはただちに英雄扱いですよ。でも、今では軟禁状態になってる。下手すると何を言うかわかんないから」

「とにかく理解してほしいのは、中国において対日問題は内政問題なんです。扱いを間違えたら、即座に失脚する。中国で失脚と言ったら、一族郎党の生命財産が危うくなるという、文字通りの命懸けですからね。選挙に落ちて、それで済む日本の政治家とは覚悟が違うんです。例えば温家宝首相は、今とってもビミョーな立場なので、対日問題にはどうしても腰が引けてしまう。だから日中首脳会談をドタキャンしたりする。本当であれば、ナンバーツーである首相は、国家主席の踏み台にならなければならないのに」

「正直に言うと、この件は早く忘れたい。粛々とG20とAPECを終わらせて、何事もなかったかのように日中首脳会談を終わらせてホッとしたい。ところが、胡錦濤主席が国際会議に出席する直前に、あのビデオが流出してしまった。これでは胡錦濤主席が、日中首脳会談に出るか出ないかで悩まなければならない。引退を2年後に控えて、どうやって権力基盤を維持するか腐心しているこのタイミングで・・・・」

「そもそもフジタの社員を解放したのは、あのビデオを公開しないことが交換条件だったんですよ。それが全部蒸し返しになってしまう。ホントにこれは故意ではないんですか。中国を困らせるために、練りに練った悪意でやってるんじゃないのですか。それにしても、日本とは何としたたかで悪辣な外交を仕掛けてくるんだろう・・・・」

引用以上----------------------------

恐らく、中国側の視点からのお話だと思いますが…コレが本当だとすると、結局日本人も中国人も、うわべだけの情報で騒いでいるんだな、ってことになりますな。何が本当で何が嘘か、全く分からない世の中になりましたな。ただ一つ言えることは、単一局のテレビや新聞は、その社風がそのまま政治的意見として紙面に反映される風潮から、多くの選択肢を持つネットなんかよりもアテにならないって事です。特に情報を鵜呑みにし易い人たちはね。取捨選択に則した情報収集が出来るなら、ネットは大変有効なツールだと思います。それが出来ない人には、ネットというツールは危険すぎて、使うべきではない…とさえ思えてしまいます。かくいう私も人に影響されやすいタイプなんで、科学技術系の情報以外はほどほどに疑心暗鬼の目を持って読むようにしておりますけれども。

以上。

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